そよりと吹く風に色をおぼえ
わたしと云えば道端に佇んで
ジーィ ジーィ 耳鳴りの向こうに
少年らの声がする
いつの日かのわたしの姿はない
何処へ行った 忘れてしまったのか
何という事だ たった一つの塒なのに
合掌
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