「ベイビー・ドライバー」
天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー、“ベイビー”。そんな彼が最高のテクニックを発揮するための小道具は、完璧なプレイリストが揃っているiPodだった。子供の頃の事故の後遺症で耳鳴りが激しい“ベイビー”だったが、音楽にノって外界から完璧に遮断されると耳鳴りは消え、イカれたドライバーへと覚醒する。
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「夏の娘たち~ひめごと~」
山あいの小さな町に直美は養父の最期を看取りに戻って来た。義理の弟・裕之との再会はふたりのあいだに秘密の過去をよみがえらせる。彼らは姉と弟の関係を越えて男女の仲に至っていた。裕之への愛を再燃させた直美だったが、やはりこの町に戻って来た幼なじみの義雄を前に思いは乱れる……
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花咲徳栄・岩井監督 埼玉県勢初Vに感無量「つらい道を一歩一歩よく駆け上がってくれた」
◇第99回全国高校野球選手権大会決勝 花咲徳栄14―4広陵(2017年8月23日 甲子園球場)
花咲徳栄(埼玉)が広陵(広島)を14―4で下し、埼玉県勢初の夏優勝を勝ち取った。
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「ドゥミとヴァルダ、幸せについての5つの物語」
「天使の入江」
パリの銀行。退屈な日常。ハンサムな青年。南仏のリゾート。放蕩。いわくありげなブロンドの美女…。 ニースの美しい保養地、通称“天使の入江”のカジノを舞台に、ギャンブルに魅せられた男女の、エレガントでデカダンな夏の逃避行を描く愛のドラマ。二人を繋ぎとめるのは、ルーレット任せの偶然?それとも、愛?
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「新藤兼人平和映画祭」
「日本のいちばん長い日」
昭和20年8月、ポツダム宣言受諾に紛糾、対立する閣僚と軍部、徹底抗戦を主張する青年将校たち、御前会議を経て玉音放送をおさめたレコードをめぐる攻防。運命と激動の一日がスリリングに描かれる。
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「vivid:日活文芸映画は弾む」
「競輪上人行状記」
競輪に狂って寺を失い、なお競輪を捨て切れず、予想屋となって辻説法する破戒僧のふてぶてしい生き様をユーモラスに描いた大快作。原作は作家・スポーツ評論家にして浄土宗の僧侶でもあった寺内大吉の小説「競輪上人随聞記」
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NO JOKE
21世紀で最も重要な写真作家の一人に数えられる南アフリカ在住の写真家ロジャー・バレンと、デジタル加工による前代未聞の人体フォトコラー ジュ作品で世界的な話題を呼ぶニューヨーク在住の写真家アスガー・カールセンの二人が、海とタイムゾーンを越えて芸術的なピンポンを繰り広げたことによって産声を上げた革新的なコラボレーション作品..
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「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」A FOND/FULL SPEED
整形外科医のトムは夏休みを迎え、家族でバカンスに出掛ける。最新テクノロジーが搭載されているという真紅の新車に、妊娠中の妻ジュリア、9歳の娘リゾン、やんちゃな7歳の息子ノエを乗せて出発する。意気揚々とハイウェイを進むトムだったが、突如として車のブレーキが利かなくなって時速160キロメートルで暴走。さらに、役立たずな警官や追走してくる男との遭遇、後部座席に潜む謎の存在によって一家は大混乱に陥っていく。
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「デビュー35周年記念 原田知世映画祭 映画と私」
「紙屋悦子の青春」
敗戦の色濃い昭和二十年・春。紙屋悦子は、鹿児島の田舎町で兄・安忠、その妻・ふさと暮らしていた。そんな彼女は密かに兄の後輩、明石少尉に想いを寄せていた。ところがある日、兄は別の男性との見合いを悦子に勧めてきた。相手は明石の親友・永与少尉で、明石自身も縁談成立を望んでいるらしい。 . . . 本文を読む