予報では今年の関東への花粉の飛散は二月中旬から本格化するとのことですので、
森林に行きづらくなる前に、狭山丘陵方面へ行くことにしました。
向かったのは都立 野山北・六道山公園ですが、この公園は狭山丘陵の西端に位置し
予定地も含めれば260ヘクタールもある都立では最大の公園です。
広さ故、いくつかのエリアに分かれていますが、今日行ったのは、関東の富士見百景に
選定されている六道山公園展望台と、里山民家、岸たんぼ周辺のエリアです。
先ずは、里山民家脇にある駐車場に車を止めて、尾根道に向かいます。
直ぐに神明入の谷戸の入口の看板が現れます。
この谷戸は小さな谷です。切り株に菌類の花?が咲いています。
谷戸の入口に戻り、尾根に向かいます。
尾根への上り坂をしばらく歩くと、トイレのある休憩場所に出ます。ここが尾根道です。
尾根道を展望台方面に進みます。
途中にあったこの木の根元には糞のようなものがありました。ボクトウガの幼虫の糞だと
思います。幼虫は木の根元から入り、木の中を穿孔して行きます。その際に出る糞が木の
根元に現れます。
10分チョットで展望台に着きました。
ここに来たのは始めてですが、なかなか立派な塔です。
階段を上って屋上に出ます。
標高205メートルの屋上から四方を見回します。
東方:新宿の新都心方面です。中央の少しだけ見える白いものが西武ドームです。
南方:日野方面です。
西方:正面が富士山方面ですが。今日は見えませんでした。
北方:埼玉方面です。
この展望台からオオタカなどの猛禽類が舞う姿が見えるようですが、残念ながら
今日は見えませんでした。
展望台をあとにし、尾根道に戻り里山民家方面への入口看板から森を下ります。
途中から湿地が現れ、少ない水の流れは岸たんぼへと続いています。
たんぼではハクセキレイの群れが餌を探しています。
広さ約5アールの岸たんぼでは、もち米やうるち米などを育てているようです。
岸たんぼを抜けて里山民家に着きました。
民家は工事中でした。
民家は良く手入れされていて、昔の里山の暮らしを偲ばせてくれます。
里山民家を出て駐車場に向かう途中に小さな梅林がありますが、良く見ると
面白いものが見つかります。
オオカマキリの卵鞘。繋がっているのは初めて見ました。
枝の先に生んだものもあります。
玉虫。イラガの蛹です。
ミノムシ。ミノガの幼虫ですが、右のは4センチを超えてるくらいの大きさです。
この大きさのミノムシは久しぶりに見た気がします。
この大きさだとチャミノガでは無く、オオミノガ(大蓑蛾)かもしれません。
※外来種のオオミノガヤドリバエの寄生により西日本を中心に激減しています。
これはカマキリの亡骸ですが、モズのはやにえか、産卵前に息絶えたのか
分かりません。この木にはカマキリの卵鞘はありませんでした。
三時間余りの散策でしたが、雑木林も湿地やたんぼにも鳥以外の生き物を
見つけることは出来ませんでした。
里山の生き物たちは未だ息を潜めて春を待っているようです。
森林に行きづらくなる前に、狭山丘陵方面へ行くことにしました。
向かったのは都立 野山北・六道山公園ですが、この公園は狭山丘陵の西端に位置し
予定地も含めれば260ヘクタールもある都立では最大の公園です。
広さ故、いくつかのエリアに分かれていますが、今日行ったのは、関東の富士見百景に
選定されている六道山公園展望台と、里山民家、岸たんぼ周辺のエリアです。
先ずは、里山民家脇にある駐車場に車を止めて、尾根道に向かいます。
直ぐに神明入の谷戸の入口の看板が現れます。
この谷戸は小さな谷です。切り株に菌類の花?が咲いています。
谷戸の入口に戻り、尾根に向かいます。
尾根への上り坂をしばらく歩くと、トイレのある休憩場所に出ます。ここが尾根道です。
尾根道を展望台方面に進みます。
途中にあったこの木の根元には糞のようなものがありました。ボクトウガの幼虫の糞だと
思います。幼虫は木の根元から入り、木の中を穿孔して行きます。その際に出る糞が木の
根元に現れます。
10分チョットで展望台に着きました。
ここに来たのは始めてですが、なかなか立派な塔です。
階段を上って屋上に出ます。
標高205メートルの屋上から四方を見回します。
東方:新宿の新都心方面です。中央の少しだけ見える白いものが西武ドームです。
南方:日野方面です。
西方:正面が富士山方面ですが。今日は見えませんでした。
北方:埼玉方面です。
この展望台からオオタカなどの猛禽類が舞う姿が見えるようですが、残念ながら
今日は見えませんでした。
展望台をあとにし、尾根道に戻り里山民家方面への入口看板から森を下ります。
途中から湿地が現れ、少ない水の流れは岸たんぼへと続いています。
たんぼではハクセキレイの群れが餌を探しています。
広さ約5アールの岸たんぼでは、もち米やうるち米などを育てているようです。
岸たんぼを抜けて里山民家に着きました。
民家は工事中でした。
民家は良く手入れされていて、昔の里山の暮らしを偲ばせてくれます。
里山民家を出て駐車場に向かう途中に小さな梅林がありますが、良く見ると
面白いものが見つかります。
オオカマキリの卵鞘。繋がっているのは初めて見ました。
枝の先に生んだものもあります。
玉虫。イラガの蛹です。
ミノムシ。ミノガの幼虫ですが、右のは4センチを超えてるくらいの大きさです。
この大きさのミノムシは久しぶりに見た気がします。
この大きさだとチャミノガでは無く、オオミノガ(大蓑蛾)かもしれません。
※外来種のオオミノガヤドリバエの寄生により西日本を中心に激減しています。
これはカマキリの亡骸ですが、モズのはやにえか、産卵前に息絶えたのか
分かりません。この木にはカマキリの卵鞘はありませんでした。
三時間余りの散策でしたが、雑木林も湿地やたんぼにも鳥以外の生き物を
見つけることは出来ませんでした。
里山の生き物たちは未だ息を潜めて春を待っているようです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます