おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

地に落ちた・・否、海底に沈んだ『水泳ニッポン』 個人競技における競技団体の位置付けの重要性を再認識する結果!?

2024年08月14日 08時01分35秒 | オリンピック

戦前には無敵を誇った『水泳大国・日本』は長き低迷期を乗り越えて世界に冠たる『水泳ニッポン』の時代を謳歌していた筈です。

パリ五輪での低迷を意外と驚くことはありませんが、こうまで急降下するとは・・!? 組織が一枚岩ではない競技はこうまで落ちてしまうのか、と改めて認識した五輪でもありました。


不振に終わった日本水泳界同じ方向を向いていなかった選手と首脳陣・・パリ五輪・担当記者見た
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20240812-OHT1T51258

※以下、引用です。

日本水泳界をけん引してきた競泳は、存在感を失ってしまった。金を含む複数メダル獲得を目標に掲げたパリ五輪は、男子400メートル個人メドレーの松下知之(東洋大)が獲得した銀1個に終わった。リレーを含めて27選手が参加し、入賞は13種目を数えたが、日本新はなく、自己ベスト更新も1人(松下)にとどまった。梅原孝之監督は「危機感」を口にしたが、現場の空気感はどこかよそ様のような印象がぬぐえなかった。

メダルなしに終わった1996年アトランタ大会以来の低調ぶり。男女リレーで表彰台に上がっていた12年ロンドン五輪頃の競泳ニッポンは、影もない。アジアや欧州勢が力をつけている事は確かだが、選手が本番で力を出し切れるだけの準備を日本代表としてできていたのか。大いに疑問に残る。

今大会中、浅いと話題になったプール。事前の情報共有は首脳陣の中でもまばらで、現場には下りてこなかった。選手からは「飛び込んだ瞬間に浅いと思った」「急に水底だったのでビックリした」という声が聞かれた。水深が成績に直結したと考えるのは安易だが、重要であるはずの戦うフィールドについて伝える人がいなかったことは、問題の一端を映し出す。

11個のメダルを獲得した12年ロンドン五輪前は、渡欧してプールの水質検査までしていたという。米国代表の選考会にも視察メンバーを派遣し、情報を集めるなど準備をしていた。梅原監督が「情報収集不足と言われるとそうなのかな」と語るように、結果を残した時代のノウハウは引き継がれていないようだ。水連は現場の声を聞いて五輪までの強化合宿などを調整しているが、各代表コーチに属するチームの方針に依存し、日本として同じベクトルを向いている印象は感じられなかった。

選手、そしてコーチは日々、成長のために練習を積み重ねる。競泳は個人競技だが、こと五輪においては、何よりチーム力が試される。28年ロス五輪での復活に向けては、リーダーシップをとれる人材の発掘が急務で、より戦略的に強化を図っていく必要がある。現場のトップがよそ様の空気では、選手があまりにもふびんだ。(大谷 翔太)


水泳ニッポンの栄光は見る影もなく、メダル量産に沸く他種目に隠れてひっそりとしたものでした。水連の動力源は紛れもなく競泳陣の躍動でした。

水泳競技のパリでの惨状は大会前から危惧されていたことではあります。上層部が一枚岩ではない競技団体の問題だけで結論付けられない病巣が垣間見えて、水連だけではない日本の競技団体に根本的に横たわる「体育会体質」の限界が訪れようとしているのではないかと感じるところがありました。

 

直近の日本の躍進を支えてきた「巨人の星」と「虎の穴」。日本における体育会体質は「虎の穴」なのか? 体育会は「ルール無用の悪党」を養成する闇の組織ではありませんが、歴史的視点から見ると虎の穴に酷似している点は多々あります。ただ、日本的虎の穴は同じ目標を目指す統一された組織ではなく、団体と個人の利害が絡まるよりどす黒い現実的な存在です。組織のトップに立つ人の技量によって強くもなれば衰退もする。その負のスパイラルを何度も繰り返してきたのが日本のスポーツ界です。

「虎の穴」的組織の代表たる日本のレスリングはパリで絶頂期を迎えました。しかし、その結果に胡坐をかいていたり、利権に血道をあげるトップが現れた場合には、その座は安泰ではありません。

逆に組織が生まれ変われば水連にも未来はあると思います。まずは、お互いの利害を超越した集合体に生まれ変わることです。それが最も難しい課題であったとしても。

それぞれの指導者が個人的に努力し、選手が個人的に頑張った結果が良ければ称えられ、悪ければ徹底的に叩かれる。この風潮は中々改善はされないでしょう。競技に直接関与しない第三者が外部から叩く行為は慎みたいものですね。

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ストイックに取り組むことの代償は重いものだが、彼女を責めてはいけない!!

