ダンシング・ヴァニティ筒井 康隆Amazonランキング:2581位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog
筒井先生の新作は「中毒必死の乱調小説」って事で、ソフトカバーなので久し振りに単行本で購入。
筒井康隆というえどもあまりに実験小説すぎると鼻に付く時もあるんですが、単に実験小説に留まらない名作を幾つも作ってきてくれた。
これも御多分 . . . 本文を読む
シネマヴェーラ 「若松孝ニ 大レトロスペクティブ」より
「秘花」1971年 監督:若松孝ニ
心中に失敗し生き残った女(立原流海)と、死を覚悟して遠くの町までやってきた若い男女(吉沢健、横山リエ)が、廃船の横たわる海辺で出会う。
これは今まで観た今回の特集の中で一番正しくピンク映画している作品でした。
とはいえ若松ピンクですから欲情をそそる事もなく見れちゃうんですけど。
音楽もとってもメロでドラ . . . 本文を読む
まずは家の前の1本桜。
3月29日(土)
今年、我が家はレジャーシートは使わず散策移動型の花見としました。
団地、動物公園へ下る坂
八幡小学校の坂を下って、このあたりの一番の名所桜並木(桜のトンネル)へ
昨年もここで花見をしました。
緑道公園を通って、自然観察公園入り口の歩道橋を渡ると
先週も遊びに来た島下公園へ
この時期、花粉症が無ければ最高なんですが・・・
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今回の特集で2回鑑賞。
1回目は「壁の中の秘事」との2本立て。この時は体調が悪く辛くて2本目の本作の77分が長くてしょうがなかった。家に帰ると熱が7度6分であった。熱に弱い者にとっては大変な事。途中何度も意識が途切れ眠ったのだけど、後半の映像を見てこりゃ勿体無いぞと思ったので再挑戦。
「裏切りの季節」1966年 監督:大和屋竺
ベトナム帰りの報道カメラマンを主人公にした、戦場で死んだ友人(長谷 . . . 本文を読む
シネマヴェーラ 「若松孝ニ 大レトロスペクティブ」
「日本暴行暗黒史 怨獣」1970年 若松プロダクション 監督:若松孝ニ
徳川さんの時代、2人の盗賊(吉三と庄太)が三千両の強奪に成功、しかし金に目がくらみ仲間割れ、もみ合う中、庄太が吉三を刺し逃走。今では醤油問屋の主に納まっている。吉三の女房と一緒になり、女房は吉三の子供を産み、そのまま死亡。後添えをもらい娘を我が子同様に育てている。一方、吉 . . . 本文を読む
「悪魔の部屋」1982年 にっかつ 監督:曽根中生
これはレンタルDVDでなく、家に所持しているビデオソフトを押入れから引っ張り出してきて久し振りに鑑賞。
笹沢佐保原作の監禁物だけれど久し振りに観ると内容を知りすぎているためかちっとも面白くない。
監禁する人:ジョニー大倉、される人:中村れい子です。
中村れい子の薄情な夫役はウルトラマンネクサス等、今やウルトラシリーズには欠かせない堀内正美。
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シネマヴェーラ 「若松孝ニ 大レトロスペクティブ」
「処女ゲバゲバ」1968年 若松プロダクション 企画制作:若松孝ニ
「ここは日も射さなきゃ人の声もきこえない、真っ暗闇の地下室だったんだ!」二人の男女(ホシとハナコ)が駆け落ちに失敗し、奇妙な処刑の儀式のために荒野へと連行されるが、それを彷徨いながらなんとか「生き延び」た男は、逆に儀式と称した内ゲバ的な殺人ゲームに興じるボス一味を皆殺しにして . . . 本文を読む
普段、「アカデミー賞って何?」といったところで映画を楽しんでいるわけですが、今年のアカデミー賞はかなりエグイと聞き観て来ました。
