◆アメリカのグレグソン国防次官補(アジア・太平洋担当)が7月27日、下院軍事委員会の公聴会に提出した書面で、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)について、「さらなる削減は日本が安全保障に消極的であるとの印象を周辺地域にも与える」と強調し、「日本政府は国民の安全を守る意思を示すため、防衛予算や思いやり予算を増やすべきだ」と主張したとワシントン時事が7月28日報じた。日本の各省庁が8月下旬の平成23年度政府予算概算要求に向けて作業している最中、日本政府部内で思いやり予算減額の声が出でので、遠く海のかなたから防衛省に対して「陳情」とも「脅し」とも受け取れるメッセージを送ったと言える。
パパ・ブッシュ大統領が行った湾岸戦争のとき日本は海部俊樹首相が、平成2年8月20日、多国籍軍に10億ドルの資金援助などの中東支援を行い、9月29日は、エジプトなど3国への20億ドル支援などの第2弾を行い。平成3年1月24日には、政府・自民党首脳会議が湾岸戦争支援策として90億ドル(約1兆2000億円)の追加支出を決定し実行した。だが、日本はアメリカからもどこからも感謝の言葉をかけられなかった。
そのくせ、軍資金が必要となると、当たり前のように要求してくる。日本政府は、嫌々ながらもこれに応じてきたのである。この幕府・諸藩が豪商から「御用金」を巻き上げるような関係は、いつまで続くのやら。
◆産経新聞(ワシントン・佐々木類特派員)が28日報道したところによると、この公聴会委員会には、カート・キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)も出席しており、スナイダー議員(民主党)から「2年間で4人の首相が生まれた日本にとって、どういう安全保障上の問題が生じるか」と質問された。これに対して、「首相や閣僚がすぐに交代すると、政府間に必要な信頼関係の構築が非常に難しくなる」と語ったという。「鶴は千年、亀は万年、鳩は8か月、菅は3か月」では、目が回るのは、当然である。もうそろそろ、日本もどっしりした長期政権が待望される。
だが、カート・キャンベルは、まだまだ修行が足りない。日本は、表向きの政権の背後に、「闇将軍」という本当の実権、すなわちを最高権力者がいつの時代にも存在していることに気づいていない。日本政治の「とうしろう(素人)」である。
竹下登元首相は、存命のとき「金融の闇将軍」とも呼ばれた。小泉純一郎首相時代は、表向きの政権ととも、闇のブラック世界とも深くつながった「闇将軍」を兼ね、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎の各政権時代でも、「闇将軍」は健在だった。民主党政権に交代してからは、小沢一郎前幹事長が、「闇将軍」に就任した。だが、自民党側からは、小泉元首相、森喜朗元首相がこの事実を認めたがらず、「アメリカCIA→在日アメリカ大使館→検察権力(東京地検特捜部に創価学会員あり)」を利用して小沢潰しにかかった。
ところが、民主党政権下、鳩山由起夫首相がインド洋での給油を中止して海上自衛隊補給艦を撤退させたばかりか、「日米対等な関係」を唱えて日米同盟にヒビを入れてしまい、沖縄米軍普天間飛行場移設問題をこじらせ、さらに菅直人首相までも決着を先送りさせかねず、思いやり予算まで減額させそうな動きをみせている。このまま、野党自民党・公明党に寄りかかり続けていたのでは、アメリカの世界的な軍事戦略に狂いが生じ、第三次世界大戦の準備にも支障をきたしてくる。カート・キャンベルの「首相や閣僚がすぐに交代すると、政府間に必要な信頼関係の構築が非常に難しくなる」との発言は、こうした経緯から生まれたものと解釈できる。
しかし、カート・キャンベルは、ジェイ・D・ロックフェラー四世が「日本の帝王」と呼ぶ真の実力者・小沢一郎前幹事長に折角、ぶち当たっていたにもかかわらず、信頼関係構築のチャンスを自ら捨ててしまっていた。
カート・キャンベルは今年2月2日、国会内に小沢一郎幹事長(当時)を訪問して、約1時間会談し、沖縄米軍普天間飛行場移設問題など懸案について意見交換した。最後にカート・キャンベルは「ゴールデンウイークに訪米して欲しい」と要請し、小沢幹事長は、これを快諾していた。東京地検特捜部が小沢幹事長の起訴を見送る二日前のことであった。その後、小沢幹事長は、国会議員団を引き連れて訪米する準備にかかっていた。だが、土壇場になってアメリカ側がオバマ大統領との会見を拒否したため、この計画はキャンセルとなった。なぜ不発に終わった。それは、民主党幹部のなかの反小沢派幹部」が、「小沢とは付き合わない方がいい」と讒言したのが原因だったと言われている。カート・キャンベルに人物を見る眼がなかったということである。菅首相に対しては、鼻から相手にするつもりはなく、さりとて、「闇将軍」でもある小沢前幹事長にミソをつけたままなので、直接交渉力に欠ける。目下、お手上げ状態にあり、マイケル・ジョナサン・グリーンの力を借りて、小沢一郎政権か小沢一郎の傀儡政権誕生を待つしかない。
〔ブッシュ政権のパウエル元国務長官→リチャード・アーミテージ元国務副長官(CIA軍事部門の実力者)→マイケル・ジョナサン・グリーンNSC上級アジア部長兼東アジア担当大統領補佐官(米共和党・民主党の両党に影響力)→オバマ政権のグレグソン国防次官補(アジア・太平洋担当)、カート・キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)〕
