連休も終わり,工事も始まり・・・。風邪は治らず・・・
朝,某番組を見ていると,面白いナレーションが入りました。
採集した昆虫を単なる標本にするだけでなく,飾っても美しく見せるために,手作りのケースを作っている人の紹介でした。最近では,昆虫だけでなく,プラモデルやワインの空き瓶用のケースも作っているのだとか。標本をいかに美しく見せるか,ということを考えて作られたケースはどれも素晴らしいものでした。
さて,ナレーション(正確には覚えていないけれど。。)
○○さん手作りの
ケースは,昆虫やプラモデルを美しく見せる
ケースが多いのでした。
一つ目は「箱」という意味のケース,二つ目のケースは,「場合」という意味のケース。「箱」の意味でもとれますね。「ケース」は,『広辞苑』第六版によると,
ケース【case】
①箱。入れ物。「ガラス‐―」「―に入れる」
②薬莢やっきょう。
③場合。事例。事件。「特殊な―として処理する」
④〔言〕格かく。
の意味がありますが,新聞記事を対象としたある調査によりますと,③の意味の使用例がほとんどだそうです。今回は①のケースを取材したものだったので,①と③の意味を一文で使用することができたのですね。ううん,実に面白い。