今日は昨日にも増して暖かいわが生息地。
こんな日は体中のネジが緩み、さしたる予定もないのと相まって
ドテッとしている此処に我在り。
私達の世が、格差社会と云われ始めてから長い年月が経つ。
自己責任と言う輩の声も聞こえます。果たして全てを自己責任で
切り捨てて良いのだろうか。
人は、誰しも生れる場を選ぶこと叶わず生を受け、死という万人に
平等の終わりを迎える迄、善悪、喜怒哀楽、不条理、理不尽などの
ごった煮の坩堝の中に棲息する。
人も動物の一種ゆえ弱肉強食の世と知れば、多数の弱者は寄り添って
強者から身を守らなければならないのだろうか。
なんとも、殺伐とした重苦しい人間社会の事よと達観できるほど覚悟の
出来ない吾などは右往左往する日々の繰り返し、残り少なくなった時を
淡々と過ごすより他なし。
合掌