和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

あとがき。

2022-06-14 14:29:58 | いつもの日記。
久々の小説「拠り所」でした。

タイトルが英語じゃないのって久々じゃね?

まあ、そういうこともあります。


何か書かなきゃな、と思ってメモを見たら

よさげなネタがあったのでばばーっと書き上げました。

「正義マン怖い」みたいな3行の走り書きでしたが、

十分1作になるメモでした。


ちょくちょくこういうメモ残しとかないとね。

その時書けなくても、後で思い出して書けるように。


いや、実際正義マンは怖いよねー。

私刑どんとこいだからね。

ことの大小はあれど、こういう人って増えたよなという印象です。

SNSの普及で増えたのか、可視化されただけなのか。

失敗した人とその周辺の人を叩きまくるじゃない。

そういうのは、自分の日記でやっとけよと思います。

SNSは他人が見る前提ですからね。


・・・いずみのブログも他人が見る前提なのかなあ?

あんまり公開してる意識がないかもしれない。

いずみも、変なこと書かないようにしなきゃな。

窮屈だ。
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拠り所

2022-06-14 14:26:25 | 小説。
唐突にクビになった。
会社の方針変更で、所謂リストラというやつだそうだ。

それが会社のためなのだ、と言われれば、私ははいと言うしかなかった。
これまで20年以上会社に尽くしてきたが、これが最後の奉公なのかもしれない。
悲しくはなかった。
ただ、少し、虚しかった。

翌日から私は何もできなくなっていた。
朝起きて、夜寝るまで、特に何もしない。
何とはなしにテレビを見る程度である。

ああ、そういえば、学生時代は何をしていたのだっけ。
もう昔過ぎて思い出せない。
こんなにも時間があるのはその時以来だと思うのだが。
趣味も特になくなってしまった。
今、ぼんやりテレビを見ている時間は、ぼんやり仕事をしている時間に過ぎなかった。

そんな私に愛想を尽かしたのか、ほどなく妻子は出ていってしまった。
実家に帰るとか何とか。
それもあまり悲しくはなかった。
何の生産性もない男である。
妻も呆れるに違いない。

こうして、いよいよ私には何もなくなった。

仕事、趣味、妻子・・・生活。
当たり前にあるものだと思っていたものが、いともたやすくなくなった。
私は一人になり、それでも特に何も変わらなかった。
身の回りのことを全て自分で行うようになった程度だ。
それも、一人暮らしの時を思えば何ということもない。

結局、テレビを見る時間ばかりが増えていく。
これが新しい趣味だと言えば、そうなのかもしれない。
もう虚しいとも何とも思わなくなっていた。

ある日、テレビで殺人事件が取り上げられた。
驚くことに近所だった。
何ということだろう。
この平和な日本の、平和な町で、凶悪な殺人事件が行われている。
そう思うと、久しぶりに何か心が動いた気がした。
ふつふつと湧き上がる、怒りのようなものが。
私はその事件に釘付けになった。

事件の犯人と目される男の妻がテレビに映っていた。
今行方不明の男とは離婚を考えているとか何とか。
顔にはモザイク、音声には加工が施されていた。
しかし、周囲の状況から場所の特定は容易だった。

数日かけて、殺人犯の自宅周辺を歩き回った。
男の妻を見つけたのは偶然ではない。
もはやこれは張り込みと言っていい段階の監視だった。

殺人は許されない。
そして、その責任を取ろうともせずただ離婚するだけの女も同罪だ。

私の怒りは頂点に達した。
こんな事件があっていいのか。
こんな男が行方不明のままでいいのか。
こんな女が責任逃れしたままでいいのか。

連日のテレビ報道が頭に浮かぶ。
許せない事件ですね、とコメンテーターが言う。
私はもっともだと頷く。

そんな男は、裁かれねばならない。
同罪の女も、裁かれねばならない。

だが、何日経っても男が捕まることはなかった。
女も、平穏な日常を取り戻しているように見えた。
やがて、テレビ報道も他の事件に塗り替えられていった。

私は許せなかった。
特に、何も裁きを受けないであろう女が憎かった。
調子よく結婚し、都合が悪くなると離婚する。
自分では何の責任も取らない。
そんな人間に、何の価値があるだろう?

生きている理由はない。

私はいつものように張り込みをし、女を監視した。
報道陣の姿も見えない。
女は自由を取り戻し、快適な生活を送っている。
ならば、その罪を裁くのは私しかいない。

買い物のためか分からないが、外へ出た女を後ろから刺した。
このために新調した切れ味のいい包丁である。
一突きでは殺せないかもしれないから、何度も刺した。
悲鳴を上げていた女もやがて動かなくなった。
素人目に見ても、これは死んでいるだろう。

罪は裁かれねばならない。
しかし誰も裁こうとしない。
だから私は、正義を成したのだ。

晴れやかな気分だった。
会社で難儀な仕事を一段落させた時の気持ちと、よく似ていた。
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今週の「ギルティサークル」。

2022-06-14 12:57:13 | 読書感想文。
夏合宿は沢屋一人で潜入。


・・・で、梶原さん再登場。

全部を失うことになるそうですよ。

まあ、最近ぬるめの展開だったからね。

「すべてを失う」伏線だと思ってたよ。

酷い話だ。

そこがいいんだけど。


いやー、ここからサスペンス要素ですね?

そういう心積もりでいます。

構えてさえいれば、サスペンス要素も楽しみです。

急なサスペンスは心臓に悪いけど。


単行本4巻も発売中。

そちらも要チェックということで。
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アンケートのハードルが高い。

2022-06-14 08:07:33 | いつもの日記。
「春ゆきてレトロチカ」のアンケート依頼が来てたから、

よっしゃ答えるぜ!

と気合を入れたのですが。


スクエニのアンケートはスクエニアプリを入れなきゃいけないんだった。


めーんーどーくーせー。

答えるのやめました。


なんでそういう無駄なことするかなあ!?

せっかくこっちは答える気まんまんだったのに!

アプリ入れなきゃだったら尻込みする人増えるでしょ!

アンケート答えてほしくないの?


ただでさえ、スクエニメンバーに加入しないといけないんだぜ?

これはいずみ、加入してるんだよ。

何だかんだでスクエニ好きだからね。

この上更にアプリだと・・・?


これ以上スクエニを嫌いにさせないでくれ。
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