久し振りにHero-Nと図書館に行って、何冊か絵本を借りてきました。
帰り際、Hero-Nが最後に選んできたのがこれ。
「どうしてこれにするの?」
「あかちゃんが出てくるの可愛いから」
表紙だけ見ても面白そうなので帰って早速2人で読みました。
「たいへんたいへん、あかちゃん、まって!」
THE DAY THE BABIES CRAWLED AWAY
ペギー・ラスマン さく・え
たが きょうこ . . . 本文を読む
映画行きすぎ。自粛せねば・・・
シネマヴェーラ渋谷は素晴らしいですね。今度は監督生活50周年の鈴木清順の作品をなんと48作品も上映。
といっても一世風靡した「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」と他には「肉体の門」、今年オールナイトで見た「殺しの烙印」くらいしか見てない鈴木清順。その清順美学って奴には興味ある。
でも知識が少ないのでどの映画を見ればよいかわからない。
小林信彦が「日本映画史上もっ . . . 本文を読む
またしてもタイムスリップ物です。
今や、タイムスリップはエンタテイメントに欠かせない要素。読み手もすっかり慣れてしまって、小説世界では日常茶飯事。ごくごく当たり前に受け止めちゃいますね。
宮部みゆきさんの本は3冊目。相変わらずリーダビリティに優れ新幹線で移動があったので、あっというまに読了。
面白いのは予備校生が226事件の時代にタイムスリップしてしまうが、受験勉強では現代史は必要ないので、ま . . . 本文を読む
「赤い天使」1966年 大映
名コンビだけあって、今回の特集選りすぐって観た作品は若尾文子特集といった感じ。
若尾文子のナース・プレイの評判で期待して観たのだが、
これは実に秀逸な戦争映画でした。
あらすじはgoo映画などで確認してくださいね。
岡部軍医(芦田伸介)が西さくら(若尾文子)に静かに語る科白の一つ一つが戦争の悲惨さ、無意味さを表わしていて印象深いです。
忘れたい事が多すぎると . . . 本文を読む
今回の特集で一番のお目当て「赤い天使」を観て来ました。もう1本は「清作の妻」
なんとも重たい、重たすぎる2本でした。
「清作の妻」1965年 大映
またしても若尾文子がとんでもない愛の姿を見せます。
「妻は告白する」で川口浩は元婚約者から「本当に人を愛したのは奥さんだけよ」と責められていましたが、「本当の愛」などには関わらない方が良いし、ほとんどの人は本当の愛なんて知らない。だからこそ映画 . . . 本文を読む
スケジュールの都合であきらめていたが、ポッカリ開いた。一度あきらめていた物だし、昔テレビで見たことのある2作品なので、止しておこうと思うものの・・・
やはり60年代の岸田今日子という誘惑に負けてしまった。
「卍」1964年 大映
思った通り岸田今日子の映画でしょう。悪魔のような妖女、若尾文子(光子)よりもその光子に翻弄される、ねぇちゃん園子の魅力全開。感情の起伏激しい関西弁も良いです。
谷 . . . 本文を読む
「第三の男」といえばあまりにも有名な映画だけれど、私は観ていません。また、その内容のかけらも知りません。
それでも、あの、軽妙なテーマ音楽は良く知っています。近所のスーパーでも頻繁にBGMとして使われていますし。音楽だけは良く知ってますよと言う人は私だけではないでしょう。それほどまでにも有名な曲ですよね。
音楽の良い事は好きな映画のかなり重要な要素。一度「第三の男」は観たいと思っておりました。
. . . 本文を読む
新文芸座で14日から始まっている「大映映画の鬼才増村保造」特集
映画の情報に気をつけているとこういった企画が目白押しで、東京に居るとその気になれば劇場版日本映画専門チャンネルと化すこともできる。
そうそう足を運べないけど2,3回は行きたいところ。
まずは10月21日(土)
「好色一代男」1961年大映
増村保造の才能に注目していた市川雷蔵は、念願だったこの作品の映画化を増村に託し、自ら . . . 本文を読む
今日、ご紹介するのはHero-Nが夏に幼稚園のプール水遊びで使った水鉄砲。
といっても洗剤容器におかあさんがウルトラマンコスモスを描いてくれたんですが・・・
年小の時に作ったもので、年長まで使ったのかしら。
スポーツクラブのプールでは水遊びから水泳にレベルアップしていたけれど・・・
Hero-Nの原体験ウルトラマンはウルトラマンネクサスで、残念ながらウルトラマンコスモス放映は生まれる前。ウル . . . 本文を読む
山田風太郎のミステリにハマっていたけど、忍法帖はまだほとんど手を付けていない。「魔界転生」をずいぶん昔に読んだっきり。
忍法帖の中でもやっぱり「くノ一」は必ず読まねばと思いつつ放置しているうちに先月「異形、妄執の人々」で先に映画「くノ一忍法」を観てしまった。
遅ればせながら読みました。噂通りあの映画はかなり原作に忠実だったのですね。
数あるくノ一物の中での正統派くノ一映画というわけですね。
映 . . . 本文を読む
立川流顧問として談春七夜には毎夜出現していたのでしょうか。中入りでの書籍販売。小柄でハットを被った方がちょこんと座っておられた。それが著者で、サインをしてくれるという。
ミーハー根性が疼いて衝動的に購入していた。
吉川潮氏は「芸人奇行録 本当(マジ)か 冗談(シャレ)か」(文庫版では「突飛な芸人伝」と改題)を即買いして読んだ。なにしろ取上げる芸人が魅力あふれる人々だったので。
今回の本は鑑定帖 . . . 本文を読む
久し振りに大型書店を徘徊していたら、こんな本を見つけたよ。
快楽亭ブラック監督「四谷怪談でござる」や立川志らく監督「SF小町」に出演のAV女優林由美香さんが亡くなって1年が過ぎた。(6月26日)
ファンというわけでは無いので彼女の作品はほとんど見ていないのだが1989年からずーっとAV女優として名を連ね続けた彼女。グラビア等でも随分良くお目にかかった。その全仕事が網羅されている素晴らしい本。思 . . . 本文を読む
現役最年長落語家・柳家小せんさん死去(スポーツニッポン) - goo ニュース
10日に亡くなられたそうです。
最早、小せん師が現役最年長だった事も驚きでした。
月日が経つのは早い物です。
ヨシコさんやセツコは記憶にあるけど、ケメ子は原体験としての記憶はありません。
ちょっととぼけた感じの師匠でした。
聴いていた頃は27年も前で、師匠も60手前で活躍されていました。
生で聴けたネタは以 . . . 本文を読む
急遽、岡山在住の或る老抽象画家のアトリエを訪問する事になった。
病気に罹り、入院手術をするという。
12年前に患い大手術をしたが、今度はまた新規で、2回目となる。
壁や欄間に描いたものが掲げられている。
入って暫くは絵の具の匂いにやられるが、次第に慣れる・・・
仕事場は絵の具まみれですごい状況・・・
前回の手術を機に絵が趣味から道楽へ転じた。
さて、今度は・・・
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「失敗は成功の元」「失敗は成功の母」誰でも知っている言葉だし、誰でも実感した事のある言葉。だが、はたして貴方は、また貴方の会社は、本当に失敗を糧に成功に結びつけるシステム、風潮があるだろうか・・・
畑村洋太郎氏は2004年、六本木の森ビルで起こった大型自動回転ドアの痛ましい事故を機に「ドアプロジェクト」を立ち上げて活動されていた。その活動がNHKの番組に取上げられた時、たまたま見ていて、非常に興 . . . 本文を読む