2024年08月11日 13時27分37秒 | オリンピック

これはショックです。日本国内ではそれほど大きな衝撃とは言えないほどのニュースでしょうが、岡山では非常に重たいニュースとなりました。東京五輪での調整失敗と不本意な結果を受けて、パリでの雪辱に燃えていただけに彼女の失意を思うと言葉がありません。

マラソンは僅かな違和感を感じたとしてもそれで何とか走り切れる代物ではありませんから、欠場しいう判断は間違っていないし賢明であると感じます。それはよく分かっていますが、それを分かった上でも存念な気持ちはぬぐい切れません。

人はつくづく勝手な生き物だと思いますよね。


マラソン前田穂南のパリ五輪欠場、陸連の対応に川内優輝「日付や経過を発表したのは誠実」「元補欠としては・・」
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/ans/sports/ans-452497.html?_gl=1*1ifmrk*_ga*MTkzNDE3Njg1Ni4xNTY3OTE0ODY5*_ga_XJ5END643J*MTcyMzM0NzM5NS40OC4xLjE3MjMzNTAyODIuNjAuMC4w

※以下、引用です。

日本陸上連盟は10日、パリ五輪女子マラソンに出場予定だった日本記録保持者・前田穂南(天満屋)が右大腿骨疲労骨折のため欠場すると発表した。昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で男子4位に入った川内優輝は、補欠の制度に思いがあることを記しつつ、「発表しなくてもよい日付や経過をしっかりと発表したことは誠実な対応だと思います」と陸連の対応を評価している。

陸連の発表によると、前田は7月31日の練習において右大腿部付け根付近に張りを感じたが、強い痛みでなかったため、調整しながら本番に向けた練習を行っていた。チームドクターに連絡をとりながらの練習を行い、診察や画像検査は選手村入村のタイミングで行うことに。8月6日、チームドクターの診断、レントゲン検査、8月7日にエコー検査を実施したが、大きな所見は確認されなかったため、引き続き様子を見ながら調整練習を行ったという。

しかし、その後も症状が改善されないことから、8月9日にMRI検査。大腿骨近位に信号変化が認められ、右大腿骨疲労骨折と診断された。発表では「チーム、コーチ、選手と話し合い、この状態でマラソンに出場することは今後の選手生命にも関わる重大な問題であるため、本連盟として欠場を判断いたしました」と説明されている。

なお、補欠解除指定日(8月2日)時点では、前田は本番に向けて調整練習を行っていたこともあり、8月2日に補欠解除。そのため、補欠選手との入れ替えはないという。

川内はXを更新。「元補欠としては今回のニュースを見て、マラソンの補欠という制度について色々と思うところはあります」と、補欠制度に対して言及。一方で「しかし、陸連のリリースで、発表しなくてもよい日付や経過をしっかりと発表したことは誠実な対応だと思います」と、細かに発表された内容については評価していた。


"前田穂南欠場"のニュースが流れた昨夜、岡山での反応は失意と喪失感に溢れました。翻って見れば、競技に取り組む彼女のストイックな姿勢が調子の良さと共に、知らず知らず無理を生じた結果だとすれば非常に悲しいことだと感じます。

2008年の北京五輪女子マラソンで、野口と土佐の2人が直前に欠場を発表し、中村(天満屋)が一人で日本を代表して走ったことがありました。忘却の彼方に飛び去った方もいらっしゃるかと思いますが、人の記憶は至極曖昧なものですからそれを責めるものではありません。

大事なことは彼女のこれまでの努力を称えることがあっても、この欠場を批判したり責めたりしてはいけないということです。一番責任を感じ、自らを責めているのは他ならぬ彼女自身ですから、部外者が何かを言えるものではないと思います。静かに見守り、帰岡を待ちましょう。

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フランスは実におかしな国ですな! 悪気がなくそうしているなら余計に始末が悪い!

2024年08月04日 21時58分28秒 | オリンピック

逆転負けで銀の柔道混合団体、内村航平さんの『重みのあるコメント』にネットは称賛「意図して出てた言葉ならすごい」
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/chuspo/sports/chuspo-938400

※以下、引用です。

◇3日 パリ五輪 柔道混合団体決勝 日本3-4フランス

日本は決勝で開催国フランスに敗れ、2大会連続銀メダルとなった。ネット上ではNHKのアスリートナビゲーターとして現地でリポートした体操界のレジェンド内村航平さんのコメントを称賛する声が相次いだ。

内村さんは3-1からの逆転負けで銀メダルに終わった試合後、中継でコメントを求められると、「日本発祥の武道と、フランスで1番人気なスポーツ・柔道の国と国の意地のぶつかり合いは、見ていてすごく面白かったですし、結果としては日本が銀メダルという悔しさはありますけど、でも本当によく頑張ったと思います」と回顧。さらに「(体操選手だった)僕も同じお家芸として、多分団体で銀メダルだったら『すみませんでした』って言ってきたと思います。でも選手たちにはそういう思いをしてほしくないので、見ている日本の皆さんが銀メダルでもいいんだよ、よく頑張ったよって言ってほしいなって。それだけでたぶん選手は心が救われると思うので。ぜひそういう言葉をかけてほしいなって思いました」と話した。

内村さんの言葉にX(旧ツイッター)では「世界と、自分自身と戦ってきた経験から来る重みのあるコメントだな」「内村くんのコメント、テレビで聞いてたけど、さすがだなぁと思いました。」「内村さんの日本発祥の武道の柔道とフランスで人気のスポーツの柔道っていう言葉、個人的には意図して出てた言葉ならすごいなと思う」「内村さん、すごい!日本の柔道を世界に発信してくれてありがとう!」「この決勝戦を見た視聴者のやり場のないモヤモヤした気持ちの矛先が選手に向かずにすんだと思う」と称賛する声が並んだ。


フランス人は「地元で開催しているのだから地元優位な判定が下されるのは当然だ」と思っているのではないかと勘繰りたくなるような五輪前半の数々の疑惑の判定が度重なっています。もし、悪気なくそう思っているのだとしたら、それはもうスポーツではありません。フェアプレーもスポーツマンシップもその欠片もないオリンピックに成り下がります。

