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JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

霞流一先生

2006-01-29 | Weblog
小学校1,2年の時、同じクラスに「あ」ではじまって仮名10文字の名の子が居て、その子が後に霞流一というバカミス作家の第一人者となるわけです。

仮名10文字の本名ということで「だるまさんがころんだ」を彼の名前に変えて遊んだ記憶があります。(ちなみ「だるまさんがころんだ別バージジョン」で私のお気に入りは「のぎさんはえらいひと」いろいろ地方によって違いがあるようです)


3年生から中学校までは同じクラスにならなかった事もあり、あまり関わりあいはありませんが、私と違ってそこそこ有名人でしたので、いろいろエピソードは伝わってきます。
そんな、彼の小学生時代のエピソード(暴露話か!?、まぁ、名誉を傷付ける物では無いので許して)

作品のあとがきなどから窺えるように、彼のセンスの元は小・中学校時代に培われた事は間違いなさそう。

大人になって、一度だけ彼等仲間の酒席に末席で参加したことがありますが、その話の面白さやセンスにクスクス笑いながら「でも、この笑いって一般的にはうけないだろうな」と感じたものです。

その彼が小学校6年生のとき
学校では卒業文集の制作が佳境でした。
そこで文集のタイトルを何にするか、全児童からの公募で決める事になりました。
例年、校歌の一節から取るのが慣習となっていましたが
卒業生も我々で第10回、そろそろネタきれになっていました。
「風」「広い窓」「富士」などなどは、既に使われていたか?・・・・
私も一生懸命考えて応募しました。(何と言うタイトルを応募したかは覚えていない)

採用されたのは校歌と全く関係ない「若獅子」
これを考えたのが「あ」で始まる10文字仮名の少年。
私は「これはやられた!」と思いました。実に憎いタイトルじゃないですか。

当時、大相撲で貴ノ花(先代・花田満)と同じ二子山部屋に「若獅子」という、蹴たぐりが得意の目の異常に細い力士がいて、私は贔屓にしていたのですが、その力士から命名したかどうかは不明です。

続いて、文集の表紙デザインも公募されましたが、悲しいかな小学生に若獅子を描かせても、そのほとんどは動物園のライオンだったように記憶しています。
そんななか、しっかり獅子を描いた子が居て(これは誰だったか記憶にないけど、上手な絵でした)採用。

黄色の上質厚紙でしっかり製本された文集ができあがった時に、不思議と誇らしく思えたのを覚えています。

「若獅子」という文集に書かれた「あ」始まり仮名10文字少年の文章は残念ながらライオンづくしの文章ではありませんでした。あたりまえか。
多分、探せば何処かにあると思いますがすぐに手許に出てきません。

書評などを伺うと、さんざん貶していて、「でも、そこが霞流一の良さ」というパターンが多いようですが・・・

そんな、作家、霞流一氏。今後の更なる活躍を応援しちゃいます。





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