◆「待っていました!」というわけではないが、「防衛省の天皇」と言われた守屋武昌前防衛事務次官の「旧悪」が、ついに暴かれ始めた。朝日新聞の10月19日付け朝刊が、守屋前事務次官が現職中、防衛省出入りの山田洋行という「軍需産業者」から140回以上も接待ゴルフを受けていたと報じたのである。140回以上のなかには、「妻同伴」も何回かあったというから、開いた口が何をか言わんである。防衛省が平成12年に決めた「倫理規定違反」は明らかである。
◆「接待ゴルフ」は、判例上、レッキとした「賄賂」である。職務権限と便宜供与が明確になれば、贈収賄事件となる。東京地検特捜部は、「贈収賄事件」を念頭に内偵をしてきたと言われてきたので、朝日新聞の報道は、産軍癒着を根とする大疑獄事件の始まりであるとも言える。こうなれば、新テロ対策特措法案の審議どころの話ではない。福田政権が、この「接待ゴルフ・テロ」でふっ飛ぶ恐れなしとしない。
◆もちろん、防衛官僚・高級自衛官のみならず、自民党国防族議員も、今のうちから、首をよく洗って待っていることだ。東京地検特捜部の大健闘を期待したい。
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◆「接待ゴルフ」は、判例上、レッキとした「賄賂」である。職務権限と便宜供与が明確になれば、贈収賄事件となる。東京地検特捜部は、「贈収賄事件」を念頭に内偵をしてきたと言われてきたので、朝日新聞の報道は、産軍癒着を根とする大疑獄事件の始まりであるとも言える。こうなれば、新テロ対策特措法案の審議どころの話ではない。福田政権が、この「接待ゴルフ・テロ」でふっ飛ぶ恐れなしとしない。
◆もちろん、防衛官僚・高級自衛官のみならず、自民党国防族議員も、今のうちから、首をよく洗って待っていることだ。東京地検特捜部の大健闘を期待したい。
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