◆化石・社民党(福島瑞穂党首)が30日、連立与党から離脱することを決めた。誠にめでたいことである。非武装中立論を党是としてきた社会党の尾てい骨のような政党が、アメリカのネオコンのような政治家(前原誠司国土交通相)が防衛論の幅を効かせている民主党と連立しても、うまくいくはずはもともとなかった。このことは、連立政権樹立の当初から分かっていた。
◆それでなくても、社民党は、化石あるいは、シーラカンスのような政党である。連立政権にいては、その習いとして、存在感が薄れて、自滅の道を歩む運命にあった。このまま参院選挙に突入すれば、党勢の衰退は、目に見えていた。時代遅れの政党であるからである。そこで、運良く鳩山由紀夫首相をうまく利用することを考えたのであろう。自ら辞任すればよいものを、わざわざ、鳩山首相に首を斬らせて、「斬られた、斬られた」と大騒ぎして、国民の同情を買う作戦に出たのである。福島党首は「私を斬ることは、社民党を斬ることだ」と勝手なことを言っている。
◆日本は現在、第四回目のパラダイムシフトの時代にある。 これまでの価値観や常識などは、一切通用しない非連続的な時代にある。NHK大河ドラマ「龍馬伝」は30日、「龍という女」というテーマで放映されたけれど、今回は、土佐勤皇党のリーダー・武市半兵太が主君・山内容堂の命令で逮捕され、配下の者が厳しい拷問にあい、テロリストに育て上げた岡田以蔵も京都で逮捕される場面が放映された。時代の流れは、不必要な人材をまるでけし粒のように使い捨てていくという悲惨なストーリーである。社民党も同様に、いまのパラダイムシフトの時代の流れに押し流されていくのであろう。ロウソクが燃え尽きるときに、大きな炎を燃え上がせるように、恐らくは、福島党首率いて社民党は、一瞬の輝きを見せて、このまま滅びていく運命にあると予感させる。
◆しかし、民主党が思想信条、防衛政策まで違う社民党と連立していたのを苦々しく思っていた保守層は、これでホッとしたようである。この点で、民主党は、次期参院選挙で、保守層の票をアテにできる。社民党との選挙協力という選挙戦術に狂いが出て困っている小沢一郎幹事長も、心配はいらない。むしろ、オーソドックスに保守層を狙った選挙を進めるのが得策である。福島党首が連立離脱で得した以上に、小沢幹事長は、大きなメリットを得る。もっと得したのは、オバマ大統領から「ユキオ、ユキオ、ありがとう」と感謝された山内容堂こと、鳩山由紀夫首相である。韓国訪問中の鳩山首相の憑き物が取れてにこやかな表情、まさに高笑いが、そのことを証明している。バカ面を晒しているのは、多くの国民の愚かな面々である。
◆それでなくても、社民党は、化石あるいは、シーラカンスのような政党である。連立政権にいては、その習いとして、存在感が薄れて、自滅の道を歩む運命にあった。このまま参院選挙に突入すれば、党勢の衰退は、目に見えていた。時代遅れの政党であるからである。そこで、運良く鳩山由紀夫首相をうまく利用することを考えたのであろう。自ら辞任すればよいものを、わざわざ、鳩山首相に首を斬らせて、「斬られた、斬られた」と大騒ぎして、国民の同情を買う作戦に出たのである。福島党首は「私を斬ることは、社民党を斬ることだ」と勝手なことを言っている。
◆日本は現在、第四回目のパラダイムシフトの時代にある。 これまでの価値観や常識などは、一切通用しない非連続的な時代にある。NHK大河ドラマ「龍馬伝」は30日、「龍という女」というテーマで放映されたけれど、今回は、土佐勤皇党のリーダー・武市半兵太が主君・山内容堂の命令で逮捕され、配下の者が厳しい拷問にあい、テロリストに育て上げた岡田以蔵も京都で逮捕される場面が放映された。時代の流れは、不必要な人材をまるでけし粒のように使い捨てていくという悲惨なストーリーである。社民党も同様に、いまのパラダイムシフトの時代の流れに押し流されていくのであろう。ロウソクが燃え尽きるときに、大きな炎を燃え上がせるように、恐らくは、福島党首率いて社民党は、一瞬の輝きを見せて、このまま滅びていく運命にあると予感させる。
◆しかし、民主党が思想信条、防衛政策まで違う社民党と連立していたのを苦々しく思っていた保守層は、これでホッとしたようである。この点で、民主党は、次期参院選挙で、保守層の票をアテにできる。社民党との選挙協力という選挙戦術に狂いが出て困っている小沢一郎幹事長も、心配はいらない。むしろ、オーソドックスに保守層を狙った選挙を進めるのが得策である。福島党首が連立離脱で得した以上に、小沢幹事長は、大きなメリットを得る。もっと得したのは、オバマ大統領から「ユキオ、ユキオ、ありがとう」と感謝された山内容堂こと、鳩山由紀夫首相である。韓国訪問中の鳩山首相の憑き物が取れてにこやかな表情、まさに高笑いが、そのことを証明している。バカ面を晒しているのは、多くの国民の愚かな面々である。