デリネーター、って? 大切な間伐。

【ちょっと一息】

先日、私が委員として参加している全国森林組合連合会主催の

「間伐ネットワーク情報委員会」

が開催されました。

間伐とは「木が成長し、木同士があまりにも接近しすぎていると、互いが大きな木に成長できなくなるので、本数を減らすために抜き切りをする作業」のことなんです。

(木の生長を観るには、こちら

この間伐といっても、かなり成長した木々ですから、木材品として使っても問題がないのですが、なかなか間伐材を流通させることができません。林業従事者に間伐費用だけがかかってしまうので、徐々に、間伐しなくなり、木が育たなくなるという悪循環になってしまうんですよ

それで間伐材を普及させ、ビジネスになるようにするため、いろいろな対策が講じられています。その一つに、間伐材を使った商品の普及をインターネットを通じてやっていこうという対策のアドバイザーに私がなっているんですね

今日は、こんなところにも使われていますという紹介です。

皆さん、この光景ってみたことありますよね。

デリネーター

急カーブの道路の脇に設置されていて、夜間には、車のライトで反射して光るんですよ。これって

「デリネーター」

というんです。

これって、普通は、プラスチックと鋼管で出来ているんですが、最近、間伐材で作られているものが発売されいます。

 デリネーターデリネーター

頭部は間伐材のおが粉が50%以上混合された樹脂で作られています。そして、支柱部分は、まさに間伐材を有効利用しています。

こんなところでも間伐材が有効活用されいるんですよ。驚きですよね

間伐材普及促進ホームページの中のページを紹介しておきます。担当の方は、少ない予算の中でチャレンジされているんです。いろいろな間伐材で作られた商品を紹介して販売している

間伐製品ドットコム

です。
一度、ご覧ください。私は、

木の名刺

を使っているんですが、ビジネスの場でも、合コンの場でも使ったりできますよ

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