なお、マイケル・ジョナサン・グリーンは、自民党の小泉純一郎元首相の二男・小泉進次郎衆院議員が米国留学していたとき、秘書(かばん持ち)として可愛がっていた。小泉元首相が目をかけていた民主党のホープ・前原誠司国土交通相、長島昭久防衛大臣政務官と親密である。親分・子分の関係に近い。
板垣英憲マスコミ事務所
パパ・ブッシュ大統領が行った湾岸戦争のとき日本は海部俊樹首相が、平成2年8月20日、多国籍軍に10億ドルの資金援助などの中東支援を行い、9月29日は、エジプトなど3国への20億ドル支援などの第2弾を行い。平成3年1月24日には、政府・自民党首脳会議が湾岸戦争支援策として90億ドル(約1兆2000億円)の追加支出を決定し実行した。だが、日本はアメリカからもどこからも感謝の言葉をかけられなかった。
そのくせ、軍資金が必要となると、当たり前のように要求してくる。日本政府は、嫌々ながらもこれに応じてきたのである。この幕府・諸藩が豪商から「御用金」を巻き上げるような関係は、いつまで続くのやら。
◆産経新聞(ワシントン・佐々木類特派員)が28日報道したところによると、この公聴会委員会には、カート・キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)も出席しており、スナイダー議員(民主党)から「2年間で4人の首相が生まれた日本にとって、どういう安全保障上の問題が生じるか」と質問された。これに対して、「首相や閣僚がすぐに交代すると、政府間に必要な信頼関係の構築が非常に難しくなる」と語ったという。「鶴は千年、亀は万年、鳩は8か月、菅は3か月」では、目が回るのは、当然である。もうそろそろ、日本もどっしりした長期政権が待望される。
だが、カート・キャンベルは、まだまだ修行が足りない。日本は、表向きの政権の背後に、「闇将軍」という本当の実権、すなわちを最高権力者がいつの時代にも存在していることに気づいていない。日本政治の「とうしろう(素人)」である。
竹下登元首相は、存命のとき「金融の闇将軍」とも呼ばれた。小泉純一郎首相時代は、表向きの政権ととも、闇のブラック世界とも深くつながった「闇将軍」を兼ね、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎の各政権時代でも、「闇将軍」は健在だった。民主党政権に交代してからは、小沢一郎前幹事長が、「闇将軍」に就任した。だが、自民党側からは、小泉元首相、森喜朗元首相がこの事実を認めたがらず、「アメリカCIA→在日アメリカ大使館→検察権力(東京地検特捜部に創価学会員あり)」を利用して小沢潰しにかかった。
ところが、民主党政権下、鳩山由起夫首相がインド洋での給油を中止して海上自衛隊補給艦を撤退させたばかりか、「日米対等な関係」を唱えて日米同盟にヒビを入れてしまい、沖縄米軍普天間飛行場移設問題をこじらせ、さらに菅直人首相までも決着を先送りさせかねず、思いやり予算まで減額させそうな動きをみせている。このまま、野党自民党・公明党に寄りかかり続けていたのでは、アメリカの世界的な軍事戦略に狂いが生じ、第三次世界大戦の準備にも支障をきたしてくる。カート・キャンベルの「首相や閣僚がすぐに交代すると、政府間に必要な信頼関係の構築が非常に難しくなる」との発言は、こうした経緯から生まれたものと解釈できる。
しかし、カート・キャンベルは、ジェイ・D・ロックフェラー四世が「日本の帝王」と呼ぶ真の実力者・小沢一郎前幹事長に折角、ぶち当たっていたにもかかわらず、信頼関係構築のチャンスを自ら捨ててしまっていた。
カート・キャンベルは今年2月2日、国会内に小沢一郎幹事長(当時)を訪問して、約1時間会談し、沖縄米軍普天間飛行場移設問題など懸案について意見交換した。最後にカート・キャンベルは「ゴールデンウイークに訪米して欲しい」と要請し、小沢幹事長は、これを快諾していた。東京地検特捜部が小沢幹事長の起訴を見送る二日前のことであった。その後、小沢幹事長は、国会議員団を引き連れて訪米する準備にかかっていた。だが、土壇場になってアメリカ側がオバマ大統領との会見を拒否したため、この計画はキャンセルとなった。なぜ不発に終わった。それは、民主党幹部のなかの反小沢派幹部」が、「小沢とは付き合わない方がいい」と讒言したのが原因だったと言われている。カート・キャンベルに人物を見る眼がなかったということである。菅首相に対しては、鼻から相手にするつもりはなく、さりとて、「闇将軍」でもある小沢前幹事長にミソをつけたままなので、直接交渉力に欠ける。目下、お手上げ状態にあり、マイケル・ジョナサン・グリーンの力を借りて、小沢一郎政権か小沢一郎の傀儡政権誕生を待つしかない。
〔ブッシュ政権のパウエル元国務長官→リチャード・アーミテージ元国務副長官(CIA軍事部門の実力者)→マイケル・ジョナサン・グリーンNSC上級アジア部長兼東アジア担当大統領補佐官(米共和党・民主党の両党に影響力)→オバマ政権のグレグソン国防次官補(アジア・太平洋担当)、カート・キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)〕
なお、マイケル・ジョナサン・グリーンは、自民党の小泉純一郎元首相の二男・小泉進次郎衆院議員が米国留学していたとき、秘書(かばん持ち)として可愛がっていた。小泉元首相が目をかけていた民主党のホープ・前原誠司国土交通相、長島昭久防衛大臣政務官と親密である。親分・子分の関係に近い。
板垣英憲マスコミ事務所