◆安倍晋三首相は8月12日、山口市で開かれた自民党県連主催の会合で講演し、2018年が明治維新150年に当たることを念頭に「私が何とか頑張っていけば18年も山口県出身の首相となる」と衆院議員が任期満了となる2018年12月まで続投する意欲を示し、「初代は伊藤博文、明治維新50年は寺内正毅、同100年は佐藤栄作、維新回天を成し遂げた山口県出身の首相として恥ずかしくない実績を残したいと静かに決意している」と述べたという。しかし、これはあくまで、「願望」にすぎない。果たして「願望通り」都合よく政権を継続できるかどうかは、定かではない。
安倍晋三首相は、2014年8月20日、山梨県鳴沢村の別荘で、慶応病院の医師から「重病」について宣告を受けているという。第1次安倍晋三首相退陣の原因となった「潰瘍性大腸炎」とは別である。そこで「8月10日、11日、12日」の首相動静(朝日新聞)をチェックすると、「山梨県鳴沢村の別荘」というのが、目に入る。
8月10日午後7時、東京・富ケ谷の自宅。8時48分、山梨県富士吉田市の「炭火串焼I.W」。秘書官らと食事。10時25分、山梨県鳴沢村の別荘。
8月11日午前、山梨県鳴沢村の別荘で過ごす。午後5時22分、同県富士河口湖町の中国料理店「異彩中国菜館 湖宮」。母洋子さんと食事。9時35分、東京・富ケ谷の自宅。
8月12日午前10時2分、羽田空港。37分、全日空693便で同空港発。11時53分、山口宇部空港着。午後0時43分、山口県庁。同県の村岡嗣政知事、畑原基成県議会議長らと会談。2時12分、山口市の「ホテルニュータナカ」。宴会場「平安」で自民党山口県連の集会に出席し、講演。4時21分、同県下関市の住吉神社。「青銅製狛犬(こまいぬ)像除幕式」に出席し、あいさつ。記念撮影。5時1分、同市の福祉施設「フロイデ金比羅」。支援者の見舞い。31分、同市の自宅。6時17分、同市の結婚式場「シーモールパレス」。宴会場「エメラルドの間」で後援会の会合に出席。8時22分、同市の忌宮神社。昭恵夫人とともに祭りに参加。練り歩き。9時1分、同市の鶏料理店「金鶏」。昭恵夫人、後援会関係者らと食事。10時14分、自宅。
◆山梨県鳴沢村の別荘に入るときは、「静養」ではなく「療養」ではないかと、観測されている。医師が来ているはずである。
「8月10日午後10時25分から、11日午前、山梨県鳴沢村の別荘で過ごす」、その後、「午後5時22分、同県富士河口湖町の中国料理店『異彩中国菜館 湖宮』。母洋子さんと食事」。9時35分、東京・富ケ谷の自宅」
安倍晋三首相の容体を心配している母・洋子夫人(岸信介元首相の長女、安倍晋太郎元首相の妻)が来ているのも、気にかかるところだ。
また、共産党の小池晃副委員長が8月11日の安全保障法制整備関連法案を審議している参院平和安全法制特別委員会で、自衛隊の運用などを統括する防衛省統合幕僚監部が5月末に作成した内部資料を示して、批判・追及していたのに、安倍晋三首相は、なぜか、欠席していた。こんな重要法案審議の最中に「山梨県鳴沢村の別荘で過ごす」とは、理解し難い。山口市で「私が何とか頑張っていけば18年も山口県出身の首相となる」と意欲を示したのは、「3年後まで元気でいられるかわからない」という不安の表れで、自らを鼓舞しているとも受け取れる。
◆安倍晋三首相は、自民党の河井克行衆院議員が8月11日、キリスト教カトリックの総本山・バチカン(ローマ法王庁)を訪れるため、出国する直前、ローマ法王フランシスコ1世宛ての親書を託したという。親書の中身は明らかになっていないけれど、安倍晋三首相が現地時間2014年6月6日午前(日本時間同日午後)、バチカンを訪れ、ローマ教皇フランシスコ1世と20分会談した際、2015年が1865年に隠れキリシタン発見(信徒発見)から150年目の年に当たることに言及し、「こうした節目に来ていただきたい」と述べたところ、フランシスコ1世も訪日に前向きな返答をしたという経緯があるので、再度、訪日を要請したものと見られる。なお、2015年は、慶長遣欧使節がローマに到着した1615年からちょうど400年目でもある。
安倍晋三首相は、「ローマ法王フランシスコ1世訪日」をキッカケに内閣支持率アップに利用しようという腹積もりかも知れない。だが、「ローマ法王フランシスコ1世訪日」は、安倍晋三首相にとって「藪蛇」になる危険がある。
このブログでは、「『原発はバベルの塔』ローマ法王フランシスコ1世が指摘、来年訪日の際、安倍晋三首相は、どう対応するか?」という見出しをつけて、3月25日 03時04分11秒、以下のように配信している。
「来年のことを言えば、鬼が笑う」というけれど、「ローマ法王フランシスコ1世が2016年にキリシタン大名の高山右近(1552~1615)をカトリックで『聖人』に次ぐ『福者』に認定する列福式に『可能なら行きたい』と述べた」と毎日新聞が、ローマ支局・福島良典特派員発で報じた。毎日新聞は3月22日午前9時、「ローマ法王:原発は『バベルの塔』現代文明のひずみ指摘」という見出しをつけて、配信した。
高山右近(1552年~1615年2月5日)は1614年、加賀で暮らしていたところ、徳川家康によるキリシタン国外追放令を受けて、加賀を退去し、長崎から家族とともに船フィリピン・マニラに送られた。マニラでは、スペイン人のフアン・デ・シルバ総督らから大歓迎を受けた。しかし、船旅の疲れや慣れない気候のため老齢の右近はすぐに病を得て、1615年2月4日に息を引き取った。享年64。葬儀は総督の指示によってマニラ全市をあげて聖アンナ教会で盛大に行われたという。
毎日新聞は、この記事のなかで、「フランシスコ・ローマ法王は20日、バチカン(ローマ法王庁)を公式訪問した日本の司教団と会見。東日本大震災の福島第1原発事故に関連し、人間のおごりと現代文明のひずみの一例として原発の開発に警鐘を鳴らした。法王が原発の安全性に言及するのは異例」「法王は広島、長崎への原爆投下と第二次世界大戦終結から70年を迎えることに触れ、核兵器製造を『人類の悪行』と非難した」と伝えている。
