前作が酷かったせいでしょうか久し振りに大河を
見た~という感じです
圧倒的存在感の白河法王、華奢で神経質で実権を持
てない鳥羽天皇
法王の一言で退位させられるのですから天皇もたま
ったものではありません
絶対権力を握っている白河院、孫の鳥羽帝を廃し
幼帝を擁立するとは老害もいいところ、人間の権力
欲には限が無いようです
この強引さが災いの種を撒き散らしている事にすら
法王は気づいていないのでしょうか??
人間の欲のなせる業でしょうかね
武士がまだ貴族や天皇家の手足として生きていた時
代ですが、何れ来る武士の時代への序曲が始まろう
としています。
尤も、時の権力者達はそんな時代が来る事なんて夢
にも思わず相変わらず権力闘争に明け暮れているだ
け
いつの世も同じですね。
権力を持っている側は自ら手放しはしません、やは
り権力は奪い取るしかないのです
権力闘争をしていたのは武士も同じですね。
長く続いている貴族政権と院政を変えるのには武士
とて一本化しなければ巨大な権力に立ち向かえない
のです。
そういう意味では源・平の争いにも必然性があった
と言う事になりますね。
保元、平治の乱を乗り越え政治の頂点に立つ清盛で
すが、武士を一本化し旧勢力に立ち向かう姿は今の
時代にも求められている事なのかも知れません
史実的には清盛が誕生し忠盛の子として生きる過程
に少し違和感を覚えますが、全体像を壊さず描いて
いる感じがするので個人的には良かったと思ってい
ます。
来週も楽しみです
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