「乱世とは誠に愉快な世であることよ、力さえあれば
何でも手に入る、男であればな…」と呟いたお市
実像のお市も似た様な感覚を持っていたのかも知れま
せんね
ドラマでは、人を信じない信長が唯一信じようとした
のが元康です
「兄上が心から心を置けるお方は、あの方一人かも知
れませぬから…」と信長に囁いたお市ですが、信長、
お市の繋がりの深さを感じる場面でしたね
浅井家へ嫁ぎ辛酸をなめたお市ですが、おそらく最後
まで信長を恨むこと無かったのではと思わされたのは
僕だけでしょうか?
元康の母・於大もそうですが、お市も戦国に生きると
言う事の強い覚悟を持っていた筈です
男ばかりが目立つ戦国時代ですが、女も、カオスの時
代を逞しく生きていたのですね
戦国時代を終わらせた三人の英雄が登場しましたが、
最後に登場したのがムロツヨシ演じる木下藤吉郎です
桶狭間での戦いは勝つべくして勝ったと藤吉郎
元康が大高城へ兵糧を入れ城を救った事も義元を誘き
出す罠ともとれる発言が…
作戦を解説している時の藤吉郎は、へらへら媚び諂っ
ている下男ではなく、理路整然としていて、まるで信
長が乗り移った様な感じもしました。
底知れぬ不気味さを醸し出していましたね
ムロツヨシも並の俳優ではなさそうですね
来週は瀬名救出作戦の様ですが、徳川家臣団の結束を
高めた作戦だったと個人的には思っています。
某臣・本田正信の手腕の見せ所ですね