カブ旅〜遠野物語編〜 一日目 宮古、釜石

2024-09-22 16:31:55 | バイク:モーターサイクル

  雨、一時曇り。強風も吹き荒れ、けっこうな悪天候だった。地震の傷も癒えぬ状況で、豪雨被害に見舞われた石川県にお見舞い申し上げます。

 カブ旅から帰還しました。今回はけっこうな雨に降られて大変でしたが、なんとか無事です。

 カブ旅一日目。ルートは、宮古〜釜石です。

 

 真っ暗な内に出撃。

 まずはひたすら南下。朝方は雨が降っていましたが、徐々に小雨となり、小康状態に。(法廷速度で)激走し、一気に岩手県に突入しました。平日なので、出勤時間帯とぶつかってしまい、かなりの渋滞。都会地に暮らす人たちの運転は、危険極まりないです。あっち行ったりこっち来たりと落ち着きない退屈レースが展開される中、淡々と走って盛岡市内を突破。都会地走行は嫌いです。

 宮古方面に進むにつれ、徐々に車の数は減りました。

 

 「潮吹穴」なる場所があると知り、行きました。この時点でご覧のように晴天。気温もなんと、三十度近くまで上昇し、暑いです。天気が良くて海が穏やかなので、高さ三十メートルにまで達するらしい間欠泉のような潮を見ることは出来ませんでした。しかも、展望エリアまでの道のりが、ちょっとしたトレッキング。先日までの雨のせいか、部分的に崩れていたりとけっこう大変でした。熊も出没しているそうなので、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの音楽を流しながら移動。

 暑いので早々に撤収し、聞いていた美味しい中華そばを食べに行きました。透き通るスープとストレート麺が本当に美味しかったです。私は基本、ラーメン系統は好みませんが、「一竜」さんの中華そばは美味しいと思いました。

 

 せっかくなので、神社を参拝。「横山神社」です。参拝し、御朱印を頂きました。階段が結構きつく、もはや常に汗だく状態。

 

 凄いご神木です。バオバブみたいな幹と大きさにびっくり。

 

 本州最東端へ至る道は、ご覧のように(カブハンドルの上に階段が見えるでしょうか)、「潮吹穴」以上のトレッキングが必要です。雨で崩落している部分もあったりしそうですし、ぬかるみなんかもありそうでしたので、今回は断念しました。これでまた来る理由が出来た、というものです。

  

 釜石大観音って? ということで行きました。長いエスカレーターで登ってから広場に到着。ご覧の大観音様の胎内に入れます。螺旋階段二百二十段を、七福神に出迎えられながら登ります。もっと大変かと思っていましたが、合掌しながら登ると意外とすんなり登り切りました。

 

 仏舎利も拝観出来ます。大観音様も、仏舎利もかなりありがたい場所です。

 

 残念だったのは、お店通りがほぼ閉店してしまっていること。どこもそうですが、まさかここも観光地扱いで全店閉店とは思いもよりませんでした。びっくりです。

 

 本日宿泊するお宿のすぐ近くの海辺でスケッチなどしつつ、海を眺めます。宮古も釜石も、なぜか住居が全て新しく、高台にありました。大震災の津波による打撃で、集団移転したのです。色々思う所ありました。あちこち慰霊碑もあり、実際に被害に見舞われた方々と、私達のように遠く離れた場所で見ていた人の意識の違いを感じました。

 

 本日のお宿。民宿「前川」です。親切で面白いおかみさん、アットホームな雰囲気の宿は快適です。料理も美味しかった。

 ゆっくり休んであくる日に備えます



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