今週のサブタイトル・十兵衛の嫁、主役は熙子だとばかり思っていましたが、
どうも帰蝶が主役のようでしたね。
現状維持の信長に対し信勝には宿老までつけ末盛城まで任せる信秀。
怒り狂う信長。
信秀の真意を探る帰蝶ですが……
「信長はわしの若い頃にうり二つじゃ。まるで己を見ているようじゃ。
それゆえ可愛い。尾張を任せる、強くなれと…」と瀕死の信秀から聞
き出しますが…
本当に信秀が言ったのでしょうか
帰蝶の自作だった気がしてなりません
裏で信長を操っていたのは帰蝶だったということなのでしょうかね
「月さびよ明智の妻の咄せん」
松尾芭蕉が詠んだ句ですが、謀反人の妻として時代から抹殺される
のが普通かも知れませんが、糟糠の妻としての熙子の存在は江戸時代
になっても人々に受け入れられていたようですね
光秀といつ結婚したのは定かではありませんが、生涯光秀に尽くして
亡くなります
享年46歳とも42歳とも言われていますが、何れにしても早死にしたよ
うです
諸説ありますが、戦国武将で側室を持たなかったのが黒田官兵衛と明智
光秀
官兵衛の妻も光秀の妻も一流の武将をも魅了してやまない魅力に包まれ
ていたのでしょうかね
願わくば一度会ってみたいものです