最初の方に,このセリフを聞いてから,あとの話に身が入らなかった…
秀吉が,亡き信長に対して,宣言します。
「上様は途方もなく,大きな夢を描いておられましたな。その夢,この秀吉が継がさせていただきまする」
うわぁっ。
秀吉が「~させていただきます」を使った。
しかも,五段活用の「継ぐ」なのに,「継がさせて」と「さ」を入れた。
セリフだけじゃなく,字幕もそうだった。時代劇なのに。。。
びっくり。こうやって,この表現は市民権を得て,どんどん広がって行くのね。日本語教科書にも,活用の種類は関係なく,動詞の未然形(日本語教育では「ない形」ともいう)に「させていただく」がついて,丁寧な表現というふうになっていくのね。きっと…
「来る」は「来させて」でいいとして,「する」はどう説明するんだろう^^