◆小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相は、民主党代表選挙に結束して対応することで、合意している。
これまでに「ポスト菅」を担う代表にふさわしい資格として、次の2つのの条件で一致している。
①「それなりの経験と知識と自己犠牲の精神を持った人」
②「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」
このうち、①について、小沢一郎元代表は8月17日、東京都内での会合で、「できる限り、積極的に携わりたい」「それなりの経験と知識と自己犠牲の精神を持った人」と語っている。
②について、小沢一郎元代表は20日、鳩山由紀夫前首相と国会内で会談し、輿石東参院議員会長も含め、連携して対応していくことを決めたなかで、代表の資格について「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」と一致したという。
小沢一郎元代表は、民主党代表選の有権者398人のうち、小沢派衆参240人(表部隊180人、裏部隊60人=有権者の60%)の大軍団を擁しており、鳩山由紀夫前首相は、鳩山派約30人(3分裂していると言われているが、最終的には一本化へ)を率いている。従って両派で有権者の67.8%となるので、小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相、そして参院を牛耳っている輿石東参院議員会長の「新トロイカ体制」が、新代表選びを事実上、決定することになる。
◆この2つの条件を、現在名前の上がっている立候補に意欲的な政治家を当てはめてみると、だれが最を適任者として想定しているかの輪郭が見えてくる。以下、点検してみよう。
「野田佳彦財務相」―「経験と知識と自己犠牲の精神」という点では、まだ経験不足は否めない。米国債100兆円(非公式1000兆円)について米国に債務免除する文書にサインして、その結果、万が一、右翼から銃弾を受けても本望という覚悟はあるか疑問である。「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」という条件の前段階について、大増税を柱とする財政政策と為替市場への政府・日銀介入だけでは、国際的経済不況克服には、立ち向かえない。「原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」という点では、文字通り「素人」である。経験はなのだ。
「鹿野道彦農水相」―「経験と知識」という点では、豊富かも知れない。米国が要求している「TPP」問題への対応は可能かも知れない。だが、「自己犠牲の精神」という点は、不明確である。「国際的経済不況と原発事故への対応」について、 農業という専門分野のプロというだけでは、いずれも対応できないだろう。
「海江田万里経済産業相」-「経験と知識と自己犠牲の精神」は、落選による浪人生活が長く、「経験と知識」には、不安があり、「自己犠牲の精神」では、野党からの追及に遭って、腹が座っているとは言い難い。右翼からの銃弾に耐えられるかも不安である。しかし、金融経済の専門家であり、かつ今回、経済産業相として通商産業政策と原発事故問題に携わってきた経験は、それなりに評価できる。
「小沢鋭仁元環境相」―「経験と知識と自己犠牲の精神」は、極めて不足気味である。
「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」てあるか否かは、未知数。環境相の経験だけでは、総理大臣の職責は、果たせないのは、だれの目にも明らかだろう。
「馬渕澄夫前国土交通相」―「経験と知識と自己犠牲の精神」は、やはり、この人もおぼつかない。それは、中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突してきた事件で、中国漁船の船長を釈放して、国益を損なったばかりか、ビデオを公開せず、結局、ビデオをYouTubeに流した海上保安官を処分しくしまった。群馬県の八ッ場ダムの建設中止問題の解決も、中途半端に終わっており、無責任の謗りは免れない。経験不足の現段階では、「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」とは、とてもいえない。まだまだ修行不足である。
「樽床伸二元国対委員長」―すべてにおいて、経験、知識が足りず、自己犠牲の精神にも欠ける。国際経済、原発事故対応も、不可能に近い。
「平岡秀夫総務副大臣」―民主党左派の中堅・若手議員による政策グループリベラルの会の代表世話人を務め、民主党代表選挙でも影響力を発揮、菅直人内閣で内閣府副大臣、国家戦略室長を務め、菅改造内閣で総務副大臣に就任した程度で、経験・知識不足は、目を覆うばかりである。総理大臣には、程遠い「泡沫候補」である。自分を知らなさ過ぎる。
「前原誠司前外相」―国民人気先行で、かなり買いかぶられている。しかし、米国CIAに寵愛されてきたスパイという点では、米国が期待する総理大臣には、適役である。米国債の支払い免除文書にサインすると言っているとも伝えられており、日本の闇世界との黒いつながりを誤魔化して、上手く使えば、右翼の銃弾を跳ね除けられることができるのであれば、最有力者である。さらに原発利権の司祭とも言われている。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表と前原誠司前外相が、ディビッド・ロックフェラー配下の米国CIA・対日工作担当者の要請に応えて、「ポスト菅」について頻繁に蜜謀を進めている内容とは?
