カブ旅〜遠野物語編〜 二日目 遠野物語の舞台へ

2024-09-23 17:03:14 | バイク:モーターサイクル

  晴れ。雨は明け方に上がった。気温も昨日よりは高かった。なぜ今日なんだ。

 今日は昨日までのカブ旅による疲労によって、一日眠かったです。午前と午後、それぞれ三十分ほどお昼寝。

 カブ旅二日目は、朝から生憎の雨。強まる雨を見た民宿・前川の女将さんが、「もう少し待ってから行ってもいいよ」とのことで、三十分ほど待機。雨脚が弱まった頃合いを見計らって出撃しました。いざ、今回の旅のメインである「遠野物語」の地へ。釜石から遠野へ至る山道はけっこうハードな峠。しかも雨の影響で落ち葉と落ち枝が物凄い上に、道路を流れる雨水がまるで川のようになってしまっていて、慎重な走行が求められました。

 

 慎重に走行し、到着。見たかった「荒神神社」です。たんぼの真ん中に、ぽつんと茅葺屋根の御社が。雨が降っていて靄がかかっているので、むしろ雰囲気あります。近くで参拝したかったのですが、どうやら民地を通らなければならない様子だったので遠慮し、離れた位置から参拝しました。この場の独特な雰囲気は、実際にこの場に立たないと伝わらないと思います。

 

 こういう風景は、かつて日本各地にあったんでしょうね。この付近にも開発の波が押し寄せており、残念な気持ちになりました。残すべきは懐かしい日本の原風景です。スケッチして移動。

 

 六甲牛山の麓、六神石神社へ立ち寄りました。ここもまた凄かった。

 

 本殿ではありませんが、御社の屋根が凄くてびっくり。木が生えてる……。

 荒神神社と、六神石神社の御朱印を頂けるのですが、お守りも含めてなんと、セルフサービス。そういう信頼に任せるという部分は温かみを感じます。きちんと初穂料を置いて御朱印を頂きました。いや、本殿も凄い。

 

 カッパ淵へ。雨が降っていますので、今にもカッパが出て来そうな気配です。カッパ狛犬も見ることが叶いました。

 

 遠野市内でお土産を購入。明からすの元祖のお店で購入。まつだ松林堂さんです。ここの上品なおかみさんが親切だった。この日、市内ではお祭りが催されており、ちょっとラッキー。あちこち通行止めで移動には困りましたが、知らずに行って祭りを見るのっていいもんです。

 

 卯酉神社も参拝。この赤い布を「利き手でない方で結べれば」思いが成就されるそうです。挑戦。無事に達成。

 

 五百羅漢は残念ながら行けませんでした。けっこうな山道を行かねばならず、雨で大変なことになっていましたから。

 

 有名な「めがね橋」も見ることが出来ました。SL銀河は老朽化のため残念ながら廃止になってしまいました。復活を希望します。

 

 マニアック路線も勿論行ってます(笑)。ミステリー坂。

 

 どう見ても上っているとしか思えない坂、なのですが、ギヤをニュートラルに入れると、なんと、上って行きます。気持ち悪い不思議な坂。写真で見るより、現場を見れば、より一層上がっているとしか思えない坂なのに、なぜか上がって行きます。笑っちゃいました。

 

 今夜のお宿、民宿「せきれい荘」に到着。外観を見た瞬間、少し残念な気持ちになりましたが、入ると全然良かったです。主人は気さくで親切、ご自身もかつてバイクに乗っていた、とのことで、バイク乗りには特に親切。残念だったのは、無料の朝食軽食サービスを知らず、朝食を買って行ってしまったこと。ネット検索で知ったのですが、そのサービスがとても良いらしいです。次に訪れる機会があれば、是非活用させて頂きたいです。

 温泉に浸かってゆっくり就寝しました。快適。



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