おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

春の高校バレー 男女決勝の試合結果

2025年01月14日 21時30分38秒 | バレーボール

今年の春高バレーの男女決勝が1月12日(日)に東京体育館で行われました。試合結果を確認したいと思います。

決勝の対戦カードです。

【決勝の対戦カード】

▽決勝

【男子】

駿台学園-東福岡

【女子】

共栄学園-下北沢成徳

下馬評では男子の駿台学園、女子の共栄学園が圧倒的に強いと予想されていますが、強い者が勝つのではなく勝った者が強いという事実を実践する為にも競り合う展開を願っていました。どうなったでしょうか?

早速、試合結果です。

▽決勝

【男子】

駿台学園 3-0 東福岡

        25-21

        25-22

        25-17

🏐今季の高校三冠と春高3連覇を狙った駿台学園が4年ぶり4回目の春高制覇を狙う東福岡にストレートでの快勝。今季三冠と春高3連覇を飾りました。終わってみれば駿台学園の圧倒的強さが際立っていました。駿台学園は藤沢商(現:藤沢翔陵)と岡谷工に続く3校目の春高3連覇を果たしました。尚、3年生が参加するようになった現行の春高バレーでは初めての快挙です。

【女子】

共栄学園 3-0 下北沢成徳

        25-11

        25-21

        25-22

🏐女子は共栄学園が下北沢成徳を圧倒してストレートで勝利、20年ぶり3回目の優勝を飾りました。混戦模様と思われた女子はこの力に勝る共栄学園が強さを見せつけて勝ったように思います。

連覇を目指した就実は準決勝で共栄学園に敗れ、6回目の春高制覇とはなりませんでしたがよく頑張ったと思います。

春高バレーが終わり、3年生が抜けると新学年のチーム編成になります。次はどのような勢力図が描かれるのか?

楽しみにしておきたいところです。

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春の高校バレー 男女準決勝の試合結果

2025年01月12日 01時03分07秒 | バレーボール

岡山シーガルズと就実高校は「水と油」、「天敵同士」、バレー感の根本的な相違があるので、交わる点が存在しません。それは指導者の感覚の違いというような生易しいものではなく、「積年の恨み」とでも言いますか、長年にわたる遺恨が積み重なって抜き差しならぬところまでこじれてしまったと言えそうです。就実側にも反省すべき点は多々あるとは思いますが、それよりもシーガルズと大阪国際(旧校名:大阪国際滝井)の関わりや岡山理大附との関係性など、絡み合ってほどける気配のないところにまで持って行ってしまったシーガルズ側の責任も相当大きいと思っています。それ故に地元の強豪校である就実からシーガルズに入団した選手がどこまで過去に遡っても存在しないという歴史的事実に帰着します。両者の間に雪解けが訪れることは未来永劫ないでしょうが、もし緩解の気配が見えだす可能性があるとすれば、双方の経営陣、及び指導者層が入れ替わることで柔軟な考えを持つ人たちにバトンが渡って以降になるでしょう。いつのことになるやら見当もつきませんが、ひょっとしたら近い将来訪れることになるかも知れません。

と、まあ春高バレーの話題とはかけ離れたところから入って来たのは、特に他意はありません。今季、SVリーグで調子の上がらない岡山シーガルズが昨日の山形戦にはストレートで勝ったという事実と春高バレーで準決勝進出を果たし、連覇に向けて挑んでいる就実の話題に触れる時に、この両者の仲たがいがどのように起こり、変遷して今日に至ったのか? 今後どうなるのか? ふと、そう思っただけのことです。

話題を春高バレーに戻したいと思います。

 

11日(土)は男女の準決勝が行われました。対戦カードは以下の通りです。

【準決勝の対戦カード】

▽準決勝

【男子】

駿台学園-市立尼崎

東福岡-東亜学園

【女子】

就実-共栄学園

下北沢成徳-金蘭会

早速、試合結果です。

▽準決勝

【男子】

駿台学園 3-0 市立尼崎

        25-14

        25-18

        25-23

 

東福岡 3-0 東亜学園

     25-10

     25-17

     25-18

🏐男子の準決勝はいずれもストレートで決着。駿台学園と東福岡が決勝に進出しました。今季の高校三冠と春高の3連覇を狙う絶対王者の駿台学園に対して、2021年の春高以来4年ぶり4回目の全国制覇に挑む東福岡の対戦は、下馬評では駿台学園が圧倒的に優位に立っていますが、まあ高校生の試合に絶対はありません。過去に男子の春高3連覇は1978年~1980年に3連覇した藤沢商(現校名:藤沢翔陵)と1998年~2000年に3連覇した岡谷工の2校のみです。いずれも旧春高バレーでの優勝であって、3年生が参加するようになった現行の春高バレーでは3連覇した学校はありません。さて、どうなりますか?