かつてボクシングの世界戦では圧倒的に地元が優位に立つ「ホームタウンデシジョン」が当然とされる時代が長く続きました。地元陣営がレフェリーとジャッジを全て自国から出すという試合も当たり前にありました。本当に強いチャンピオンなら「どうせ倒すから構いませんよ」と我関せずと語り、その通りにKOしたものです。

五輪はプロボクシングの興行とは違いますので、ホームタウンデシジョンが正しいやり方とは思いません。しかし、フランスはそれが当然のように行われる国なのかな? そう感じさせる今回の五輪です。

それもこれもパリ五輪だと大らかに構えて楽しむのも乙なものなのかも知れませんね。

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岡山県出身選手の個人種目金メダルは森末慎二氏に続く史上2人目

2024年08月01日 10時20分59秒 | オリンピック

岡山県出身選手の五輪金メダリストは結構いるように見えますが、何度も言ってきたように個人種目で過去に金メダリストになったのは、1984年のロサンゼルス五輪の体操種目別の鉄棒で全ての演技で満点を出して金メダルに輝いた関西高校出身の森末慎二氏ただ一人でした。パリ五輪体操個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助は岡山県出身選手では2人目の個人種目での金メダリストになりました。スペシャリストが席巻する今の体操界においてオールラウンダーの頂点を決める個人総合を決めることは体操界における「King of Kings」を決めることです。


「日本の宝」が大けが乗り越え戴冠体操男子個人総合「金」の岡慎之助パリ五輪
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/sports/sankei-_sports_other_ZWQ2EXWMGZPS7PGXIRDI5GJL6I

※以下、引用です。

最終種目の鉄棒に臨む岡慎之助は冷静だった。「思い切って大きな演技をする」。シンプルに、腹を割った。E難度の「コールマン」など離れ技を着実に決め、着地でわずかに動いたものの、演技をまとめ上げた。「緊張をかみしめながら、楽しんで演技できた」。五輪は初出場で、世界選手権の経験もない。そうとは思えない強心臓ぶりが、金メダルを手繰り寄せた。

周囲からは「日本の宝」とも言われてきた逸材。2019年には世界ジュニア選手権を制するなど、実力は誰もが認めてきた。この日も得意の平行棒は15.100点をたたき出し、5種目でEスコア(実施点)が8.5点を超える高得点をマーク。男子の水鳥寿思監督は「世界が、彼の体操は基本に忠実で素晴らしいと評価してくれた」と勝因を分析した。

困難も乗り越えてきた。22年4月の全日本選手権では、右膝前十字靭帯を断裂。選手生命にもかかわるような大けがだったが、手術の翌日にはリハビリを始めていた。「絶対パリに行く」。その思いが体を動かした。上半身の力を使うつり輪の強化にも取り組むなど、前向きに夢舞台を目指してきた姿勢が、大きな花を咲かせた。

「やっと勝てた。けがを乗り越えてきてよかった」。優勝が決まった瞬間、万感の思いがこみ上げた。ともに戦った21年東京五輪個人総合王者の橋本大輝とも抱き合い、日の丸を誇らしげに掲げた。(小川寛太)


元来、気候が穏やかで災害が少なく「南海トラフ発生時には岡山へ逃げろ」と言われるほど恵まれた地である岡山県では、野心を持つ必要がなくそこそこに過ごしていれば何不自由なく暮らせることもあって、大志を抱いて都に上ることを選ぶ必要のない県民性の為、特に勝負事には向いていないとされていました。更に利己的で個人主義者という烙印も押されていますから、団体スポーツにも向いていないと言われてきました。「プロスポーツ不毛の地」と呼ばれてきたのにもそういう理由があると思っています。

「オリンピックの金メダルで飯は食えない」というのを皮肉にも証明してしまったのも先輩の森末慎二氏でした。ロス五輪を終えて体操から引退を表明して帰国した彼を待っていたのは過酷な現実でした。「体操をしない君に価値はない」とばかりに所属企業を追われた彼は何とか芸能界で生き残れましたが、そういうわけには行かない選手が殆どです。決してメジャーとは言えない体操界では指導者になるか、教育者として学校に残るかという程度の選択肢しか残されません。

そんな背景もあって岡山県から五輪の金メダリストが出辛い環境が作り上げられたと考えられます。利に目ざとい岡山県民には不向きなジャンルと言えそうです。

それでも個人で頑張っている選手は多くいる訳で、そういう選手たちを応援したいと思っている方も少なくありません。パリオリンピックで岡慎之助が達成した快挙が岡山で将来を夢見て頑張っている子供たちの励みとなり、背中を押すことに役立てば素晴らしいことと思います。

五輪個人種目では、高橋大輔は銅メダル、人見絹江・有森裕子両名は銀メダル(有森さんは銅メダルも)でした。それはそれで素晴らしい快挙ですが、過去に個人種目で唯一の金メダリストである森末氏の扱いがあまりにも低いことには私自身も納得できてはいません。

五輪もたけなわの今、4年に一度ナショナリズムに目覚める方も多いのか、SNSでの誹謗中傷合戦が止まりません。それは、大会が盛り上がれば盛り上がるほど加熱されてきます。気持ちは分からなくもないですし、腹の立つこともあるでしょうが、そこはグッと抑えて本質を見失わないように注意したいものですね。競技そのものを楽しむのが本筋であって、個人攻撃をするのは筋違いということを忘れずにいたいものです。

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礼に始まり礼に終わる武道の精神こそ、日本的美学と称賛されるべき姿と覚えけり

