JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

読響サマーフェスティバル「真夏のコバケンスペシャル」

2011-08-25 | 音楽
読響サマーフェスティバル2011 「真夏のコバケンスペシャル」

読売日本交響楽団

≪リスト生誕200年記念≫
リスト 交響詩「前奏曲」
リスト ピアノ協奏曲第1番

≪マーラー・イヤー・プログラム≫
マーラー 交響曲第1番「巨人」

指揮 小林研一郎
ピアノ 金子三勇士

また、ド素人がクラシックコンサートに行きました。
読売と名の付くものは極力敬遠しようという人間が、しかも読売の巨人だなんて・・・
いやいや、音楽は関係ないのです。

マーラー「巨人」は一度は生で聴いてみたかったし、リストの演目も好ましいので前売で。
サントリーホールは3回目だけど、今回は初めて2階席。RAの席は左側演奏者が良く見えて、これもまた良い。

この8月から読響特別客演指揮者に就任した小林研一郎氏
この人の良さそうなおじちゃんが中腰でタクトをフルフルと振る様が楽しい。



1曲目の「前奏曲」のヴァイオリンの短い音で出だしてくれちゃうだけで、やっぱり来て良かったと思う。
2曲目の「ピアノ協奏曲第1番」ピアノは若干21歳の金子三勇士氏(ミュージと読む、いかにも音楽一家の子ですね。どうせなら三遊士にすれば尚良い
クラシックピアノも良いもんです。RA席だと雛壇が自動昇降してピアノをステージ中央に速やかに運ぶ様子なんかも良く見える。
そんな事で嬉しがっている、まるでお上りさん状態。
しかし、この曲でのトライアングル・・・・かっこ良すぎでしょう。

休憩を挟んでお待ちかね、マーラー「巨人」
この1番と5番を聴けばあとはもういいというくらい好きな交響曲。
第一楽章のかっこうもプログレっぽくて良いですな。
第三楽章でのマルティン兄さんでは、でんでんの顔を思い出しちゃったりもしますが・・・
最もポピュラーなフレーズが第4楽章というのも良いのです。
いや、盛り上がります。
勇気が湧くような、勝利を讃えるような歓喜の震えがきちゃいます。
ブラボー!感動しましたよ。
あれ?あんだけ良いと思ったリストが全部、吹っ飛んじゃったな。

マーラー5番と1番を聴いたらクラシックは当分良いかなとも思いましたが、また来たくなりました。

やっぱ生マラの生巨人はええわ!

赤坂 サントリーホール

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