▽準決勝

【女子】

共栄学園 3-1 就実

        25-17

        21-25

        25-21

        26-24

 

下北沢成徳 3-2 金蘭会

          25-20

          22-25

          20-25

          25-19

          15-12

🏐女子は共栄学園と下北沢成徳の東京同士の決勝になりました。連覇を狙った就実の挑戦は準決勝で潰えました。就実は一昨年の大会をコロナの影響で理不尽な不戦敗を喫しており、それ以外の2021年大会、2022年大会と昨年の大会を制して来ましたが、今大会は2020年以来の実戦での負けを喫することになりました。個人技に勝る共栄学園有利の前評判を覆すべく挑みましたが惜敗しました。もう一方の準決勝は昨年度の準優勝校の下北沢成徳とインターハイ優勝校の金蘭会の対戦となり、フルセットの死闘の末に下北沢成徳が制しました。共栄学園が勝てば20年ぶり3回目の優勝、下北沢成徳が勝てば8年ぶり6回目の優勝になります。尚、女子に関しては東九州龍谷が8回の優勝、そして2008年から2012年の不滅の5連覇という圧倒的優勝回数と連続優勝を誇っています。2010年までは旧春高バレーでの優勝、2011年からは現行の春高のレギュレーションでの優勝であり、当時は無敵の強さでした。就実の優勝回数は、八王子実践・古川学園(旧校名:古川商)・下北沢成徳(旧校名:成徳学園)と並んで5回で現状では2位タイに位置しています。

決勝は本日、1月12日(日)に東京体育館で行われます。

【決勝の対戦カード】

▽決勝

【男子】

駿台学園-東福岡

【女子】

共栄学園-下北沢成徳

今大会の頂点まではあと1勝です。

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春の高校バレー 男女2回戦・3回戦・準々決勝の試合結果

2025年01月08日 07時35分58秒 | バレーボール

全日本バレーボール高等学校選手権大会、「春高バレー」は6日に2回戦、7日は3回戦と準々決勝が行われました。今回はまとめて試合結果を振り返ります。バレーの試合は1日に3試合、4試合を行うこともありますから、1日2試合はそれほどハードなものではありません。そういえば、遥か昔ですが、「練習よりは試合の方が100倍楽」とよく言っていたものです。何しろスポ根の中では野球と並んでバレーは代表的競技でしたからね。今の時代はあの頃のような練習をしていたら、全てパワハラで訴えられますが(笑)

男女2回戦の試合結果から。

1月6日(月)

▽2回戦

【男子】

大分南 2-0 大垣日大

駿台学園 2-0 札幌大谷

清風 2-0 山形城北

福井工大福井 2-0 浜松修学舎

星城 2-0 昇陽

東福岡 2-0 新田

洛南 2-0 弘前工

川内商工 2-0 駒澤大高

東北 2-1 日本航空

東亜学園 2-1 鎮西学院

開智 2-0 埼玉栄

市立尼崎 2-0 西原

鎮西 2-0 雄物川

金光学園 2-0 土浦日大

近江 2-0 足利大附

慶應義塾 2-1 鳥取中央育英

【女子】

下北沢成徳 2-0 米沢中央

長岡商 2-0 横浜隼人

古川学園 2-1 岐阜第一

福工大城東 2-1 富山第一

大阪国際 2-0 八王子実践

金蘭会 2-1 人環大岡崎

東九州龍谷 2-0 國學院栃木

狭山ヶ丘 2-1 秋田令和

明徳義塾 2-0 開智

共栄学園 2-0 福井工大福井

松山東雲 2-0 都市大塩尻

就実 2-0 富士見

鹿児島実 2-0 奈良文化

誠英 2-0 津商

安来 2-1 習志野

熊本信愛女 2-0 進徳女

続いて男女3回戦の試合結果です。

1月7日(火)

