昨年に続き、人間ドック帰りに寄席へ・・・
三三の出に間に合ったので・・・
お目当ては三三、正朝。
場内超満員。
どうした?団体でもあったか?2月の平日昼席でこの入り?
昔から何度も末広亭に来ているけど、実は2階席は初体験。
目線が変って新鮮。
昼の部
ホンキートンク 漫才
柳家さん吉 「千早ふる」
古今亭志ん弥 「しわい小噺」
伊藤夢葉 奇術
柳家小さん 「長屋の花見」
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「原作 大藪春彦 ハードボイルドワールド -砂塵と硝煙の果てに」より
「野獣死すべし」1959年 東宝 監督:須川栄ニ
伊達邦彦(仲代達也)は大学院の学生。ハードボイルド文学の杉村教授のアルバイトをする傍ら、論文をアメリカのある財団の主催するコンクールに出して留学の機会をねらっていた。秀才、勤勉、誠実というのがもっぱらの評判だ。サッカーで鍛えた強靭な体、巧みな射撃術、冷徹無比な頭脳。その彼に完 . . . 本文を読む
「原作 大藪春彦 ハードボイルドワールド -砂塵と硝煙の果てに」
「みな殺しの歌より 拳銃よさらば!」1960年 東宝 監督:須川栄三
刑務所帰りの衣川恭介の兄耕三が、田辺という男に呼び出され何者かに轢き殺された。兄の残した財布の鍵でロッカーをあけた。そこにはドイツ製の拳銃ワルサーP38があった。若い獣が欲望と裏切りにうごめく男たちを追い求め殺虐を続ける・・・
当時24歳の寺山修司が脚本だそう . . . 本文を読む
「すみれ人形」2007年 監督:金子雅和
すみれ(遠藤裕美)は兄、文月(小谷健仁)に片方の腎臓を与え退院した日に猟奇事件に巻き込まれる。右腕だけを残して失踪。
5年後、文月は寂れた寄席で、夜な夜な奇妙な腹話術人形劇を演じるようになる。
腹話術師のかたわら妹を探し続ける文月は、ある日偶然訪れたストリップ小屋で、すみれの 面影を強く感じさせる美しい女、蜜子(山田キヌヲ)を見かける。
幼馴染みです . . . 本文を読む
おっと、旧作ばかり追っかけているのでまたしても危うく観たい新作を逸するところであった。というわけで、やっと観てきました。
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」2007年 アメリカ 監督:ティム・バートン
期待通りのダーク・サイド・オブ・ティム・バートンって所。
これまでも少しブラックなファンタジーで何度も魅了してくれたティムがついにスプラッタ・ホラー・コメディを作り上げてしまいまし . . . 本文を読む
シネマヴェーラ 「特殊学園Q」より、またラスト1本滑り込み。
「夢野久作の少女地獄」1977年 日活 監督:小沼勝
大人の醜さを知る優等生ご令嬢アイ子(飛鳥裕子)と少し変わり者の歌枝、通称「火星ちゃん」(小川亜佐美)。対照的な二人の女子学生はやがて同性愛の関係を結ぶが、校長が火星ちゃんを無理やり犯したことで、彼女達の大人への復讐劇の幕が切って落される。
夢野久作の短編集「少女地獄」から「火星の . . . 本文を読む
1984年4月から3年間、朝日新聞朝刊家庭面に連載されたシリーズを基に編じたもの。正月から少しづつ読んでいました。
読む機会を逃してきた、または懐かしい小説や本をもう一度という読者のため、古今東西の名作を目ききの方に手引きしていただこうという企画。
連載中は他に聴く、見るという項目で音楽や映画にも触れていたよう。
書評とか紹介文を読むのは結構好きで、待合で手に取る週刊誌など、書評欄だけ片っ端から . . . 本文を読む
下北沢から駆けつけシネマヴェーラの「特殊学園Q」ラスト1本
「あなた好みの」1969年 大映 監督:湯浅憲明
