自分に合うウイスキーを求めてVol.56(山崎蒸留所)

【ちょっと一息】夏の京都、サントリー山崎蒸溜所見学Vol.3(見学:貯蔵~試飲)

ポットスチルの後は、貯蔵庫へ。蒸留されたニューポットをホワイトオークの樽などに詰めて、10~20年、熟成させます

貯蔵庫

貯蔵庫の中は、ひんやりしているのかと思いきや、結構、蒸し蒸しします。温度等調節をしていないんです。

年々、ウイスキーは熟成し、樽の成分や香りが滲みこんでいくとともに、樽の間からウイスキーが蒸発し(夏は特に)、樽内のウイスキー量が減っていくんですね。これをエンジェルシェア(天使の分け前)というんです。

エンジェルシェア

貯蔵庫内は、独特の香りに包まれていて、だんだんうっとりとしてきます。香りだけで酔っ払ってしまいます。ウイスキーの香りは、癒やし効果、ストレス緩和、そして女性には嬉しい美白効果があるんで、どんどん飲んでくださいね、と。

樽は5種類あって、特にスペインシェリー酒を熟成させた樽を再利用したウイスキーは、色が黒っぽく、バニラ、はちみつの味わいを醸し出します。これは後で、試飲したので、コメントします。

樽の置く位置によって、ウイスキーの出来は異なるんですよね。貯蔵庫内には3000樽貯蔵されてますので、3000種のウイスキーが楽しめるって分けです

貯蔵庫を出ると、小さな滝がありました。暑さの中でほっとします。

滝

その後、別のホールで、楽しみの試飲です。

代表的なシングルモルト「山崎12年」、そして「響17年」。

山崎

響

いずれもハーフロックでいただいたんですが、結構な味わいでした

見学はこれで終了でしたが、満足できず、ウイスキー館1Fのバーカウンターへ直行しました。続く。
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