小沢一郎代表は、野党「大同団結」、達増拓也知事の大勝利、終盤国会で安保法案阻止から政界再編を図る

2015年08月20日 02時41分14秒 | 政治
◆岩手県知事選挙(8月20日告示、9月6日投開票)直前に控え、民主党の岡田克也代表、維新の党の松野頼久代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎共同代表の5党首は8月19日、3選を目指す現職・達増拓也知事の後援会連合会が岩手市で開いた「共同記者会見」に揃い踏みして、3選を目指す達増拓也知事も同席し、それぞれ決意表明した。この「共同記者会見」は、小沢一郎代表の呼びかけで実現した。
 このなかで、小沢一郎代表は、「これを一つの契機にして、各地の選挙戦でも終盤国会でも、お互いに国民のために力を合わせて頑張りたい」と語った。
 岩手県知事選挙は、自民党と公明党が支援することを決めて、担ぎ上げようとしていた平野達男参院議員が、「大差で敗北確実」という世論調査結果を受けて、安倍晋三首相が、敬遠したため、出馬を断念した。このため、無投票となる公算が大きい。無投票になれば、岩手県知事選が公選制となった1947年以来初めてとなる。
◆小沢一郎代表は、「1強多弱」の下で候補者を擁立できなかった安倍晋三首相率いる自民党とこれにベッタリ憑りついている公明党の「だらしなさ」を浮き彫りにし、2016年7月の参院議員選での野党協力の成果を勢い、政界再編につなげる戦略戦術を展開しようとしている。
 「今日の5党の揃い踏み、これがイコール野党大同団結、野党再編ということでは勿論ないと思いますけれども、まずは達増知事の大勝利と、当面、終盤国会において、与党提出の安保法制法案成立を阻止する。それについて、お互い力を合わせて、岡田代表も、ほかの代表も、お互いに協力していく体制ができれば大変いいなと思っております」
 「平野氏と自民党が、この期に及んで突然、立候補を辞退するということになりましたことは、非常に残念であります。達増知事は、一生懸命、被災者の立場に立ち、県民の立場で、県政をやってきました。その成果とさらに今後のことについて、県民の前で論戦をやるという機会が失われてしまって、私は返す返すも、残念思っております。とくに県政、国政与党が一度、候補者を推薦しておりながら、情勢が不利だと思ったか知りませんが、辞退させるというようなことは、まったくもって不見識なことでありまして、民主主義の基本からしても、そんなことをすべきではない。目先の勝利云々で県政与党が、候補者を引っ込めるということは、多分、これは前代未聞のことだと思います。平野氏が、立候補のときの決意表明で、震災復興は自分でなければできないと言って、達増知事に挑んだのであります。その人が、いまになって辞めちゃうのは、不可解でありますし、大変残念あります」
 小沢一郎代表は、岩手県知事選挙と同じ日程で行われる岩手県議会選挙でも、「達増拓也県政」を支援する勢力の拡大に意欲を燃やしており、また、盛岡市長選挙(16日告示、23日投開票)が、民主党県連の推薦を受ける新人で会社役員の内舘茂候補(48)を支援して、自民党出身で4選を目指す現職の谷藤裕明候補(65)を倒そうとしている。
◆小沢一郎代表は8月18 日、国会内で記者会見を行い、戦後70年安倍総理談話、野党5党代表の共同記者会見、自公の岩手県知事選候補者擁立見送り、盛岡市長選などの質問に、以下のように答えた。
 「今後の選挙戦での野党連携や、終盤国会で力を合わせて安全保障関連法案の成立を阻止するアピールにしたい」
「各党の党首が東京以外で顔をそろえるのは、かつてないはずだ」「参院選は1年後。今後のため、みんなで力を合わせることに役立てたい」
 「(平野達男参院議員の立候補撤回について)出馬表明では震災復興や県政発展を言っていたのに、断念の理由では安保法案を挙げておりかみ合わない」
「政権与党が、知事選に負けそうだから(支援候補を)引っ込めるという醜態をさらした。安倍政権の権力的な政治は退却戦に移ったように思う」

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相、中谷元防衛相らは、防衛省統合幕僚監部作成の内部資料流出で、「犯人探し」に躍起だ

◆〔特別情報①〕
 共産党の小池晃副委員長が、参院平和安全法制特別委員会で曝露した自衛隊の運用などを統括する防衛省統合幕僚監部作成の内部資料問題は、52年前に自衛隊統合幕僚会議が「昭和三十八年度総合防衛図上研究」のなかで行った極秘作戦研究「机上作戦演習(シミュレーション)」、いわゆる「三矢研究」(陸海空自衛隊が統合結集する意味で毛利元就の<三本の矢>の故事にならった略称)を想起する。国会と自衛隊、政府と自衛隊、防衛省の文官(背広組)と自衛官(制服組)の対立など「シビリアンコントロールが問題」が、顕在化する可能性がある。すでに防衛省は、内部資料がどこから流出したか、躍起になって犯人探しを進めている。

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