2024年07月31日 06時32分15秒 | オリンピック

阿部詩の敗戦後の大泣きが批判の対象になり炎上しています。柔道に限らず、スポーツシーンにおいて感情を露わにした動作やパフォーマンスに嫌悪感を抱く方も多く存在するということです。気持ちは分からなくないですが、せめて人目に触れない場所で存分に泣かせてあげる配慮がコーチになかったのか? そういう批判にさらされるのも五輪代表選手の有名税として切り捨てるには少し可哀想な気がします。五輪メディアはそういう意味ではゴミメディアなので、阿部詩の号泣シーンは大好物ですぐに食いつきました。やはり、周りの大人が導いてやらないといけません。

永瀬貴規が金メダルを決めたシーンでにこりともせずたたずまいを直して敗者を称え、四方の観客席に礼をして畳を降りるシーンは個人的には感動的でした。武道の領域の柔道であれば当然の所作ですが、スポーツとしてのJUDOでは忘れられた部分です。それを思い出させてくれる永瀬の行動はもっと称賛されるべきことと思います。


五輪連覇の永瀬表彰式でも最後方の控えめ姿に大野将兵「かわいらしい」銅の韓国選手が前にかぶさりメダル隠れる
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/sports/20240731045

※以下、引用です。

日本時間の31日未明に行われたパリ五輪柔道男子81キロ級の決勝を制し、連覇を達成した永瀬貴規選手が、試合後の表彰式に出席。その際の控えめな様子を、テレビ中継で解説を務めたリオ・東京五輪金メダリストの大野将平が「かわいらしい」と称した。

表彰台の中心に立ち、感無量の「君が代」を口ずさみながら国旗掲揚を見届けた永瀬。その後の写真撮影の際には、銅メダルの韓国選手が永瀬の前にかぶさるように立ち、永瀬のメダルが隠れる場面もあった。

結果として最後方に控えた永瀬に、実況は「金メダリストですが後ろ目なポジション」と表現。大野も「永瀬さんらしい、控えめなポジショニングですね」とし、「照れくさそうに手を上げて観客に答えていたのもかわいらしいというか、永瀬さんらしい、そんな仕草でした」と、その人柄も交えて説明した。

永瀬は決勝も一本勝ちで、五輪連覇にして日本選手としては3人目となる3大会連続のメダル。それでも常に冷静さを保つ様子に、ネット上では「もう佇まいが達人やなと夫と痺れていた」「常に冷静で自分の柔道貫いてて、カッコ良かった!」「静かに強いという、なんかこう、柔道って感じ。勝っても静かなお人柄になんか感動した」といった声が多く上がっていた。


永瀬貴規の五輪連覇に深夜の日本列島が歓喜!「もう佇まいが達人」「勝っても静かなお人柄に感動」「常に冷静で」トレンド急浮上

gooニュース

https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/sports/20240730163.html

※以下、引用です。

「パリ五輪・柔道男子81キロ級・決勝」(30日、シャンドマルス・アリーナ)



五輪連覇を目指す永瀬貴規(30)=旭化成=は世界選手権3連覇中のグリガラシビリ(ジョージア)と対戦。一本勝ちで強敵を撃破し今大会の阿部一二三に続く連覇を達成した。3大会連続メダルは野村忠宏以来となった。

鮮やかな一本勝ちに深夜の日本列島も歓喜に沸いた。「永瀬選手」がトレンド入りし「もう佇まいが達人やなと夫と痺れていた」「永瀬選手ほんまに強い!すばらしー」「永瀬選手、強かったー!常に冷静で自分の柔道貫いてて、カッコ良かった!」「静かに強いという、なんかこう、柔道って感じ。勝っても静かなお人柄になんか感動した」と多くのつぶやきが集まった。

五輪連覇を決めたあとも冷静さを貫いた永瀬。畳を降りたところで初めて感情をあらわにした。


「畳を降りたところで感情をあらわにした」と書かれていますが、ほんの一瞬です。その後も淡々とした態度を貫きました。

今朝の男子サッカーのイスラエル戦で決勝ゴールを決めた細谷真大のゴール後の冷静な態度にも好感が持てました。自らの喜びよりも試合に勝つこと、そして対戦相手へのリスペクトを忘れないというのは最低限のマナーだと思います。

「礼に始まり礼に終わる」武道の精神こそ、全てのスポーツに求められる大事なものと思います。自らを鼓舞する為にという側面はあったとしても、対戦相手に対する礼儀を忘れてしまってはスポーツマンシップにも悖る所業と言われても仕方ありません。オリンピックで様々なスポーツシーンに出くわすことになりますが、そういう視点で見て行くことも大切なのではないでしょうか?

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中国の負の連鎖はオリンピックの魔物か? 日本の躍進の鍵は「巨人の星」と「虎の穴」か?

