松永久秀VS筒井順慶争いが始まろうとしていますが、
実際は信長と義昭による代理戦争です
この戦いを陰で糸を引いていたのが摂津晴門
比叡山焼き討ちに憤る義昭に、幕府が筒井側につくこ
とで間接的な対立行動を起こそうという訳です。
そこで光秀登場
今回は光秀が松永・筒井の仲を取り持って和議を斡旋
すると言うのがメインテーマなのでしょうね
叡山焼き討ちの恩賞として信長から拝領した志賀二万
石
それを久秀に渡すという奇策
得たばかりの領地を差し出すという光秀の心意気に討
たれた久秀は和議の席に着く事に…
和議は無事成立
おそらく、久秀が領地を受け取らない確証が光秀にも
信長にもはあったのでしょうね
ところで
行方不明だった覚恕が信玄に匿われていましたね
確か、信玄に法位を授けたのが覚恕だった筈。
信長包囲網の主役は義昭ではなく覚恕だったのかも知
れません
前から気になっていたのですが…
覚恕の恕は思いやり、相手をとがめない、許すという
意味のようです
怒りに任せて打倒信長を連呼する覚恕を見ていると、
覚恕より覚怒の方がピッタリだと思ってしまいます
名は体を表さないと言う事なのでしょうかね