▽3回戦

【男子】

福井工大福井 2-0 清風

川内商工 2-1 洛南

市立尼崎 2-1 東北

東福岡 2-1 星城

駿台学園 2-0 大分南

東亜学園 2-1 開智

近江 2-1 金光学園

鎮西 2-1 慶應義塾

【女子】

大阪国際 2-0 福工大城東

東九州龍谷 2-0 松山東雲

就実 2-0 鹿児島実

共栄学園 2-0 古川学園

下北沢成徳 2-0 誠英

金蘭会 2-0 長岡商

熊本信愛女 2-1 明徳義塾

安来 2-1 狭山ヶ丘

そして、男女準々決勝の結果です。

▽準々決勝

【男子】

市立尼崎 2-0 福井工大福井

東福岡 2-0 川内商工

駿台学園 2-0 近江

東亜学園 2-0 鎮西

【女子】

就実 2-0 大阪国際

共栄学園 2-0 東九州龍谷

下北沢成徳 2-0 熊本信愛女

金蘭会 2-0 安来

これで男女のベスト4が出揃いました。男子は三冠を狙う駿台学園、女子はタレント集団の共栄学園が中心の優勝争いになりそうですが、個人の力だけで何ともならないのが団体競技の難しいところです。予測の難しい準決勝以降になりそうです。

準決勝は1月11日(土)に行われます。

【準決勝の対戦カード】

▽準決勝

【男子】

駿台学園-市立尼崎

東福岡-東亜学園

【女子】

就実-共栄学園

下北沢成徳-金蘭会

女子の連覇を狙う就実ですが、共栄学園と比べたら地力では劣るかも知れませんが、こればかりはやってみないと分かりません。根性バレーの権化のように言われる就実ですが、結果を出している以上はそれも評価されるべきでしょう。方向性の違いで就実と対立することの多かった大阪国際は準々決勝での直接対決に敗れました。

「サインはV」「アタックNo.1」の昭和40年代からスポ根、シゴキ、パワハラ、何でもありの女子バレーの歴史は東洋の魔女を原点に脈々と引き継がれてきました。昔は "練習=シゴキ" が通り言葉でしたね(笑) 歪みは年齢を重ねると出ますよ(苦笑)

ともあれ、もう暫く注目しましょう。

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春の高校バレー 男女1回戦の試合結果

2025年01月06日 08時40分51秒 | バレーボール

全日本バレーボール高等学校選手権大会、俗にいう「春高バレー」こと春の高校バレーが昨日開幕しました。元々は3月から4月にかけて行われていた新3年制と新2年生による大会、野球でいえば選抜大会のような位置付けの大会でした。それが高校年代最高の戦いになるようにと、3年生の卒業前に実施することに変更になり、現在の1月開催に変わった経緯があります。

ジャパネット杯になってからも長くなりましたね。冠スポンサーはV・ファーレン長崎よりも早くから行ってきました。今ではすっかり長崎・佐世保のジャパネットのイメージが色濃くなりましたが、当時はテレビショッピングのイメージだけでしたね。

岡山県からは男子の金光学園、女子の就実が出場します。

初日は男女の1回戦が行われました。試合結果です。

【男子】

金光学園 2-0 郡山北工

大垣日大 2-0 松本国際

山形城北 2-0 都城工

大分南 2-0 徳島科学技術

清風 2-1 川崎橘

鎮西学院 2-0 科学大工

札幌大谷 2-0 天理

昇陽 2-0 高崎

星城 2-1 高岡第一

市立尼崎 2-0 多度津

浜松修学舎 2-1 瀬戸内

洛南 2-0 習志野

駒沢大高 2-0 高川学園

新田 2-0 一関修紅

日本航空 2-0 松江工

足利大附 2-0 佐賀商

開智 2-1 小松大谷

慶應義塾 2-1 高知商

鳥取中央育英 2-1 東京学館新潟

雄物川 2-1 松阪工

【女子】

長岡商 2-0 青森西

人環大岡崎 2-0 高松商

米沢中央 2-0 日南学園

横浜隼人 2-0 首里

古川学園 2-0 佐賀学園

秋田令和 2-1 西彼杵

津商 2-1 航空石川

習志野 2-0 須磨ノ浦

國學院栃木 2-0 岩美

共栄学園 2-0 近江兄弟社

福工大城東 2-1 城南

富士見 2-1 健大高崎

松山東雲 2-0 ウェルネス

八王子実践 2-0 旭川志峯

鹿児島実 2-0 大和南

明徳義塾 2-0 札幌山の手

都市大塩尻 2-0 郡山女大附

奈良文化 2-0 盛岡誠桜

誠英 2-1 京都橘

進徳女 2-1 帝京第三

金光学園は幸先良いスタートとなりました。ディフェンディングチャンピオンの就実は2回戦から登場します。

2回戦は本日行われます。

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vs SAGA久光スプリングス チームもサポーターも明らかな力不足を痛感させられた連敗!!

