JACKIE

Beautiful Things in My Life

「シカゴアンになった一週間」 - オバマ大統領宅編

2009-03-07 | 旅行記

エバンストンでの一日は、信じられないほどのいい天気で、暖かかった。

ニュースで、何年前かは忘れたが、その年以来の記録的な2月中の気温だと言っていた。

Park_in_the_rain 今朝は、朝から小雨が降っていて、昨日とは大違いのお天気だ。

二日前の夜に、電話で約束をしていたジャッキーの大の友人、ジーンが、9時半に車で向かえに来てくれることになっていた。

ロビーから外へ出ると、ジーンが車の前で待っていてくれた。

お互い、力強くハグをしあって、挨拶を交わした。(ジャッキー、なかなかアメリカ式挨拶が、板についてきた)

車の助手席に乗り込み、さあこれから、どこへ行こうか?とジーンが切り出した。

Oriental_museum ハイドパークにある、シカゴ人もあまり知らない博物館は、どうや?と言うので、もちろんOKした。

ハイドパークは、昨日のエバンストンとは逆の、シカゴの南側にある地域で、シカゴ大学があり、その近郊には、高級住宅街がある。

北部と違い、南部は比較的治安が良くないのだが、このあたりだけはいい。

博物館を見学した後、ジーンが受付の女性に何か、道を聞いている。

何とオバマ大統領の実家が、この近くにあると言うのだ。

「ええっ!行きたい!行きたい!」とジーンにお願いした。

小雨の中、車でその界隈に近づいていくと、パトカーがそこらじゅうに止まってる。

その中の一台に車を横付けして、ジーンがその警官に向かって、

「日本からの友人が、オバマの家の前で写真撮りたいから、中に入ってもええか?」

と言うと、その警官、だま~て、首を横に振るだけだった。

しかたなしに、そこを離れて、ジーン、「にこりともせず、愛想の悪いやつやなあ」と。

警官をけなしていたので、面白かった。

Residence_of_obama

入るな!の看板と、居住者以外の者は、身元や所持品を調べることに同意せんとあかんと書いてある。

大邸宅が立ち並ぶ町並み、オバマの家には、近づけないので、他のすばらしい家で雰囲気を味わった。Big_residences

オバマ宅もこんなんかなあ。

ジーンが、

「この辺に住んでるもん、ええなあ。ただで24時間の護衛、雇ってるみたいなもんやもんなあ。」と。

Lunch_with_gene そろそろランチタイム、ジーンの家の近くまで戻り、素敵なパブに連れて行ってくれた。

暖炉まである。(ジャッキーの直右後ろ)

またもや、dark beer 、それと、チーズバーガーをたのんだ。

アメリカでは、ファーストフードのハンバーガー屋以外は、だいたい肉の焼き方を聞いてくれる。

これが嬉しい。

当然レアーで、チーズはブルーチーズ。

チーズの種類もたくさんあって、選ぶことができる。

超アメリカンの昼食を取って、超シカゴアンになった。

  - 次編につづく -


シカゴアンになった一週間」 - ノースウェスタン大学編 in the campus of Northwestern unv.

2009-03-04 | 旅行記

At_nw_univ_3ビルと私は、端整な住宅街を歩いていた。

あの全米ナンバーワンのノースウェスタン大学まで、ジムからは徒歩でもわずかの距離だった。

   ビルが、大学入り口前がベストショットやで、ということで撮ってくれた。

なんぼ賢い学校でも、やっぱりこんな子いてる。

With_bill_stranger_2

広いキャンパスに入って、いろいろ紹介してくれた。

勝手にどんどんいろんな所入って行くので、ちょっと心配反面、嬉しかった。

その道中、いろいろ話し合った。

ビルが今日、付き合っていた彼女と別れたこと。

それに関して、夫婦のうまく行くコツは何?

東京で、鳥を食べた! 鳥を!と何回も言うので、

よく考えたら、鳥はアメリカ人食べない。

食べるのは、チキン、鳥(バード)ではない。

しきりにバード、バードと大きな声で、言っていた。

それって、すずめ(sparrow) やろ、と言ったら、そうや、そうやと言って、

信じられないと言っていた。

一通り、大学を見終わった後、ビルが、これからどうするの?

と聞いてきた。

自分としては、一人でエバンストンのどこかのバーで飲もうと思っていた。

ビールを飲みに行きたい。と言ったら、

わかった。今からええとこ案内すると。

「OK!」ということになって、ジムまで歩いて戻り、

ビル運転の車で、そのええとこパブへ行った。

いい飲み屋だった、私のランキングでは、上位ランクにしなかん。Nevins_pub

何と、初対面のビル、私にビールまでおごってくれた。

With_bill_in_the_bar

本当にありがとう。

これこそ、運命の出会い。

素晴らしい一日を、ビル!ありがとう。

  ー次編につづくー


「シカゴアンになった一週間」 - ボクシング編 Evanston Boxing Club

2009-03-01 | 旅行記

前夜、ホストのコンピューターのインターネットで、ボクシングジムを探し、場所もチェックしていたので、地下鉄でそこへと向かった。In_the_cta

Evanston という町で、シカゴ市の北部に位置していて、ホスト宅の駅から、11個目の駅フォスターで降りた。

このエバンストンとう街は、洗練された大都市の雰囲気と、小さな街のぬくもりを併せ持った、私の大好きな場所だ。

駅周辺から、少し離れると、高級住宅街が広がっていて、レイクサイドは素晴らしいながめだ。(こんなところに住みたい)

駅から、10分ほど歩いて、調べていた Evanston Boxing Club にたどり着いた。

Evanston_boxing_club

ジャッキー、決めたら迷うことなく、その扉をいきおいよく開いて、大きな声であいさつをすることにしている。

入っていくと、ロッカールームで、二人のアメリカ人が何か話していた。

彼らに向かって、日本から来ていること、ボクシングの練習をしたいこと、を告げた。

すると、一人が、片言の日本語をしゃべって、喜んで、マネージャーに紹介すると言ってくれた。

彼の名前は Bill、過去に任天堂の仕事で、東京に8ヶ月いたことがあるらしい。

それから、マネージャーに会わせてくれて、$20で、今日練習させてくれることになった。

Locker_room ビルにジム内を一通り案内してもらって、お金を払い、ロッカーで着替えようとしていると、

ビルが、この練習終わったら、予定あんの?と聞くから、

このエバンストンにある、今やアメリカで一番優秀と言われるNorthwestern University を見学するつもりやねん。とこたえたら、

ビルが、よかったら、案内しようか。と言ってくれたので、

これこそ、渡りに船、ありがとう!と言って、練習後にまたここで会う約束をした。

着替えて、もう胸ワクワク、大阪のジムと、同じペースで、縄跳びに始まり、シャドー、サンドバッグと、10数ラウンドの練習で汗を流した。Jackie_in_the_gym

その間、マネージャーが、20人ほどの練習生にボクササイズのようなメニューで教えていた。

彼らは、やせるためがメインのようで、縄跳びなど、自分で言うのもおこがましいが、

ジャッキーの方が、群を抜いてうまいと思った。(これぐらい言わせて。)

ホレてまうやろお!

With_ali

その途中、ジムのスタッフに、記念に写真を撮ってくれないか?と頼んだら、リングに上がれと、モハメッド・アリとツーショットや、と言って笑って撮ってくれた。

1時間30分ほどのいい練習ができた。初めて訪れて、本当に飛び込みで、こんないい経験できたなんて、もう信じられなかった。

めっちゃいい汗をかいて、練習を終え、ロッカールームで着替えていると、

ビルが帰ってきた。

 - 次編につづく -