ガンバ大阪戦の勝利は、再び全国的な驚きの広がりを呼んでいます。圧倒的な降格候補であったはずのファジアーノ岡山が3試合で2勝したのですから。シーズン当初の時期はチーム力が整備し切れないチームも多くあります。このチャンスを見逃さず上手く波に乗ることができれば、J1の荒波を乗り越えることも可能になると考えます。
今回は、まずこのニュースから確認したいと思います。
初のJ1で「通用する」“旋風”起こせるか・・・9冠の相手に枠内ゼロ、完封がもたらした自信
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/football_zone/sports/football_zone-582567.html?_gl=1*14hakgu*_ga*MTA0ODQ5NjI4OS4xNjY3NzEwMTk2*_ga_XJ5END643J*MTc0MDcxODY4MC4xMTMxLjEuMTc0MDcxOTA2NC4zOS4wLjA.
以下に引用します。
岡山はG大阪相手に2-0の完勝
今季J1に昇格したファジアーノ岡山は2月26日のリーグ第3節ガンバ大阪戦で2-0の快勝を飾り、ホーム2連勝とした。昨季のプレーオフを勝ち抜き掴み取った初昇格。3戦2勝、3試合でわずか1失点と“いい守備からいい攻撃”につなげ、初舞台で堂々と戦い抜いている。チームの大黒柱である元日本代表MF江坂任は「連動した守備は通用する」と自信を持った。
スピード、組織、気持ち……すべてが上回って掴んだ勝利だった。序盤から“岡山ペース”。相手の攻撃を2人、3人と素早くプレスをかけて芽を摘み、ボールを奪ってチャンスにつなげる。中盤で相手の攻撃を食い止め、タレント揃いの前線が幅を使って敵陣へ畳み掛ける……。時間の問題だった先制点は前半終了間際、セットプレーから生まれた。
コーナーキックからFW一美和成がヘディングシュート、GKがはじいたボールをMF柳貴博が決めて先制を奪った。さらに後半立ち上がり、今度は柳から古巣相手に一美が決めて追加点。“いい時間帯”の2得点であとは完封勝利に向けてやるべきことをやるだけだった。
「自分たちでまとまって狙いのところでボールを持たせられたというか、そこに誘導できた。それでチームとしていい守備の持っていき方にできたうえで、1対1のところでもディフェンスライン中心に勝てた。そこが一番」
江坂が話すように、G大阪からしたら「術中にはまった」と言えるだろう。開幕戦では京都サンガF.C.に2-0で勝利したものの、前節の横浜FC戦では0-1で敗れ「ちょっと浮ついた部分も多少どっかにあったんじゃないか、という話もあった」といい、木山隆之監督から「もう1回示しをつけてやろう」と“カツ”を入れられた。
これまで9つのタイトルを獲得してきたG大阪相手に完璧なクリーンシート。3戦で1失点というのは誇れる数字だ。江坂は「いいプレッシャーからリズムを作れた。プレスにいって奪い勝つというのは今日しっかりできたし、通用すると改めて感じた」と胸を張った。この日も枠内シュートはゼロに抑えた。「連動した守備、組織の守備は通用する」と、これがファジアーノの戦い方だ。
もちろん、満足するわけではない。まだまだここから。それでも、確かな積み重ね、確かな自信を手放さず、大きな力に変える。岡山には必ずそれができるはずだ。
FOOTBALL ZONE編集部
では、この試合を振り返りたいと思います。
結果も内容も快勝と言えるナイスゲームでした。開幕戦の京都サンガF.C.は勝ったとはいえ内容的には圧倒された試合でしたが、このガンバ大阪戦に関してはほぼ完璧な勝利と言えます。数字もそれを物語っています。
⚽平日ナイトゲームでチケットの前売段階で完売したこの試合。やはり、J1のビッグクラブのネームバリューは半端ないです。その恩恵にあやかっての盛況であっても、それを享受できるなら継続しましょう。岡山が注目されている内にもっともっと成り上がってやりたいものですね。
先取点は前半終了直前、神谷のFKを一美がヘッドで合わせ、このシュートはガンバのGKの一森にはじかれますが、こぼれ球を柳貴が押し込んであげたものです。追加点は後半が始まってすぐに右サイドを駆け上がった柳貴の絶妙のクロスを一美が2人に挟まれながらスライディングで流し込んだものでした。この2点をしっかりとファジらしく守り切ってクリーンシートを達成。ホームゲームは昨季から続けて7連勝まで伸びました。ホームで強いチームというのは順位を落とすことなく戦い続けられます。これからも満員のホームスタジアムでチームを後押ししましょう。
この試合のスタッツです。
ガンバのシュートは6本、枠内シュートがありませんでした。危ない場面が殆どない試合展開でした。これほどの試合内容でガンバに完勝すると誰が予想したでしょう? ますます波に乗って勝ち続けたいものです。
ただ、足元をしっかりと固めて、浮足立つことなく驕ることもなく、自分たちのサッカーを続けてほしいと思います。
順位表です。
流石にJ1です。強いチームが順当に白星を重ねて上位にやって来ました。まだまだこれからです。しがみついてでも高い順位を維持したいものです。常に応援し続けましょう。
次節も中3日でのホームゲームです。昨季は連敗した清水エスパルスにJ1でやり返しましょう。
では日曜日にJFE晴れの国スタジアムでお会いしましょうね。
よろしくお願い申し上げます。