◆〔特別情報①〕
読売新聞が8月20日付け朝刊「政治面」(3面)で、「前原氏にやきもきー出馬なら各陣営戦略見直し」という見出しをつけて、党内各グループのやきもきぶりをレポート、この最後のところで「前原氏はこれまで「反小沢」の立場を取り、元代表と激しく対立してきた仙谷由人官房副長官にも近しい。だが、元代表はこれまでのところ意中の候補を明らかにしていないため、『小沢元代表は自らの復権のため、前原氏の擁立をひそかに画策しているのではないか』との観測も流れている」と述べている。ところが、読売新聞は、「前原氏の擁立」が、どうして「自らの復権」につながるのかについては、まだ明らかにしていない。この謎が、次第に表沙汰になりつつある。
つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊
もくじ
3章 社会党が"野合連合"をした裏にあった台所事情
―官房機密費の蜜の味を求めた社会党―
羽田連合政権との決別の断を下した村山富市
「政治家の力量では自民党が勝るが、個人の人格では社会党に及ばない」
中央政界では、むかしからこういう言い方がされてきた。村山富市は、そうした社会党の人材の典型のような人物である。
長い眉毛で好々爺然とした村山富市は、大正十三年三月三日生まれ。十一人兄弟の七番目である。大分高等小学校、東京市立商業学校、明治大学専門部政治経済学科に入り、学徒出陣で陸軍に入隊した。昭和二十一年に明治大学を卒業した。昭和二十八年、二十九歳のときヨシエ夫人と結婚した。
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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.128
第三章 ロシヤ革命と猶太
前回からの続き
諾代表の試みた報告演説に依つて、螢働者の反政府的運動の最も広く進展して居る所は濁逸であることが判つた。決議文の作成に当たり極端説を唱へたのはレーニン、ラデツク(ユダヤ)、ローザ・ルユクセンブルグ(ユダヤ女)及彼等一味の党友連で、彼等は總同盟罷工とか、怠業叉は武装的叛乱と云つた断然たる手段により、戦争中止のために戦ふべきことを提議した。
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新刊本が増刷(4刷)となりました。全国一般書店にて好評発売中!
「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
板垣英憲著(←amazonへジャンプします)
ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)
これまでに「ポスト菅」を担う代表にふさわしい資格として、次の2つのの条件で一致している。
①「それなりの経験と知識と自己犠牲の精神を持った人」
②「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」
このうち、①について、小沢一郎元代表は8月17日、東京都内での会合で、「できる限り、積極的に携わりたい」「それなりの経験と知識と自己犠牲の精神を持った人」と語っている。
②について、小沢一郎元代表は20日、鳩山由紀夫前首相と国会内で会談し、輿石東参院議員会長も含め、連携して対応していくことを決めたなかで、代表の資格について「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」と一致したという。
小沢一郎元代表は、民主党代表選の有権者398人のうち、小沢派衆参240人(表部隊180人、裏部隊60人=有権者の60%)の大軍団を擁しており、鳩山由紀夫前首相は、鳩山派約30人(3分裂していると言われているが、最終的には一本化へ)を率いている。従って両派で有権者の67.8%となるので、小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相、そして参院を牛耳っている輿石東参院議員会長の「新トロイカ体制」が、新代表選びを事実上、決定することになる。
◆この2つの条件を、現在名前の上がっている立候補に意欲的な政治家を当てはめてみると、だれが最を適任者として想定しているかの輪郭が見えてくる。以下、点検してみよう。
「野田佳彦財務相」―「経験と知識と自己犠牲の精神」という点では、まだ経験不足は否めない。米国債100兆円(非公式1000兆円)について米国に債務免除する文書にサインして、その結果、万が一、右翼から銃弾を受けても本望という覚悟はあるか疑問である。「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」という条件の前段階について、大増税を柱とする財政政策と為替市場への政府・日銀介入だけでは、国際的経済不況克服には、立ち向かえない。「原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」という点では、文字通り「素人」である。経験はなのだ。