2024年11月25日 06時23分51秒 | バレーボール

SAGA久光スプリングス戦の2試合目です。新リーグになっても企業名を残したチームの一つである久光。元々、企業チームで応援も関係者を総動員して行う姿を思い浮かべるチームの一つでした。強豪に企業チームが占める理由はバレーに専念できる環境ができやすい点にあります。しかし、会社の業績が悪化するとチーム自体の存続が怪しくなるというデメリットが付いて回っていました。SVリーグになった今、プロとしての存在を強く訴求する為にも企業名をなくして欲しいというのは願いではありますが、その実現には難しい壁があるようです。

 

イメージ先行で考えていた久光の姿は思ったものとは若干違っていました。素晴らしいアリーナと素晴らしいサポーターに支えられたチームです。シーガルズは親会社を持たない市民チームという自負を持って戦い続けてきましたが、自治体や県民が支えているというのは自己欺瞞だと感じさえします。

新リーグに伴って各クラブは変化と成長に取り組んでいます。現状に満足し変化を望まない姿勢では強くなれないし、町も成長しないのだと痛感させられることになりましたが、それは悪いことではなかったと考えます。岡山が目指すスタイルが見えていない現状だとチームが目指す頂も見えないのですから。

 

この試合の岡山シーガルズのベンチ入りメンバーです。(出場セットの■,●はセットのスターティングメンバー、□,○は途中出場です)

前日と変わりはありませんでした。アウェーゲームであり変えるリスクの方が大きかったのか、変えるだけの選手層がないのか? いずれにせよ、シーガルズの現状は厳しいと感じさせられました。

この試合のスコアです。

🏐2試合続けてのストレート負け。しかも、前日以上に何もできなかった完敗です。リーグの上位チームとの力の差をここ数年で感じさせられては来ましたが、更にその格差が広がっているように思います。試合を分ける大事な局面で1本を決めることができる選手がいないという弱点は中々克服できそうにありません。しかし、どこかでテコ入れしないと再び万年Bクラスの降格候補に成り下がってしまいます。新リーグとなり、新しいチームが加わった今季は何となく余裕があるように勘違いしていたら直ぐに足をすくわれることになります。勝つ為に為すべきことをひたすらやり続けることが望まれます。

この試合のシーガルズの各セットのスタートローテーションです。

第3セットで田口を小松原に変えた以外は固定メンバーとローテーションで臨みました。上手く行っている時ならそれも良いでしょうが、上手く行かない時に変化を加えられないなら中々厳しい状況ではないでしょうか?

 

多くの課題が山積しているシーガルズ。上位陣と対戦するここからのスケジュールは試練ではありますが、成長と変化の為には避けるわけには行きません。頑張りましょう。

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vs カノアラウレアーズ福岡 昨年度のV3勢に連敗! それが今の力と自覚して、目の前の試合に勝つことに集中しよう。

2024年11月24日 06時18分33秒 | バレーボール

倉敷アブレイズの今季最初のホームゲームは津山開催です。対戦相手は昨季V3で対戦したカノアラウレアーズ福岡です。

前日の試合は「1-3」で敗れた相手、連敗だけは避けないといけない試合でした。

では、この試合での倉敷アブレイズのベンチ入りメンバーです。(出場セットの■,●はセットのスターティングメンバー、□,○は途中出場です)

ベンチ入りは前日と変更なし、接戦になった際にどうやって抜け出してセットを奪い取るかを考えないといけません。

試合結果です。

🏐ストレートで勝てたはずのゲーム。第3セットを落としたことが流れを一変させました。流れ、リズムが大事なバレーでは一旦流れを失うと取り戻せないことが多々あります。そんな試合となりました。

やはり、勝機を逃さず掴み取る強かさと勝負勘を研ぎ澄まして行かないとリーグ戦を戦い抜くことはできません。まだまだ弱いチームはこれからどのように戦って行くのか注目すべきことは多くあります。

それほど突飛なスタートローテーションではありません。しかし、固定し過ぎというのも流れが悪くなった場合に抜け出せなくなることが増えるので考えものです。動きすぎも禁物ですが、動かないのも試合を硬直化させます。判断が難しいところはありますが、見極める力も必要になります。チームはリーグ参戦2年目の若いチームです。成長しないといけないことは少なくありません。

今後も見守っていきましょう。

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vs SAGA久光スプリングス セットごとに競り合っても詰めが甘くストレート負け! チームの課題にどう取り組めばよいかを考えないと結果を変えることはできない!?