2024年07月30日 07時35分10秒 | オリンピック

【パリ五輪】体操ニッポン金メダル絶望的状況から中国を3.267点差大逆転 橋本「あきらめなくてよかった」2大会ぶり団体王座奪還 

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20240729-OHT1T51093

※以下、引用です。

◆パリ五輪 第4日 ▽体操男子 団体決勝(29日、ベルシー・アリーナ)

男子の団体決勝で、予選2位通過した日本は、259.594点で金メダルを獲得。2016年リオ五輪以来、2大会ぶりに団体で五輪王者に返り咲いた。予選首位通過した最大のライバル・中国との一騎打ちを制し、王座奪還を果たした。

橋本大輝は「あきらめなくてよかった。この金メダルをとれて本当によかった (金メダルは)めちゃめちゃ重い」と語った。

最大のライバルの中国と同じローテーションで演技を行う日本は1種目目の床運動で中国を0.734点リードしたが、2種目目のあん馬で、エースの橋本が落下。前半の3種目を終え、中国が131.364で首位。2位に米国、3位に英国、4位にウクライナと続き、日本は5位で折り返した。

4種目目の跳馬では橋本が14.900の高得点をマークするなど4位に浮上。首位の中国との差も1.799点に詰めた。5種目目の平行棒では、4種目で最初の演技者を務めた萱が14.733、岡が14.866、谷川が14.766と立て続けに14点後半をマークして2位に浮上。中国とは3.267点差に広がって迎えた最後の鉄棒で、中国がまさかの2度の落下。最後に橋本が14.566点をたたき出して逆転。劇的な展開で2大会ぶりの優勝を果たした。

前回21年東京五輪は、ROC(ロシア・オリンピック委員会)に0.103点差で敗れて銀メダル。悔しさを知る主将の萱和磨(セントラルスポーツ)は「1秒たりとも0.103っていうのは忘れてはいない3年間だった」と言う。同じく前回出場した谷川航(セントラルスポーツ)も「『今日あんまり動けないな』という日も、それで(悔しさを思い出して)気合いを入れた。失敗しないだけじゃダメ。自分の一番いい演技を目指さないといけない」と3年前の思いを胸に刻み、パリ五輪まで鍛錬した。

“前哨戦”の2023年世界選手権では日本が団体金メダルを獲得。だが、中国は同時期に開催されていた杭州アジア大会にメインメンバーを派遣していた。本当の意味での「直接対決」はパリ五輪で実現。一方の中国も2016年リオ大会、21年東京大会と連続銅メダルで、パリまでに世代交代を遂げながら進化。「体操王国」のプライドに懸け王座奪還に力を注いできた。

中国は「一つ一つのポテンシャルはおそろしいくらい高い」と水鳥寿思・強化本部長。特に日本の弱点・つり輪に精鋭がそろい、平行棒では異次元の16点台を出すスペシャリストもいる。だが、エース・橋本大輝(セントラルスポーツ)は「僕はデータが大嫌い。選手の可能性を閉じてしまっている。多分、この5人だったら『そんな目標数値全部超えてやるよ』って気持ちで僕はやってる」。

日本は層の厚さとチームワークを最大の武器に中国に対抗。世界トップレベルの選手がそろう「過酷な選考会」を勝ち抜いた5人は、「すごく信頼している」と萱は胸を張る。水鳥氏も「ベストなメンバーが選考された。十分金メダル取れると思う」と自信を持った日本代表が完成した。

個人総合世界王者の橋本、安定感抜群で“失敗しない男”として頼れる主将の萱、跳馬で世界トップクラスの実力を持つ谷川、「日本の宝」として無限大の可能性を秘める岡慎之助、あん馬と鉄棒が武器な大型選手で、遅咲きながら努力で五輪切符を得た杉野正尭(ともに徳洲会)。それぞれの持つ強烈な個性が一つとなり、悲願の団体金にたどり着いた。

パリ五輪を迎えるにあたって掲げたスローガンは「メークニューヒストリー」。水鳥氏は「体操はすごい歴史があるが、僕たちは僕たち。『僕たちにしかできない体操ニッポンっていうのを見せたい』っていうような話があった」と明かす。ここはまだスタートライン。再び、体操ニッポンの黄金時代を築き上げる。


「諦めなければ道が開ける」と口で言っても現実には非常に難しいことです。不調のエースをメンバーがカバーして支え合って辿り着いた頂点を「奇跡の大逆転」とは簡単に言えないほどのドラマを見せていただきました。中国選手がミスをしたときに大きな落胆を態度に出してしまう控え選手の姿と、ミスしたらそれ以上に盛り上げ鼓舞しようとする日本の姿の違いが最後の最後でのどんでん返しを演出したのではないでしょうか?

かつて世界を席巻した体操日本は「ミスをしない正確な体操」を武器に連勝記録を伸ばし続けました。ルールが変わりミスをしないだけの体操では勝てなくなってきたときに、低迷期を迎えた日本が復活の狼煙を上げる根底にあったのが「巨人の星」と「虎の穴」だと思っています。日本の選手が世界を制する為に必要なものが「巨人の星」と「虎の穴」だという説は10年以上前から語られていました。

「巨人の星」型とは、ご存知の通り星一徹が鍛えた飛雄馬のように、幼少期から親が営む体操クラブなどで親子鷹で鍛えられた子供たちが世界に羽ばたき活躍するストーリーです。体操競技や卓球などがその典型例とされていました。

「虎の穴」型とは、秘密組織とは言わないまでもある限られた学校やクラブで共同生活しながら徹底的に鍛え上げられた選手たちが世界を制する姿のことで、女子レスリングがその典型的な形とされていました。

日本のスポーツ形態は良し悪しはあるにせよ親の影響を強く受けています。それが美談になるのは成功した時だけですが、概ねそれは肯定されてきました。体操ニッポンの復活には強く「巨人の星」型を感じてきましたが、近年では「虎の穴」タイプの選手の活躍も顕著になって来ました。その理想的な融合がパリでの金メダルに繋がったとしたら喜ばしいことと思います。