「鹿野道彦農水相」―「経験と知識」という点では、豊富かも知れない。米国が要求している「TPP」問題への対応は可能かも知れない。だが、「自己犠牲の精神」という点は、不明確である。「国際的経済不況と原発事故への対応」について、 農業という専門分野のプロというだけでは、いずれも対応できないだろう。
「海江田万里経済産業相」-「経験と知識と自己犠牲の精神」は、落選による浪人生活が長く、「経験と知識」には、不安があり、「自己犠牲の精神」では、野党からの追及に遭って、腹が座っているとは言い難い。右翼からの銃弾に耐えられるかも不安である。しかし、金融経済の専門家であり、かつ今回、経済産業相として通商産業政策と原発事故問題に携わってきた経験は、それなりに評価できる。
「小沢鋭仁元環境相」―「経験と知識と自己犠牲の精神」は、極めて不足気味である。
「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」てあるか否かは、未知数。環境相の経験だけでは、総理大臣の職責は、果たせないのは、だれの目にも明らかだろう。
「馬渕澄夫前国土交通相」―「経験と知識と自己犠牲の精神」は、やはり、この人もおぼつかない。それは、中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突してきた事件で、中国漁船の船長を釈放して、国益を損なったばかりか、ビデオを公開せず、結局、ビデオをYouTubeに流した海上保安官を処分しくしまった。群馬県の八ッ場ダムの建設中止問題の解決も、中途半端に終わっており、無責任の謗りは免れない。経験不足の現段階では、「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」とは、とてもいえない。まだまだ修行不足である。
「樽床伸二元国対委員長」―すべてにおいて、経験、知識が足りず、自己犠牲の精神にも欠ける。国際経済、原発事故対応も、不可能に近い。
「平岡秀夫総務副大臣」―民主党左派の中堅・若手議員による政策グループリベラルの会の代表世話人を務め、民主党代表選挙でも影響力を発揮、菅直人内閣で内閣府副大臣、国家戦略室長を務め、菅改造内閣で総務副大臣に就任した程度で、経験・知識不足は、目を覆うばかりである。総理大臣には、程遠い「泡沫候補」である。自分を知らなさ過ぎる。
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小沢一郎元代表と前原誠司前外相が、ディビッド・ロックフェラー配下の米国CIA・対日工作担当者の要請に応えて、「ポスト菅」について頻繁に蜜謀を進めている内容とは?
◆〔特別情報①〕
読売新聞が8月20日付け朝刊「政治面」(3面)で、「前原氏にやきもきー出馬なら各陣営戦略見直し」という見出しをつけて、党内各グループのやきもきぶりをレポート、この最後のところで「前原氏はこれまで「反小沢」の立場を取り、元代表と激しく対立してきた仙谷由人官房副長官にも近しい。だが、元代表はこれまでのところ意中の候補を明らかにしていないため、『小沢元代表は自らの復権のため、前原氏の擁立をひそかに画策しているのではないか』との観測も流れている」と述べている。ところが、読売新聞は、「前原氏の擁立」が、どうして「自らの復権」につながるのかについては、まだ明らかにしていない。この謎が、次第に表沙汰になりつつある。
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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊
もくじ
3章 社会党が"野合連合"をした裏にあった台所事情
―官房機密費の蜜の味を求めた社会党―
羽田連合政権との決別の断を下した村山富市
「政治家の力量では自民党が勝るが、個人の人格では社会党に及ばない」
中央政界では、むかしからこういう言い方がされてきた。村山富市は、そうした社会党の人材の典型のような人物である。
長い眉毛で好々爺然とした村山富市は、大正十三年三月三日生まれ。十一人兄弟の七番目である。大分高等小学校、東京市立商業学校、明治大学専門部政治経済学科に入り、学徒出陣で陸軍に入隊した。昭和二十一年に明治大学を卒業した。昭和二十八年、二十九歳のときヨシエ夫人と結婚した。
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第三章 ロシヤ革命と猶太
前回からの続き
諾代表の試みた報告演説に依つて、螢働者の反政府的運動の最も広く進展して居る所は濁逸であることが判つた。決議文の作成に当たり極端説を唱へたのはレーニン、ラデツク(ユダヤ)、ローザ・ルユクセンブルグ(ユダヤ女)及彼等一味の党友連で、彼等は總同盟罷工とか、怠業叉は武装的叛乱と云つた断然たる手段により、戦争中止のために戦ふべきことを提議した。
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「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
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ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)