前日は2セット先取からの逆転負けでした。第2戦も岡山シーガルズはクインシーズ刈谷と対戦しました。前日の雪辱を果たす姿をこの目で見る為にこの日もふれあい公園に行きました。同一チームとの連戦に関しては以前のVリーグ当時から批判的意見を述べてきました。しかし、岡山と姫路のような近場での移動可能な開催地のある場所なら互いに対戦相手を入れ替えての開催も可能でしょうが、それができない場所も多くある為難しいでしょうね。
それはさておき、シーガルズとすれば勝たないといけない大事な試合です。新リーグのスタートで躓くわけには行きません。早く勝利して波に乗りたいところです。
もう一つの懸念事項は、このところの男子の人気沸騰に対して、女子の観客動員が伸びていないことです。代表の実績が上がらないとどうしてもリーグにも影響が及ぶのですが、これはある程度仕方ありません。地道な草の根活動で地元から応援の輪を広げて行きたいものです。
しばらく会場の様子を写真でご覧ください。
ではこの試合の岡山シーガルズのベンチ入りメンバーです。
各セットの出場状況も入れておきます。■はセットのスターティングメンバーで□は交代出場です。リベロは●で示しています。
前日と大きく変えていませんが、ベンチ入りメンバーを少しだけ入れ替えました。
試合のスコアです。
🏐ストレート勝ちとはいえ全セットがデュースという接戦でした。少しでも違っていたら丸っきり逆の結果になっていたかも知れません。セットの前半はリードを奪っても、中盤で追いつかれたり逆転されてしまうという前日とよく似た展開。最後に粘ってセットを取り切れたことが勝因でしょう。攻撃陣ではレフトの中本が14得点、同じく金田が11得点だったのに対し、ライトの山城が10得点と決定力を見せました。更にこの試合ではミドルに入った永瀬が10得点、そして途中からミドルに入った小松原が7得点するなど、レフトに偏ることなく得点できたことも勝因の一つでしょう。
気になることといえばもう一つ。ブロック決定力がかなり下がっていることです。元々ブロックがシーガルズの躍進の決め手であっただけに、特にミドル陣には奮起してもらいたいところです。
サーブとサーブレシーブは昨季からの成長は感じられず、継続課題になりそうです。ただ、サーブを殆ど相手リベロに拾わせなかったのは少しではありますが成果と考えて良さそうです。
この試合のシーガルズのセットごとのスタートローテーションです。セッターは濱田に固定して戦いました。
第1セットはS-6からスタートしましたが、第2セット、第3セットはS-1スタートでした。結果として勝ったので良かったとは思います。刈谷がスタートローテーションをほぼ固定していたので、こちらも流動性を持たせることなく進められましたが、相手の変化に対応することも必要です。組合せを入れ替えたり、レフトを入れ替えたりすることは試合の流れによって変化させることも視野に入れておきたいところです。濱田がフロントの時の高さ不足にも対策を考えておく必要がありそうですね。
次週はアウェーゲームです。ひたちなか市総合運動公園総合体育館でAstemoリヴァーレ茨城と対戦します。開幕週では新加入の群馬グリーンウイングスとの対戦に連勝しています。この対戦である程度シーガルズがリーグでの立ち位置と今後の戦い方の指針が見えて来そうです。
できることなら連勝して帰ってきてほしいものですね。