中国は徹底的なスペシャリスト養成で団体金メダルを狙ってきました。日本は2人のオールラウンダーを中心に見事な融合でそれに打ち勝ちました。「世界一美しい体操」はまだまだ世界の頂点に立てる力を持っていると証明できたことが嬉しい限りですね。

個人的には、岡慎之助に森末さんに続く岡山勢2人目の個人種目金メダリストを目指して個人総合に挑んで欲しいと思っています。

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スノーボード ハーフパイプ 男女成績

2022年02月11日 19時40分00秒 | オリンピック

昨日が女子、今日は男子の決勝が行われたスノーボードのハーフパイプ、冬季五輪の中でも華のある競技の一つです。


出典:https://switch-box.net/wallpaper-snowboard-photo.html

金メダルが期待される日本男子と比べて、クロエ・キムという絶対女王が君臨する女子では日本選手がメダルに絡めるかどうかに関心が寄せられます。男子もキングと呼ばれ、長く頂点に立ちづけたショーン・ホワイトの最後の五輪ということもあり、平野歩夢の金メダルなるかという興味と別に注目を集めることとなりました。

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では、まずは昨日行われた女子ハーフパイプの結果です。

◇スノーボード
【女子ハーフパイプ】

クロエ・キム 94.00
ケラルト・カステリェト 90.25
冨田せな 88.25
蔡 雪桐 81.25
冨田るき 80.50
エリザベス・ホスキング 79.25
ベレニス・ウィキ 76.25
劉 佳宇 73.50
小野光希 71.50
10 ブルック・ドーント 66.75
11 ライラニ・エッテル 57.50
12 邱 冷 53.75




冨田せな(アルビレックス新潟)の銅メダルは、スノボHPの国内女子としての初メダルであり、結構画期的な出来事です。このメダルが男子の追い風になるかどうかは分かりませんが、男子主導で進んできたこの競技の今後の広がりの為にもプラスになることでとても良かったと思います。



そして、本日行われた男子ハーフパイプの結果です。日本選手は出場した4人全員が決勝進出を果たすなど、チームとしての勢いをそのまま決勝の舞台に持ち込みたいところです。

◇スノーボード
【男子ハーフパイプ】

平野歩夢 96.00
スコット・ジェームズ 92.50
ヤン・シェレル 87.25
ショーン・ホワイト 85.00
テーラー・ゴールド 81.75
バレンティノ・グセリ 79.75
チェース・ジョージー 79.50
アンドレ・ヘフリヒ 76.00
平野海祝 75.50
10 戸塚優斗 69.75
11 パトリック・バーゲナー 69.50
12 平野流佳 13.00


平野歩夢(日大)が3度目の五輪にして初の金メダルを獲得しました。過去の2回はいずれも銀メダルで、あと一歩届かず涙を呑んできました。今日も2回目の得点がかなり低く抑えられ、本人はその怒りを3回目にぶつけたそうですが、まさに完璧なパフォーマンスで大差の圧勝を収めました。スノーボード全種目で日本に初の金メダルをもたらしました。まだ若いので先があると思いますが、今後は追われる立場となります。ショーン・ホワイトのように一時代を築く王者になってほしいと思います。

今後も個人的に注目している競技を中心に見ていけたら良いと思います。
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よろしくお願いします。
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徒然 冬季五輪 その3

2022年02月08日 01時06分00秒 | オリンピック

北京五輪の豊富な話題は飽きさせないものがありますね(笑) 良くも悪くも五輪は注目を集めます。しかし、ジャンプ混合団体の失格者続出には驚くというより呆れました。普段やらないような抜き打ちチェックだったようですが、無作為抽出という話もあって不公平感は否めません。まあ、済んだことは仕方ないですが、失格させられた選手の受けるダメージは計り知れず、ちゃんとしたやり方はなかったのかと疑問を抱きます。こういうことが多発すると運営面の不手際がクローズアップされて、良いことは一つもないです。不正をしようとしてしている訳ではなく、その辺りの事情を鑑みて一刀両断というのではなく、武士の情けがあっても良いかと思います。


出典:https://olympics.com/ja/news/

昨日の主な決勝種目の結果です。

◇フィギュアスケート
【団体】
① ROC 74
② 米国 65
③ 日本 63
4 カナダ 53
5 中国 50
6 ジョージア 22
7 イタリア 20
8 チェコ 15
9 ドイツ 8
10 ウクライナ 8


◇アルペンスキー
【男子滑降】
① ベアト・フォイツ 1:42.69
② ジョアン・クラレイ 1:42.79
③ マティアス・マイヤー 1:42.85
4 ジェームズ・クロフォード 1:42.92
5 アレクサンドルオーモット・キルデ 1:43.20
6 ドミニク・パリス 1:43.21
7 マルコ・オデルマット 1:43.40
8 ビンツェント・クリヒマイヤー 1:43.45


◇スノーボード
【男子スロープスタイル】
① マックス・パロット 90.96
② 蘇 翊鳴 88.70
③ マーク・マクモリス 88.53
4 レッドモンド・ジェラード 83.25
5 エミリアノ・ラウツィ 80.01
6 クリス・コーニング 65.11
7 モンス・ロイスラン 63.33
8 浜田海人 59.36
10 大塚 健 52.80


◇アルペンスキー
【女子大回転】
① サラ・ヘクトル 1:55.69
② フェデリカ・ブリニョネ 1:55.97
③ ララ・グートベーラミ 1:56.41
4 カタリナ・トルッペ 1:56.49
5 ラグンヒル・モビンケル 1:56.65
6 テアルイセ・スティエルネスン 1:56.89
7 メタ・フロバツ 1:57.04
8 マリナ・ゴンシェニツァ 1:57.11
24 安藤 麻 2:00.99
31 向川桜子 2:06.77