2024年11月23日 17時56分58秒 | バレーボール

遅くなりまして申し訳ございませんが、バレーボールネタを3連発投稿いたします。既に本日も試合が行われているのでその結果も後程書きたいものです。

 

先週の土日で岡山シーガルズはアウェーゲーム、SAGAアリーナでSAGA久光スプリングスと対戦しました。今季から再編成されたSVリーグで中位前後の地力と考えているシーガルズが、上位グループに入る各チームとどの程度戦えるかという観点から現状認識することが大切なように感じます。

今回、敢えて佐賀を訪れたのも現状認識と合わせて各地のアリーナの現状把握を考えてのものでした。佐賀にあのレベルのアリーナが数年前から存在していることが、裏を返せば岡山で出来ない現状に危機感を覚える事態になりました。その件については以前書いた通りです。

この日の試合の岡山シーガルズのベンチ入りメンバーです。

ほぼ固定に近いメンバー構成で臨む試合が続いています。佐伯の故障離脱は結構チームに深い影響を及ぼしていますね。サイドアタッカーは攻守の要ですから、その1枚を欠いている現状では中々白星を上積みできないのも分からないではないですが、試合に出た選手がそれを打破する気概を見せてほしいものですよね。

試合結果です。

🏐競り合いに持ち込める場面は多くありますが、終わってみればストレート負け。結果で示せていないということは力がないとみなされても仕方ありません。面白い試合を今季の狙いの一つとするなら、この結果は面白くないですね。敗因はどう見てもレフトの決定力不足です。それを補うコンビネーションにも見るべきものが少ないことで、勝機を見出せていません。

各セットのスタートローテーションです。

久光の固定メンバーに対してもう少し流動的にポジションを変えてみる工夫がほしかったと思います。レフトとミドルを入れ替えるのも悪いことではないのですが、微妙な流れを切るような形にならないような工夫が求められます。ミドルやライトを上手く使えるようになりつつあるので、決定力が強く求められるのはレフトの2枚です。佐伯が復帰できるまでは現有戦力で戦わないといけませんから、金田と中本にはもっと負荷がかかっても打破できるパワーと決定力を求めたいと思います。

日曜日の試合は現地観戦しましたので、それを含めて書きたいと思います。

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岡山にこのレベルのアリーナがないのは許されない大問題だとしみじみ思う佐賀の夜!?

2024年11月17日 17時50分05秒 | バレーボール

試合観戦を終え佐賀駅にいます。佐賀というと全国的にも印象が薄いのではと思いますが、なかなかに洗練された都会だと感じました。

佐賀駅前はかなり賑わっております。

先ほど、夕飯をいただきました。

さて、試合に関しては後程書こうと思いますが、それよりも立ち直れないほどの敗北感に苛まれたのがアリーナです。

今回、佐賀アリーナへは初めてやって来ましたが、地方都市でこれが作れるのなら、岡山が何故やらないのか?

これは岡山の未来にとって非常に大事なことです。岡山県と岡山市が喧嘩をしている場合ではありません。

巨大なアリーナが佐賀駅からの徒歩圏内にあります。

ジップアリーナが貧相に感じられます。

ジップアリーナでスポーツイベントはできるでしょうが、コンサートなどはとてもできないでしょう。照明や客席などが明らかに体育館ですからね。

大都市圏でなく地方でこれが作れるなら岡山はかなり遅れています。以前、滋賀県の草津へ行った時も似たような感覚でしたが、佐賀アリーナは更に衝撃的でした。

早急にアリーナもサッカー専用スタジアムも計画を進めないと、全国から馬鹿にされますね。

プレーオフの決勝で長崎と対戦することになればピースタに行って実像を見ないといけませんね。

地方から発信する新しい取組に注目しないといけません。

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Vリーグ女子 倉敷アブレイズの挑戦! そして・・、vs カノアラウレアーズ福岡 今季初のホームゲームから、今季の戦いをフォローしようと思う。

2024年11月16日 23時40分02秒 | バレーボール

SVリーグが話題の中心になっていますが、Vリーグ女子も先月開幕し、各地で熱戦が繰り広げられています。そんな中で、倉敷アブレイズも挑戦を続けています。

これまでの戦績を振り返ります。

10月19日(土)

