「ナチスと映画Ⅲ 忍び寄る全体主義の恐怖」
「ドイツ零年」
第二次大戦直後のベルリン。病気の父と無職の兄に変わって働きに出た少年・エドムントは、元担任教師に出会い、彼のナチ思想に感化されるが・・・。 . . . 本文を読む
「スパイナル・タップ」
架空のヘビーメタルバンド「スパイナル・タップ」の全米ツアーの模様を、実在するアーティストのパロディやロックバンドのあるあるネタ満載で描き、現在もカルト的人気を集めるロックコメディ。 . . . 本文を読む
「死刑執行人もまた死す」
戦時下のプラハ。「死刑執行人」の異名を持つ司令官ハイドリッヒが暗殺されたことから、ナチスは無差別報復を始める。ブレヒトがシノプシスに参加した反ナチ映画。 . . . 本文を読む
「血塗られた墓標」
18世紀のバルカン地方、魔女とみなされ火炙りの刑に処された王女は一族を呪いながら息絶えた。それから一世紀後、人間の血を吸って礼拝堂の石棺から復活した王女は、自分の曽孫にあたる美しい娘に宿り怨みをはらそうとする……。 . . . 本文を読む
「デソレーション・センター」
アメリカの砂漠地帯で開催されている巨大フェス、コーチェラ・フェスティバルやバーニングマンの元祖ともいえる『デソレーション・センター』は、1980年代に初めて南カリフォルニアの荒廃した砂漠で開催された。出演はソニック・ユース、ミニットメン、ミート・パペッツ、スワンズ、レッド・クロス、SRL、サヴェージ・リパブリック、さらにはインダストリアルミュージックの重鎮アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンが参戦。 . . . 本文を読む
「ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代」
20世紀後半のフランスを代表する具象画家ベルナール・ビュフェ(1928‐1999)。刺すような黒く鋭い描線によるクールな描写を特徴とする画風は、第二次世界大戦直後の不安と虚無感を原点とし、サルトルの実存主義やカミュの不条理の思想と呼応し一世を風靡しました。 . . . 本文を読む
「眠る虫」
幽霊って、どこから声を出しているんだろうバンド練習に向かうバスの中、芹佳那子が遭遇したのは、とあるメロディ。歌を口ずさむ 老婆が抱える木箱に興味を惹かれ
た佳那子は、練習をすっぽかして彼女のストーキング を開始。乗客が少なくなっていくバス。夜に包まれた終着駅。名前のわからない街で佳那子がたどり着いた先は――。 . . . 本文を読む
「花火思想」
コンビニでアルバイトをしながら、うだつのあがらない毎日を送っている優介は、夢に出てきた馬の面を被った男のことが頭から離れずにいた。そんなある日、昔組んでいたバンドのベーシストだった幸雄と出会うが、それは忘れようとしていた過去との再会でもあった。恋人が拾ってきた不気味な人形、ホームレスの船田、馬の顔、聴こえない音楽……。 . . . 本文を読む