◆「ポスト鳩山」「ポスト小沢」の声が喧しい。野党・自民党からのみならず、民主党のなかからは、である。いよいよ「民主党政変 政界大再編」の様相が色濃くなってきた。狸御殿の政界は、こうでなければ、面白くない。
◆古来、政治は、誇大妄想と錯覚と誤算の織り成す摩訶不思議な力学によって動かされ、思いもよらない結末で当面の終わりを告げる連続ドラマである。民主党は、最大派閥の小沢派をはじめ他の5大派閥と合わせて、計6派閥によって支えられて、その勢力は、民主党国会議員の約80%を形成しているので、前原誠司国土交通相、仙谷由人国家戦略担当相ら、「反小沢派」がいかに逆立ちしても、代表は言うに及ばず、総理大臣に指名されることはあり得ない。
◆しかし、小沢一郎幹事長から「切られる」のを承知であるはずの前原・枝野派閥、野田派閥という二つの派閥が、自民党の小泉純一郎元首相のシンパと結びつくことを前提に動いているとしたらどうであろうか。様相が一変してくる。
◆それにしても、何をに血迷ったか、公明党高木陽介衆院議員が、「公明党こそ民意を実現する真の第三勢力」と題する特別インタビューを身内の雑誌に掲載しているのは、「ちょつと違うのではないか」という感が強い。自民党との長期連立の責任を忘れてもらっては困る。ドサクサに紛れて、国民を化かしてはいけない。公明党は狸御殿かと、錯覚させられる。
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◆古来、政治は、誇大妄想と錯覚と誤算の織り成す摩訶不思議な力学によって動かされ、思いもよらない結末で当面の終わりを告げる連続ドラマである。民主党は、最大派閥の小沢派をはじめ他の5大派閥と合わせて、計6派閥によって支えられて、その勢力は、民主党国会議員の約80%を形成しているので、前原誠司国土交通相、仙谷由人国家戦略担当相ら、「反小沢派」がいかに逆立ちしても、代表は言うに及ばず、総理大臣に指名されることはあり得ない。
◆しかし、小沢一郎幹事長から「切られる」のを承知であるはずの前原・枝野派閥、野田派閥という二つの派閥が、自民党の小泉純一郎元首相のシンパと結びつくことを前提に動いているとしたらどうであろうか。様相が一変してくる。
◆それにしても、何をに血迷ったか、公明党高木陽介衆院議員が、「公明党こそ民意を実現する真の第三勢力」と題する特別インタビューを身内の雑誌に掲載しているのは、「ちょつと違うのではないか」という感が強い。自民党との長期連立の責任を忘れてもらっては困る。ドサクサに紛れて、国民を化かしてはいけない。公明党は狸御殿かと、錯覚させられる。
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