「ノーカントリー」2007年 アメリカ 監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
人里離れたテキサスの荒野でハンティング中に、銃撃戦が行われたと思しき麻薬取引現場に出くわしたベトナム帰還兵モス。複数の死体が横たわる現場の近くで、200万ドルの大金を発見した彼は、 . . . 本文を読む
「柳家三三と古今亭菊志ん」
お江戸日本橋亭
開口一番 柳亭市朗 「道具屋」
柳家三三 「長短」
古今亭菊志ん 「だくだく」
中入り
古今亭菊志ん 「兵庫舟」
柳家三三 「花見の仇討ち」
精力的に仕事をしている三三。実は病み上がりだと言う。ついこの前まで点滴を受けていたとか。
高座に上がる前に「東京かわら版」を眺めているとこの日は三三、菊之丞、桂平治がそれぞれの会で同時に「花見の仇討 . . . 本文を読む
この日始まったシネマヴェーラの特集は「若松孝ニ大レトロスペクティブ」
観に行きたくて行っても半ば眠ってしまいそうな気がして・・・
昨年観た大和屋竺作品を中心にタイムテーブルとこっちのスケジュールを調整して。
「壁の中の秘事」1965年 若松プロダクション 企画制作:若松孝ニ
予備校生の青年が、団地という閉塞した空間で狂気を帯び始め、家族や、原爆の後遺症を持つ昔の恋人と密会を重ねる向かいの人妻 . . . 本文を読む
甲子園で開会式リハーサル=選抜高校野球、あす開幕(時事通信) - goo ニュース
うっかりしてました。春のお楽しみイベント。最近、野球はこれだけだなぁ。
今年の出場校を見るといくらか古豪の復活が見られ楽しいです。
と、いうわけで今回も恒例の
「あぁ、青春の甲子園」滑り込み投稿参加です。
エントリーNo.253
10点 横浜 (神奈川)
9点 下関商 (山口)
8点 慶応 ( . . . 本文を読む
「地獄の饗宴」1961年 東宝 監督:岡本喜八
コールガールのポン引きをする傍ら、いかがわしい写真を現像し、売りつけていた戸部修(三橋達也)、ある日、新橋駅で拾ったネガを現像してみると、そこには軍隊時代に自分をいじめぬいた鬼教官・伊丹(田崎潤)が愛人(団令子)が情事に耽る姿。写真をネタに強請ろうと伊丹の居場所を突き止めたものの・・・
三橋達也のアクション・ヒーローってなんだか中途半端なような先 . . . 本文を読む
潤一郎ラビリンス〈2〉マゾヒズム小説集 (中公文庫)谷崎 潤一郎Amazonランキング:214808位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog
潤一郎ラビリンスの第2巻は谷崎ならではのマゾヒズム小説集。必読ですね。
「饒太郎」「蘿洞先生」「続蘿洞先生」「赤い屋根」「日本に於けるクリップン事件」の5編。
SMがこれだけプレイとして認識さ . . . 本文を読む
「狙撃」1968年 東宝 監督:堀川弘通
一匹狼、大学の射撃部の名手だった殺し屋・スナイパー松下徹(加山雄三)。だが敵方の凄腕の殺し屋(森雅之)に仲間を殺され、恋人(浅丘ルリ子)も人質に取られ、ついに1対1の勝負の火蓋が切られる事に・・・
大藪春彦の小説にしてもそうだけど、ハードボイルドと切っても切り離せないのが銃への拘り、車への拘り。どちらもあまり関心の無い者にとってはよく解らないので読み飛 . . . 本文を読む
前作公開時は杉本彩の新しい静子の誕生ということで、スケベ心全開でもってシネパトスまで行ったもんです。しかし予想通り杉本彩の静子話題以上のものは何も無く、その続編が出来たからといって、もう関心はうすれちゃっていました。
「花と蛇2 パリ/静子」2005年 東映 監督:石井隆
しかしこれは個人的に前作を上回る評価をしたい作品でした。
前作はダンス得意の美女杉本彩の新しい静子をキャスティングしてS . . . 本文を読む