フランシスコ1世が訪日された際、安倍晋三首相が、在任しているかどうかはわからないけれど、もし安倍晋三首相との会談が実現し、原発開発問題が話題になった場合、安倍晋三首相は、どう発言するだろうか。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
習近平国家主席は、ジェイコブ・ロスチャイルドの指令に従い、懸命に「ソフトランディング」に取り組む
◆〔特別情報①〕
欧州最大財閥ロスチャイルド総帥ジェイコブ・ロスチャイルドの指令を受けている中国の習近平国家主席、李克強首相が、懸命に「ソフトランディング」に取り組んでいる。「江沢民元国家主席、胡錦濤前国家主席の側近粛清」「人民元の3回にわたる切り下げ」などは、「ソフトランディング」の過程で起きている現象である。安倍晋三首相、中谷元防衛相、岸田文雄外相、菅義偉官房長官らが血道を上げている「日米同盟強化」=「安全保障法制整備関連法案」が最大目的としている「仮想敵国第1位=中国、第2位=北朝鮮」への対抗措置に囚われていると、中国の動きの本質を見失ってしまう。
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第2回 現代兵学研究会
「なぜ大日本帝国は、大東亜戦争(日中戦争、太平洋戦争 など複合戦争)に敗北したのか」
日時2015年8月29日(土)
午後12時~4時
会場 小石川後楽園内「涵徳亭」(別間)
第45回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成27年9月5日 (土)
西暦9月14日=ユダヤ暦5776年9月29日から新年が始まる
「メシア現れ、世界経済崩壊、世界大戦争から新秩序が生まれる」
~日本政界は、安倍晋三首相自滅し、政界大編成、新政権誕生へ
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※参考:「別冊宝島」に板垣英憲の記事が掲載されております。
孫子の戦略 ~実例でわかる「戦い」に勝つための法則 (別冊宝島 2372) | |
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2度目の55年体制の衝撃! あのジャパンハンドラーズが「小沢一郎総理大臣誕生」を自民党に対日要求! 日本国の《新生となるか、終焉となるか》ついに来た《存亡大選択の時》 (超☆はらはら) | |
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【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】
TPP本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか | |
板垣 英憲 | |
共栄書房 |
『TPPの本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか』(2013年9月25日刊)
目次
第2章 TPPの最大のネライは保険だ
*米国の保険会社が一番美味しい「第一分野」を切り崩しに来る
鮫島 みなさんがあまり知らないことをまとめたのが、レポートの「1-③」と「1―④」です。
企業の職域(従業員向けの団体扱保険等)で規制されている「構成員契約規制」の撤廃を要求してくる可能性かおる。
つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。
『小泉・安倍 VS 菅・小沢 国盗り戦争』(2003年10月25日刊)
『スラスラ書ける作文・小論文』(1996年4月20日刊)
『目を覚ませ!財界人』(1995年9月25日刊)
『東京地検特捜部』鬼検事たちの秋霜烈日(1998年4月5日刊)
『誠』の経営学~『新撰組』の精神と行動の美学をビジネスに生かす
『忠臣蔵』が語る組織の勝つ成果Q&A
『風林火山』兵法に学ぶ経営学~人は石垣、人は城
『未来への挑戦「坂本龍馬」に学ぶ経営学』
『人生の達人~心に残る名言・遺訓・格言』(2000年6月11日刊)
『細川家の大陰謀~六百年かけた天下盗りの遺伝子』1994年1月5日刊(2000年6月11日刊)
『大富豪に学ぶ商売繁盛20の教訓―商機をつかむ知恵と決断』(2010年1月20日)
『内務省が復活する日』(1995年10月25日刊)
『情報流出のカラクリと管理術』(2003年3月10日刊)
『利権はこうしてつくられる』(1991年3月25日刊)
「『族』の研究~政・官・財を牛耳る政界実力者集団の群像」(1987年3月9日刊)
『愛する者へ遺した最期のことば』(1995年6月10日刊)
『自民党選挙の秘密』(1987年12月15日刊)
『小中学校の教科書が教えない 日の丸君が代の歴史』(1999年7月8日刊)
『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)
『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日)
『民主党政変 政界大再編』(2010年5月6日)
『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日刊)
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』(2006年11月刊)
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」(2007年7月刊)
板垣英憲マスコミ事務所
【参考引用】 http://mainichi.jp/select/news/20150813k0000m010042000c.html
毎日新聞は8月12日午後8時14分、「安倍首相:『2018年も首相』山口で講演」という見出しをつけて、以下のように配信した。
安倍晋三首相は12日、山口市で講演し、2018年が明治維新150年に当たることを念頭に「私が何とか頑張っていけば18年も山口県出身の首相となる」と述べた。9月の自民党総裁選での再選に意欲を示したとみられる。