いよいよ宗時の最後です
「俺は平家とか源氏とかどうでもよい。坂東を俺達の
ものにしたいんだ。その天辺に北条が立つ!!」と…
壮大な夢を義時に語る宗時
まるで義時に対する遺言のようでしたね
ドラマでは伊東祐親に命令された善児に殺されますが、
祖父に孫が暗殺された事になります。
生きる為には何でも有りの時代とは言え殺伐としたも
のを感じます
土地を維持するため血縁に頼るしかないにも関わらず、
ひょんな事から身内同士で命を掛け殺しあうのです
そんなことで殺しあうのは人間だけかも知れませんね。
ところで…
大庭景親と北条時政の言葉戦には笑ってしまいました
ね
「代々の主君源家に対して敵対するとは」と時政
「昔は昔、今は今」と応ずる景親
興奮した時政は「かかれ~」と急遽開戦。
兵が少ないうえに戦略も無いままの開戦ですから戦
いになる筈がありません
言葉戦はどう見ても時政の負けですね
喜劇を見ている感じすらします
戦いの前に言葉で相手に鼓舞する言葉戦ですが、中
国から来ているのかも知れません
三国志の官渡の闘いで曹操が袁尚に対し言葉戦で挑
発していたのを思い出します。
いよいよ宗時の替わりに梶原景時登場
連合軍につくか、頼朝軍につくか、じっと冷静に観
察している感じを醸し出していましたね。
そんな景時を獅童さんがどう演じるのか?これから
が楽しみですね