絵描きの本分

2018-11-01 22:53:15 | 絵画鑑賞、創作

  雨後晴れ。ようやく晴れ間が覗いた。

 プロ野球日本シリーズのおかげで今夜の「リーガルV」は休止になってしまいました。ところでこの日本シリーズの前のクライマックスシリーズって、意味あるんでしょうか? 一年もかけてリーグ戦し、リーグ優勝してるんだから、それぞれのリーグ優勝チームで日本シリーズをやっていた以前のシステムでいいのでは? わざわざクライマックスシリーズなんてやってたら、一年かけて戦った意義が無いと思うのですが。ま、最初から野球にはぜんぜん興味ないのでどうでもいいのですが、長々と試合やられて見たい番組が休止、延長で遅くなるのが困ります。

 野球ともリーガルVとも無関係ですが、最近のいわゆる「アーティスト」って、細いパネル一枚を数千円で売ったりしてるんですね。ま、「ゲージュツ」なんで文句はないですが、そういうのが商売として成り立っているんだとある意味驚きました。あれでいいなら私も”自称”アーティストでパネル販売始めちゃう(笑)。……売れないでしょうが。

 ここから本題ですが、ゲージュツ家を自称する人たちって、根本的に作画量(或いは製作品数)があまりに少ないと思われます。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、ではありませんが、芸術家の本分って、まずは作品を製作することにあるのでは? それがないと、いわゆる”感性”頼みの雰囲気だけになってしまうでしょう。そうかと思えば写真にマス目を引いて写し取っているだけのガカも居たりとなにやらおかしなことになっているとしか思えません。こういう人達って、昔の偉い作家さんの作品を見ているのかな? 本物を見続ければそういう真似はしないと思うので、きっと何も見ていないのでしょうね。絵描きの本分はやっぱりひたすら筆を取って絵を描くことでしょう。絵画は瞬間芸術なので、鍛錬していないと全く腕が動きません。

 ちょっと驚きの品を拝見させて頂いたのでこういう話になっちゃいました