上海ガニ、ピンチ!

【新聞記事を見て】平成18年8月21日日経新聞「上海ガニに法の網」

高級食材「上海ガニ(チュウゴクモズクガニ)」の養殖に取り組んできた東北の過疎地が苦境に立たされている。上海ガニが特定外来生物被害防止法の規制対象になり「売り」だった生きたままの出荷が困難になったためだ。秋の収穫シーズンを控え、関係者は地元農家で新鮮なカに料理を振舞う方法などを検討中。「名産品として何とか育てたい」と巻き返しに乗り出している。

【ちょっと探してみよう。さぁ、iタウンページ検索!】

モズクガニは生育に3~5年かかるんですが、上海ガニ(モズクガニの近縁種でモズクガニの生態系を破壊する可能性があるので規制された)は1年で生育するように改良されていて、日本でも養殖されだしました

平成17年10月20日のブログ「中国の秋の味覚の代名詞「上海かに」」にも、環境省が特定外来生物被害防止法に基づき、上海ガニを輸入規制の対象に加えると書いたんですが、この規制が上海ガニの養殖に取り組んできた東北の過疎地「山形県山辺町作谷沢地区」を窮地に追い込んでしまったんですね

町おこしの一環として取り組んでいる過疎地が全国にもあるんですが、逃げ出さないようにフェンスを高くしなければならないなど手間がかかるとして養殖を撤退した業者もあったんですって。

私は、上海ガニ、いただいたことがないんですが、生きたままの蒸しガニ、ちょっと食べたかったです

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )