つむじ風

旅の途中でひとりごと

爽やかな秋とはいかず

2017年09月09日 | Weblog

ミサイルだ不倫だと世は騒がしい。

 

虫たちの集く声が秋の訪れを告げている。

めっきり涼しくなって、この間までの残暑が

嘘のようだ。深まる秋に人それぞれの思いが

顔を覗かせる。

 

この間読んだ「春に散る」沢木耕太郎著の中の一文です。

 離散、孤独,喪失、病苦、四人が四人とも

 齢をとった者が見舞われる困難の前にたちすくんでいる。

 それらの困難は老いの必然と受容すべきものか、それとも

 克服すべきもの抗すべきものとして存在しているのだろうか。

                 合掌

コメント
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