◇スピードスケート
【女子1500m】
① イレイン・ブスト 1:53.28
② 高木美帆 1:53.72
③ アントワネット・デヨング 1:54.82
4 佐藤綾乃 1:54.92
5 マレイケ・フルーネワウト 1:54.97
6 フランチェスカ・ロロブリジダ 1:55.20
7 エリザベータ・ゴルベワ 1:55.30
8 高木菜那 1:55.34


◇バイアスロン
【女子15km】
① デニーゼ・ヘルマン 44:12.7
② アナイス・シェバリエブシェ 44:22.1
③ マルテオルスブ・レイセラン 44:28.0
4 バネッサ・フォクト 44:29.3
5 ディナラ・アリムベコワ 44:44.4
6 マルケタ・ダビドバ 44:44.6
7 ディードラ・アーウィン 45:14.1
8 イングリランマルク・タンドレボル 45:15.4
27 立崎芙由子 48:17.5
65 蜂須賀明香 51:58.0
71 田中友理恵 52:26.3
74 前田沙理 52:45.0


◇スキージャンプ
【混合団体】
① スロベニア 1001.5
② ROC 890.3
③ カナダ 844.6
4 日本 836.3
5 オーストリア 818.0
6 ポーランド 763.2
7 チェコ 722.8
8 ノルウェー 707.9


◇ショートトラック
【女子500m】
① アリアンナ・フォンタナ 42.488
② スザネ・シュルティング 42.559
③ キム・ブタン 42.724
4 張 雨婷 42.803
5 ハネ・デスメト 42.941


◇ショートトラック
【男子1000m】
① 任 子威 1:26.768
② 李 文竜 1:29.917
③ シャオアン・リュウ 1:35.693
4 武 大靖 1:42.937


金メダルが期待された高木美帆は、2大会続けて僅差で敗れて銀メダルでした。最終のストレートでバランスを崩す不運もありましたが、残念な結果です。しかし、近年のスピードスケート界は遅咲きの王者が多くなってきています。今後も続けるかどうかはご本人次第ですが、続けるなら力を振り絞って頂点を目指していただきたいと思います。

ジャンプの新種目、混合団体は日本にとっても辛い結果となりましたが、あれだけ失格者が続出するというのは、運営上の問題点が出てもおかしくないですね。これ以上言いたくありませんが。それにしても、スロベニアは圧巻の勝利でした。

フィギュアスケート団体で日本は初のメダルを獲得しました。弱い弱いと言われ続けてきたペアとアイスダンスが世界と戦えるレベルに近付いてきたことは今後に期待が持てそうです。

五輪の話題は、これからも不定期で続けたいと思います。

よろしくお願いします。
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徒然 冬季五輪 その2

2022年02月06日 23時42分00秒 | オリンピック



楽しければスポーツの価値は更に大きくなってくる。コロナもオミクロンも関係なく、スポーツ競技は実施されるべきだし、観戦したい気持ちを抑えてはいけない。

つらつら考えながら、テレビ観戦するのもこの時期のオリンピックの恒例です。しばらく楽しみましょう。

夏の大会ほどに種目が多くないのも、観戦するには丁度良い感じです。

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フィギュアスケートやスノーボードの決勝が午前中に行われる理由は、米国で人気の高い種目だからです。米国内でのゴールデンタイムに中継時間が合うようにという我儘な圧力がかかるからで、これは平昌の時も同様でした。

では、本日行われた主な決勝種目の結果です。

◇スノーボード
【女子スロープスタイル】
① ゾイ・サドフスキシノット 92.88
② ジュリア・マリノ 87.68
③ テス・コーディ 84.15
4 ローリー・ブルーアン 81.41
5 岩渕麗楽 80.03
6 アナ・ガサー 75.33
7 エンニ・ルカヤルビ 71.45
8 アニカ・モルガン 64.13
10 村瀬心椛 49.05


◇クロスカントリー
【男子30km距離複合】

① アレクサンドル・ボリシュノフ 1:16:09.8
② デニス・スピツォフ 1:17:20.8
③ イーボ・ニスカネン 1:18:10.0
4 ハンスクリステル・ホルン 1:18:40.7
5 ポール・ゴルベル 1:19:02.3
6 ビリアム・ポロマー 1:19:03.7
7 ペルトゥ・ヒバリネン 1:19:22.4
8 フランチェスコ・デファビアーニ 1:19:47.6
35 馬場直人 1:24:43.9
41 広瀬 崚 1:25:17.7
54 山下陽暉 LAP


◇スピードスケート
【男子5000m】
① ニルス・ファンデルプール 6:08.84 (OR)
② パトリック・ルスト 6:09.31
③ ハルゲイル・エンゲブローテン 6:09.88
4 セルゲイ・トロフィモフ 6:10.27
5 ヨリト・ベルフスマ 6:13.18
6 アレクサンドル・ルミャンツェフ 6:15.02
7 バート・スウィングス 6:16.90
8 ダビデ・ギオット 6:16.92
12 一戸誠太郎 6:19.81