父・権作(判淳三郎)が経営に乗り出した花嫁学校の教頭に任命された武志(川崎敬三)だが、実は大の女嫌い。女に囲まれて暮らせば、結婚してくれるだろうという祖母(飯田蝶子)のおせっかいにより任命。事務員・えみ子(渥美マリ)をスパイとして、結婚相手に相応しい学生を調査させ…。学園もの、歌謡もの . . . 本文を読む
今回の食玩「ウルトラマン対決セット」についに円盤生物ノーバが登場。
待望のノーバって感じですが、レオのノーバじゃなくってウルトラマンメビウス版(違いは判りませんが・・・)
レオとのカプリングならなお良かったんだけど・・・
それにしても早くレオが観たい。まだレンタル解禁にならないのでしょうか?近所の店には並んでいません。
ウルトラマンレオ、円盤生物ノーバの回は富山のレンタル屋でビデオを借りて見 . . . 本文を読む
シネマアートン下北沢
「原作 大藪春彦 -ハードボイルドワールド- 砂塵と硝煙の果てに」より
「拳銃残酷物語」1964年 日活 監督:古川卓己
これは大藪春彦の「ウィンチェスターM70」が原作。
大藪春彦デビューは中学生の時、この「ウィンチェスターM70」でした。
ハードボイルドや乱暴なアクションには無縁の気弱な少年でしたが、こいつは衝撃でしたね。何しろいとも簡単に次から次へと人が射殺されて . . . 本文を読む
舞台が昭和43年の赤羽。懐かしい風景を楽しもうと思い借りました。
「喜劇 駅前開運」1968年 東京映画 東宝 監督:豊田四郎
シリーズも後半、これは第22作目
終戦時の東京でヤミ屋をやっていた孫作(判淳三郎)、次郎(フランキー堺)たちは、今では赤羽の商店街のレッキとした店の経営者。目下、商店街の人たちの懸案は、街の真中に建設中のゴミ焼却炉で、孫作や次郎たちはコンサルタント森田徳之助(森繁久彌 . . . 本文を読む
92歳市川崑監督死去、最後まで創作意欲(日刊スポーツ) - goo ニュース
いろいろな信頼できる筋(ブラック師、下衆師)が絶賛なので、やっぱり観とかなきゃ、という事で奇しくも特集上映中の神保町シアターに駆けつけました。
「鍵」1959年 大映 監督:市川昆
谷崎文学の中でこれまた何度となく映画化されている「鍵」
ブッタマげの奇天烈映画でした。市川昆凄すぎです。
谷崎原作で文芸映画に分類され . . . 本文を読む
おー!先週の木曜日はバレンタインデーであったか。
ちっとも気づかなかった。
今年もおばあちゃんからプレゼントが届いた。
Hero-Nのもらったチョコは今年もウルトラマン。
ULTRAMAN SERIES 3D CHOCOLATE
ピラミッド型のパッケージもカッコ良い。
開けると・・・
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邦題「現金(ゲンナマ)に体を張れ」
原題「THE KILLING」 1956年アメリカ 監督:スタンリー・キューブリック
ジョニーは出所したばかりにも関わらず、競馬場の売上金強奪を企み仲間を集める。周到な準備の末、いよいよ決行の時が来るが、計画が成功したかに思えた瞬間、思わぬ展開がジョニーたちを待っていた……。ライオネル・ホワイトの原作『見事な結末“Clean Break”』を、S・キューブリッ . . . 本文を読む
鼻/外套/査察官 (光文社古典新訳文庫)
また新訳文庫です。しかも、今回はロシアの古典ゴーゴリを落語調に訳したてんですから、
「鼻」は柳家三三くんの朗読まで聴いちゃって、10倍楽しめました。
落語口調というだけで決して落語ではない、地口の部分が多いですから。
通常訳を読んでいないので解りませんが、とても落語感覚のある話で興味深いのでした。
無精床のイワン・ヤーコヴレヴィッチが着ている燕尾服の描 . . . 本文を読む