今週の主演は間違いなく善児ですね
目まぐるしく変わる実力者に翻弄されたのが
善児だったとも言えます
修禅寺で終善児、ダジャレの様な結末です
一幡の文字を見て躊躇した隙を頼家に切られ、
瀕死状態の善児
頼家はトウに切られ絶命しますが、そんな善
児をトウが殺します
11年越しの恨みを果たしたトウですが、何と
も複雑な涙を見せていましたね
こんな脚本、三谷氏以外は書けません
テンポの良いミステリーを見ている様な…
久し振りに見入ってしまったのは僕だけでし
ょうかね?
千鶴丸→北条宗時→江間次郎→伊東祐親・祐
清→上総広常→義経の子→藤原頼衡→源範頼
→源頼家。
間接的も含め善児が関わった暗殺です
因果応報と言えばそれまでですが、まさか?
自分が育てたトウに止めを刺されるとは善
児も思わなかったかも知れません
口封じだけのために殺した夫婦の娘を殺せ
なかった善児。
11年後、自分が殺せなかった娘に殺される
のですから分からないものです
もしかして、善児はトウに殺されたかった
のでしょうか
その為にトウを養育していたのではと勘繰
りたくなります。
少し飛躍しすぎでしょうかね
善児の暗殺で個人的に不可解なのは、千鶴
丸は殺せたのに一幡殺害を躊躇したのは何
故なのかと言う事です?
単に、年老いたと言う事なのでしょうか?
善児は架空の人物ですが、善児の様な名も
無い仕事人は当時沢山いた筈です
御家人達によるパワーゲームが続く限り、
善児の様な仕事人は必要だったのでしょう
ね