今日は、シティライトスタジアムでファジアーノ岡山のホームゲームがありました。平日ナイトゲームで雨模様、入場者も少なく、試合結果は・・・ ということですので、今日の愛媛FC戦の結果については、気持ちが落ち着いたら書こうと思います(泣)
尚、結果についてはご存知でない方もご推察の通りです


今回は、Jリーグの55クラブの経営状況の分析に基づく「Jリーグマネジメントカップ 2019」ランキングに関しての話題です。
スポーツビジネスにおけるクラブのマネジメントでは、いかに試合に勝つかという「フィールドマネジメント(FM)」と同様に、いかにビジネスとして収益を上げ、また事業拡大をするかという「ビジネスマネジメント(BM)」が重要です。「Jリーグ マネジメントカップ」は2014年より、スポーツビジネスの一層の発展に向けて事業や経営といった観点からの関心と理解を広げることを目的に、毎年、発行しているものです。今回で5回目となる「Jリーグ マネジメントカップ2019」では、2020年7月にJリーグから公表された55クラブの2019年の財務情報など公開情報をもとに、ビジネスマネジメントにおいて重要なテーマである「マーケティング」「経営効率」「経営戦略」「財務状況」の4つの視点で計13のKPIを設けて分析しています。ランキングはそれぞれのKPIをJ1、J2、J3のディビジョンごとに数値化し集計したものです。
(参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000319.000000202.html)
ここで出てくる「KPI」は、『Key Performance Indicators』の略です。日本語では「重要業績評価指標」と訳されています。目標達成に向けたプロセスにおける達成度を把握し評価するための「中間目標」として非常に有効なものとされています。KPIと並んでよく出てくる言葉が、「KGI」で、『Key Goal Indicator』の略です。Goalと付いているので、ご推察の通り日本語訳では「重要目標達成指標」で、KPIが中間目標であるのに対し、KGIは最終目標です。
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何を言っているのか分からないかも知れませんが、とりあえず13のKPIを数値化して集計した順位が以下の通りです。所属カテゴリーが変わっているクラブは前年数値は前所属カテゴリーのものです。(クラブ名の右の丸数字は2018年順位、その右の数字はBMポイントです)
【J1】(「Jリーグマネジメントカップ 2019」ランキング)
①浦和レッズ ③ 165
②川崎フロンターレ ① 164
③ヴィッセル神戸 ⑥ 157
④名古屋グランパス ⑤ 148
⑤横浜F・マリノス ⑦ 146
⑥鹿島アントラーズ ② 143
⑦ガンバ大阪 ④ 141
⑧FC東京 ⑩ 141
⑨清水エスパルス ⑬ 124
⑩松本山雅FC (1)※ 122
⑪北海道コンサドーレ札幌 ⑫ 113
⑫ベガルタ仙台 ⑭ 110
⑬大分トリニータ (8)※ 107
⑭サンフレッチェ広島 ⑮ 96
⑮ジュビロ磐田 ⑨ 95
⑯湘南ベルマーレ ⑪ 95
⑰セレッソ大阪 ⑰ 82
⑱サガン鳥栖 ⑯ 80

【J2】(「Jリーグマネジメントカップ 2019」ランキング)
①V・ファーレン長崎 (8)※ 190
②ジェフユナイテッド千葉 ② 187
③アルビレックス新潟 ⑦ 187
④モンテディオ山形 ⑨ 184
⑤レノファ山口FC ③ 177
⑥鹿児島ユナイテッドFC (3)※ 166
⑦京都サンガF.C. ⑪ 161
⑧東京ヴェルディ ⑬ 155
⑨FC町田ゼルビア ⑭ 152
⑩大宮アルディージャ ⑥ 151
⑪ヴァンフォーレ甲府 ⑫ 150
⑫栃木SC ⑤ 149
⑬FC琉球 (5)※ 145
⑭柏レイソル (18)※ 143
⑮横浜FC ⑮ 143
⑯ファジアーノ岡山 ⑩ 141
⑰水戸ホーリーホック ⑲ 135
⑱徳島ヴォルティス ⑱ 127
⑲FC岐阜 ④ 124
⑳ツエーゲン金沢 ⑰ 117
㉑アビスパ福岡 ⑯ 112
㉒愛媛FC ㉑ 95

【J3】(「Jリーグマネジメントカップ 2019」ランキング)
①ギラヴァンツ北九州 ① 159
②ザスパクサツ群馬 ⑦ 127
③ロアッソ熊本 (20)※ 123
④SC相模原 ② 118
⑤ヴァンラーレ八戸 - 108
⑥アスルクラロ沼津 ⑥ 107
⑦カターレ富山 ⑩ 105
⑧ガイナーレ鳥取 ④ 105
⑨福島ユナイテッドFC ⑨ 102
⑩カマタマーレ讃岐 (22)※ 102
⑪AC長野パルセイロ ⑪ 96
⑫ブラウブリッツ秋田 ⑧ 88
⑬藤枝MYFC ⑭ 80
⑭Y.S.C.C.横浜 ⑬ 78
⑮いわてグルージャ盛岡 ⑫ 67
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評価は年ごとに乱高下するクラブが多くなります。そんな中で高値安定しているチームは経営状況も安定していると言えます。チームの強さや財務基盤の安定状況とは必ずしも一致しませんが、上位にいるクラブほど優秀なクラブと言えなくもないです。
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ファジアーノ岡山はJ2中位から下位の位置を行き来しています。チームの順位と似通っていますね。日頃のクラブの努力が反映していますね。まだまだやるべきことは多いということです。
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頑張らないといけません。

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