*猫田記念体育館

広島 1-3 倉敷

10月20日(日)

*猫田記念体育館

広島 1-3 倉敷

10月26日(土)

*元気フィールド仙台

仙台 2-3 倉敷

10月27日(日)

*元気フィールド仙台

仙台 3-0 倉敷

🏐3勝1敗とまずまず順調にリーグ序盤を戦っているアブレイズですが、苦しい時にトスを全て打ち切れるだけの大砲がいないチーム状況ですから、チーム状態が落ち込んできたときに抜け出すことが容易でなくなることもあると思います。そこをどうやって乗り越えるのか?

課題は多いのですが試合を通して解決に向かっていけたら良いですね。

チーム画像

それでは、津山で行われた今日のカノアラウレアーズ福岡戦の試合結果と考察です。勝手に個人的な意見を羅列しますがご容赦ください。

では、この試合での倉敷アブレイズのベンチ入りメンバーです。(出場セットのはセットのスターティングメンバー、□,○は途中出場です)

試合結果です。

🏐競り合いの中でセットを奪い切れないと勝機が遠ざかって行きます。今季最初のホームゲームでしたが悔しい逆転負けでした。シーズンは序盤ではありますが、Vリーグでしっかり勝負できるチームにならないとSVリーグを目指す位置に辿り着けません。高さが足りないのは分かっていること。補うために必要なのは速さなのか、守備能力なのか、必要なものを模索しながら今後の対戦を想定した取り組みが必要になって来ます。

チームはまだまだ創成期ですから成長のみを期待して見守りましょう。

アブレイズの各セットのスタートローテーションです。

昨季に見られた不思議なスタートローテーションではなく、4セットともS-6からのスタートでした。オーソドックスな形は安心感がありますが、相手の脅威になっているかどうか? 福岡は各セットのスタートを常に微調整していますが、アブレイズは全てのセットがローテーションまで固定でした。これか確たる信念によるものであれば何も言うことはありませんが、変化に対応する柔軟さが欠けているのだとしたら少し残念です。これもしばらくは見守っていきたいとは思いますが。

倉敷アブレイズは17日(日)にも津山でカノアラウレアーズ福岡と対戦します。雪辱を期して戦ってほしいものですね。

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vs KUROBEアクアフェアリーズ富山 連勝できない勝負弱さ! これが今季のリーグ戦で致命傷にならない為に精進を続けよう。

2024年11月01日 14時38分46秒 | バレーボール

2日目は横浜にいましたのでジップアリーナには参戦していません。KUROBEに連勝して上昇気流に乗ってほしいと思うのですが、さてどうだったでしょうか?

そはそれうとウィンディの動き、以前に比べてキレを増したように感じませんか? 彼も精進しているようです(笑)

この試合の岡山シーガルズのベンチ入りメンバーです。

船田を外して甲斐を入れたリベロ1名体制で臨みました。まさかフルセットになるとも、惜敗するとも思いも寄りませんでしたが・・

🏐力の差が殆どないのが今季のリーグ戦です。男子のような飛び抜けた選手のいない女子では順位の大きな部分が外国人選手の当たり外れに影響される不安定な戦いとなります。そんな中で外国人選手のいないシーガルズが戦って行く為には、一つ一つのプレー精度の向上を目指し、更にチーム力の底上げに取り組まないといけません。苦しい時に一発で打開できる大砲が存在しない以上は、拾いまくって繋いで繋いで相手が根負けするまで粘り抜くことが求められます。その域までチームが成長できるかどうかが新リーグを生き抜く為に求められる最大のものだと感じています。

スタートローテーションです。

前日と大きく変えずにスタートしましたが、思うように行かなかったと見えて第3セットからスタメンを色々と試行錯誤しています。第5セットは元に戻しましたが、相手に移った流れを引き戻し切れずに敗れました。

今季は連勝できない状況を続けながら勝率5割前後を行ったり来たりするのでしょうか? 黒鷲旗を制して引退した川島や宮下の気持ちを引き継いで戦うならば乗り越えないといけない課題です。

次週は少し空いた11月16日(土)と17日(日)の2日間、SAGAアリーナで行われるSAGA久光スプリングス戦です。完全アウェーの地で上位チームと対戦することでチーム力の把握ができると思います。

勿論、勝ちに行くのは当然です。良い戦いを期待します。

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