ずいぶん落語がご無沙汰してしまっているので久し振りに東京かわら版でも立読みしようと書店に行ったら2月号の巻頭インタビューが漫才界の至宝「あした順子・ひろし」だったので即買い。
写真で見るとひろし先生、お歳を召されましたなぁ。
それもそのはず86歳、お元気です。
最近は寄席に行ってもロケット団、遊平・かおりが多くてなかなか順子・ひろしの芸に出会えない。
一番寄席に行っていた頃(昭和54年ころ)には . . . 本文を読む
EDWARD SCISSORHANDS
怪獣っていうか、まあ、人造人間です。
ティム・バートン=ジョニー・ディップ6度目のコラボレーション「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」しかも今回は傑作ミュージカルの映画化って事でジョニー・ディップが歌ってくれるというのだから、観に行きたい気持ちは充分。されど旧作の探訪に忙しく、このままでは見逃してしまいそう。
ティムとジョニーといえばやは . . . 本文を読む
「唇からナイフ(MODESTY BLISE)」1966年 監督:ジョセフ・ロージー
ピーター・オドンネルの新聞連載の人気漫画『モデスティ・ブレィズ』を脚色したスパイ映画。
60年代もっともSEXYでおしゃれな女スパイって事なので「カジノロワイヤル(1967)」好きの私としては期待してしまうわけです。
ところがいかにもテンポが悪く「カジノロワイヤル」には到底・・・
いきなりSFチックに始まります . . . 本文を読む
映画の記事ばかりになりつつあるのでたまには音楽ネタ。
相変わらずオーディオ環境は整わず音楽を聴くのはもっぱらWEB上だけ。
i-Podとやらは何だか性に合わないので買いません。
ハードロック、プログレシブ・ロック、そしてJAZZを聴いていた身としてはレゲエと言ってもボブ・マーリー、ピーター・トッシュ、ジミー・クリフなどの世界的大御所くらいしか知らなかったのですが、或るレゲエ好きの女性が沢山ジャ . . . 本文を読む
「迷子の警察音楽隊」2007年 イスラエル、フランス 監督:エラン・コリリン
1990年代のイスラエル。空港に水色の制服に身を包んだ男たちが降り立った。彼らはアレクサンドリア警察音楽隊。文化交流のためにエジプトからやってきたが、何かの手違いか出迎えが来ない。自力で目的地へたどり着こうとした彼らは、間違えて一文字違いの別の小さな町に着いてしまう。途方にくれる彼らに助け舟を出したのは、カフェの女主人 . . . 本文を読む
こういう、いたって真面目な映画だって観るんですよ。
戦後、日本の映画界は様々な反戦映画、厭戦映画を製作し映像としての存在をアピールしてきた。それらの作品は機会があればできるだけ観たいと思っている。
「素晴らしき日曜日」「戦争と平和」「また逢う日まで」「きけわだつみの声」「純愛物語」「戦争と人間」「人間の条件」・・・
しかし、戦後も25年にもなると戦争を題材にした娯楽映画が人気を博すようになる。 . . . 本文を読む
石井隆といえば「天使のはらわた」シリーズって事ですが、この作品も「天使のはらわた」だったのですね。
実はロマンポルノをあれだけ観ていながら「天使のはらわた」にはあまり縁が無い。当時、劇画が元ってことで敬遠していたのかしら?
「人が人を愛することのどうしようもなさ」2007年 東映 監督:石井隆
人気女優として活躍する土屋名美。夫の洋介も同業者だったが、落ち目の彼は不満を抱えていつしか若い女優と . . . 本文を読む
Hero-Nが学校で借りてくる本といったら
発見 (栗林さんの虫めがね (1))といった本ばかり。
子供の頃、特別虫に興味を持たなかった私奴も影響されてこんな本を買ってみた。
昆虫にとってコンビニとは何か? (朝日選書)高橋 敬一 / 朝日新聞社(2006/12)Amazonランキング:139115位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Bookl . . . 本文を読む
ラピュタ阿佐ヶ谷「荷風と谷崎」より
「瘋癲老人日記 」1962年 大映東京 監督:木村恵吾
この映画も大昔、東京12チャンネルで見ました。その時、あまりの面白さで谷崎潤一郎の原作まで読んだ。それが谷崎潤一郎との出会いでありました。
アア、早クコンナ老人ニナリタイモノダ。ト思ッタモノデス。
同時ニ金持チニハナレソウモナイシ、コンナ綺麗ナ嫁ヲ迎エル事ハ無イダロウカラ憧レニスギナイトイウ事モ当時カ . . . 本文を読む
「線路と娼婦とサッカーボール」ESTRELLAS DE LA LINEA/THE RAILROAD ALL STARS
2006年 スペイン 監督チェマ・ロドリゲス
グアテマラ・シティーの「線路(リネア)」と呼ばれる貧民街で働く娼婦たちがサッカーチームを結成し、社会問題を提起してゆく姿を追ったドキュメンタリー。サッカーチーム「リネア・オールスターズ」の戦いぶりとともに、メンバーを取り巻く境遇や日 . . . 本文を読む
BBの若い頃の映画を観たいと思ってもなかなかレンタルには置いていない。
そんな中BBの出世作。もちろん監督は当時夫のロジャ・バディム
「素直な悪女」 ET DIEU CREA LA FEMME
1956年 フランス
南仏の避暑地サントロペ。孤児院を出て解放的に気分になっているジュリエット(ブリジット・バルドー)を見た男たちは発情する。ジュリエットを引き取った書店主の老人も庭で日光浴する彼女 . . . 本文を読む
この映画は昔テレビ(当然テレ東、当時は東京12チャンネル)で観た。前後して田村泰次郎の原作も読んだ。ずいぶん昔だ・・・
「肉体の門」1964年 日活 監督:鈴木清順
ラピュタ阿佐ヶ谷 野川由美子特集
60年代を感じる裸の人物画のオープニングタイトルが終わって、野川由美子のパーツのでかい横顔アップ。モンペ姿で浅黒い派手顔の少女。
いづれ焼け跡で娼婦ボルネオ・マヤとなるわけだが、娼婦に仲間入りした . . . 本文を読む
同じ監督が時を隔てて時分の製作した映画をリメイクするのってどういう心境が考えられるだろう。
最近では市川昆の「犬神家の一族」がありますね。(観てませんが)
まずは、前作が失敗作だと思って、それを打ち消したいために作り直す。
あるいは、前作はそれなりの成功だったが、自分自身の成長、または時代の変化、撮影技術の向上によってより良い作品を作る事に意欲が湧く。
キャスト、魅力的な女優の登場によって、もう . . . 本文を読む
倉橋由美子訳の「星の王子様」が大人視点ということで読んでみたい、そのためにはまず正統な(?)「星の王子様」を読まなくてはと思っていてのびのびになっています。
自分の中で勝手にイメージを作り苦手な女流であってもこのおばさんの書くものはイケるかもしれないと思ったりしていたわけです。
BOOKOFFの100円コーナーで見つけて購入
童話の残酷さを前面にリメイクというジャンルの走りですね。
あとがき . . . 本文を読む
昨年フィルムセンターでウズベキスタン映画祭が行われていた。
何本か興味深い作品があったものの結局1本も観に行く事ができなかった。
これはウズベキスタン映画でも特に有名なSFファンタジー(但しユルいよ)
「UFO少年アブドラジャン」
ABDULLADZHAN, ILI POSVYASCHAYESTYA STIVENU SPILBERGU
1991年 ウズベキスタン 監督:ズリフィカール・ムサコ . . . 本文を読む