函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

麒麟がくる、壊れる寸前の狂気!!

2020-12-07 | 歴史

幕府の体制を維持するため、止む無く摂津の様な人物を

幕府の官僚として取り込まなければなかった義昭

権力のうまみを知っている摂津等は信長を排除しようと

動き出しましたね 

手始めは信長の腹心となった光秀暗殺 

疑心暗鬼、右往左往、僅かに将軍としての体裁だけを保

っている義昭ですが、「摂津が光秀を斬りたいと言った

としても、ああそうかと言うしかない。」と駒に口を滑

らせてしまいます 

何とも口の軽~い将軍です 

駒→伊呂波太夫→細川藤孝と連係プレイで茶会当日の摂津

等の企みが光秀に伝わります 

しかし光秀は逃げるどころか、将軍の部屋へまっしぐら。 

「今が幕府内の古い者を捨てる良い機会だ。」と義昭に直

 

あっさりと承諾する義昭 

義昭の場当たり的な決断に周りも翻弄されている感じがし

ます 

摂津等の後ろ盾がなければ幕府を維持出来なくなっていた

のですから、足利幕府の終焉ももうそろそろ 

藤英・藤孝兄弟の兵により取り押さえられ摂津も万事休す 

坂を転げ落ちる足利幕府、もう誰にも止められません。 

 

それにしても 

壊れる寸前の狂気

大きな目に涙をため不安定な心の内を表現する滝藤・義昭。 

まるで義昭が乗り移ったかの様な演技でしたね

思わず引き込まれてしまいました。 

滝藤賢一は想像以上の俳優なのかも知れませんね 

 

コメント
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