◇スキージャンプ
【男子ノーマルヒル】
① 小林陵侑 275.0 (145.4,129.6)
② マヌエル・フェットナー 270.8 (134.5,136.3)
③ ダビド・クバツキ 265.9 (133.1,132.5)
4 ペテル・プレブツ 265.4 (139.2,126.2)
5 エフゲニー・クリモフ 261.5 (135.0,126.5)
6 カミル・ストッフ 260.9 (136.3,124.6)
7 マリウス・リンビク 260.7 (128.4,132.3)
8 ダニル・サドレーフ 259.4 (134.1,125.3)
27 小林潤志郎 234.0 (123.0,111.0)
32 佐藤幸椰 118.1 (1回目のみ)
38 中村直幹 114.5 (1回目のみ)


◇フリースタイルスキー
【女子モーグル】
① ジャカラ・アンソニー 83.09
② ジェーリン・カウフ 80.28
③ アナスタシア・スミルノワ 77.72
4 ペリーヌ・ラフォン 77.36
5 川村あんり 77.12
6 オリビア・ジャッチョ 75.61


※星野純子・住吉輝紗良・冨高日向子は、準々決勝敗退

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北京冬季五輪の金メダル1号は小林陵侑でした。本命視された中で金を取るメンタルの強さは凄いですね。ノーマルヒルでの金メダルは1972年の札幌五輪の笠谷以来です。体格と力で劣る日本人はノーマルヒルを苦手にして来ましたが、ノーマルヒルを制したことで、ラージヒルへの期待も膨らみます。

女子のスノボとモーグルは、メディアの煽りが選手を潰した好例です。ミスの確率が高い採点競技に絶対はなく、そこを踏まえていればバカ騒ぎはできません。メディアに責任感を求めることは不可能なのでしょうが、少しは反省してほしいものです。

明日も期待の競技があります。引き続き楽しみましょう。

よろしくお願いします。
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徒然なるままに、冬季オリンピック

2022年02月05日 23時44分00秒 | オリンピック

折角、オリンピックをやっているのだから、外野がざわついていたとしても、頑張る選手には関係ないことなので、視られるものは普通に観戦します。


出典:https://www.joc.or.jp/games/olympic/beijing_winter/

何気なく「冬」をデザインしていますね。漢字文化圏が減っている昨今では、分からない人の方が多いでしょうが、こういうデザインは嫌いではないです。

では、主な決勝種目の結果を確認して行きましょう。

◇クロスカントリー
【女子15km距離複合】
① テレーセ・ヨーハウグ 44:13.7
② ナタリア・ネプリャエワ 44:43.9
③ テレーザ・シュタドローバー 44:44.2
4 ケルトゥ・ニスカネン 44:49.8
5 フリダ・カールソン 44:56.2
6 ジェシー・ディギンズ 45:04.2
7 クリスタ・パルマコスキ 45:12.1
8 アナスタシア・リガリーナ 45:30.9
27 石田正子 48:44.7
35 土屋正恵 49:13.6
50 小林千佳 50:55.4
52 児玉美希 51:48.3


◇スピードスケート
【女子3000m】
① イレーネ・スハウテン 3:56.93
② フランチェスカ・ロロブリジダ 3:58.06
③ イザベル・ワイデマン 3:58.64
4 マルティナ・サブリコバ 4:00.34
5 ラグネ・ビクルン 4:01.44
6 高木美帆 4:01.77
7 カルレイン・アフテレークテ 4:02.21
8 アントワネット・デヨング 4:02.37
9 佐藤綾乃 4:03.40


◇バイアスロン
【混合リレー】
① ノルウェー 1:06:45.6
② フランス 1:06:46.5
③ ROC 1:06:47.1
4 スウェーデン 1:07:26.6
5 ドイツ 1:07:51.1
6 ベラルーシ 1:08:00.2
7 米国 1:08:58.3
8 スイス 1:09:06.0
18 日本 LAP


◇スキージャンプ
【女子ノーマルヒル】
① ウルシャ・ボガタイ 239.0 (118.0,121.0)
② カタリナ・アルトハウス 236.8 (121.1,115.7)
③ ニカ・クリジュナル 232.0 (113.9,118.1)
4 高梨沙羅 224.1 (108.7,115.4)
5 エマ・クリネツ 215.4 (112.1,103.3)
6 シリエ・オプセト 200.5 (94.7,105.8)
7 イリーナ・アブバクモワ 196.3 (99.6,96.7)
8 リザ・エダー 193.4 (92.3,101.1)
13 伊藤有希 176.7 (95.5,81.2)
14 勢藤優花 176.5 (94.6,81.9)
18 岩渕香里 169.6 (94.8,74.8)


◇フリースタイルスキー
【男子モーグル】

① バルター・バルベリ 83.23
② ミカエル・キングズベリー 82.18
③ 堀島行真 81.48
4 バンジャマン・カベ 79.44
5 ニック・ページ 78.90
6 クーパー・ウッズトパロビク 78.88


※原 大智・杉本幸祐は、準決勝敗退、松田 颯は、予選敗退

◇ショートトラック
【混合リレー】
① 中国
② イタリア
③ ハンガリー
4 オランダ
5 カザフスタン
6 カナダ
7 ROC
8 米国
10 日本


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本日、日本のメダルは、男子モーグルの銅メダル1個でした。高梨の4位は現状で考えるとよく頑張ったと思います。上位との差が大きいので、アクシデントでもない限り勝てないと思っていましたし、メダルも厳しいと思っていました。高木の5位は、最初の種目としたらまずまずでしょう。日本が最も苦手とする3000mで世界と互角に戦えたことは、次の1500mに期待が持てそうです。

今後も時々結果確認したいと思っています。

よろしくお願いします。
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