函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

大人になろうとしている尚五郎!!

2008-03-16 | 歴史
将軍の御台所になる事を斉彬から直接聞
かされた忠剛夫妻ですが、まさか将軍の
正室になるとは
驚天動地、驚きを通り越して唖然とする
ばかりです
養女になったとはいえ、自分達の子供が
まさか徳川将軍家の正室になるなんて誰
が想像したでしょう
わが子の出世を嬉しく思う反面、遠い存
在ななった事を実感した事でしょうね

それはそうと
いよいよ西郷吉之助が斉彬の目に留まる
時が来ましたね
もし、斉彬が下級武士の意見書を取り上
げなければ明治の立役者、西郷隆盛も大
久保利通も存在しなかったのです。
志半ばで亡くなりましたが、斉彬がいな
ければ明治の姿もかなり変わったものに
なったことでしょう
調所広郷と島津斉彬は、明治への転換期
の経済と人材を担ったと云っても過言で
はないのです
勿論、彼等だけではありませんが…

斉彬の計らいで篤姫と再開出来た尚五郎
ですがまだ尾を引いていたのですね
短期間で自分より大人になった篤姫を見
てショックを隠せない様ですが、そろそ
ろ自分の気持ちに整理をつけなければ
薩摩武士ではありません
覚悟を決めた女性は強いのです
今も昔も変わらないようですが…

斉彬との対面での尚五郎を見ると、家老
として幕末をリードして行く小松帯刀の
片鱗を見た様な気がします
尚五郎は大人になろうとしているのです。
これからの彼の変化が楽しみですね


それにしても、尚五郎、後の小松帯刀が
徳川の人となった篤姫と対峙する事にな
るとは…
人生とは何と皮肉なものなのでしょうか

ところで
将来、尚五郎の義兄となる小松清猷です
が、海防の為に訪れた琉球で急病になり
亡くなったといいます。
神童と言われ将来を嘱望されていた清猷
享年27歳、あまりにも早すぎる死だった
のです

余談ですが、小松の姓は平清盛の嫡男重
盛からとったといいます。
平重盛は、住んでいた場所から小松殿と
か小松内大臣と呼ばれていたのです
小松清猷の先祖はこの平重盛だと言われ
ています。
小松家は桓武平氏だった訳です

清猷が亡くなると斉彬の勧めにより、尚
五郎が妹お千賀と結婚するのです。
勿論、婿養子として小松家の家督を継ぐ為


いよいよ肝付尚五郎改め小松帯刀清兼の
誕生です。
言ってみれば、小松家の家督も清猷の意思
おも帯刀は継ぐことになるのです。
動乱期の日本には優秀な人材が次から次
と出てくるのですね
つくづく、人材は時代が求めるものだと思
うのです
今の日本もそうだと思いたいのは僕だけで
しょうかね???









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2 コメント

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こんばんはです (ikasama4)
2008-03-17 01:04:48
そうですねぇ。
小松家は平家を祖とする家柄なんですね。
尚五郎が小松家を継いだ時に
使おうとしたネタなんですけどね(笑)

まぁそういったとこと
この作品の原作者が「義経」に関った事を考えると

平清盛の正室と側室の対決

これが

平清盛の正室⇒篤姫付きの老女
平清盛の側室⇒大奥総取締

となって見れる訳でこれはこれで面白いですね。


後、この作品の設定で笑ってしまったのは
小松の妹・お近は病弱って設定なんですよねぇ。

「病弱」なのに兄よりも夫よりも
そして主人公よりも長生きするのですからね。

生年不詳なんで結構気になります(; ̄∀ ̄)ゞ


とりあえず今の時代、人材を求めるならば
尚五郎のように学歴やキャリアとかに縛られない
柔軟な発想が必要でしょうね。

お役所は兎角、頭が固いですから(苦笑)
返信する
Unknown (iseッチ)
2008-03-17 10:04:56
ikasama4さん、おはようございます。
そうなんです。
お千賀は病弱と云う設定らしいですね。
島津の家老として薩摩を引っ張る尚五郎
これからが楽しみです。
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