ここは、どこなんやろ?
ダウンタウンの中心と言った町並みやん。
ええ!ここはホテルなん?
、
ジーンが中に入ろと私を案内した。
一緒に入ったら、
そこはレストランやった。
。
ジャッキーまず頼むんは(どこに行っても)、やっぱりドリンク。
さっきビールをエンジョイしてたので、
ワインを頼むことにした。
。
ブドウの種類は、当然カベルネソービニョンや。
アテは何にしよ。
。
ジーンがここのチーズはオススメやで!
。
ジュジュジュジューと鉄板に乗ってきたチーズ。
これは、めっちゃ旨かった。
チーズ自体の旨さに加え、焼いた香ばしさがプラスされて最高!
、
ギリシャ人経営のパン屋さんへ行った後、
二泊目となる
ジーンの家に戻った。
。
その夜、こんな楽しいことが待ってるなんて、
想像もできひんかった。
- つづく -
アメリカ定番朝食を終えて、
さあ、今日はどこへ繰り出そう。
、
ジーンが、ちょっと天気が心配やけど、
ストリートフェスティバル street festival に行くのはどうやと言うので、
折り畳み傘を持って行くことにした。
着くと、雨がポツポツ降り出してきた。
アメリカの都会では、
道路をさえぎって、
ストリートフェスティバルと呼ばれる簡単なお祭りが、
ウィークエンドにいろんなところで行われる。
。
生演奏を聞いたり、
バザーで、ショッピングしたり、
都会の真ん中で、日曜日をエンジョイできるんや。
。
グリーンシュガーっていうシカゴでは、けっこう有名なバンドが生演奏してた。
天候のせいで、観客ゼロやったので、
ジーンと二人で、ビールを飲みながら演奏を聞いた。
。
もっとたくさんのお客さんで賑わってたやろうに。
テントもパラパラで、たたみだしてるとこも出てきた。
。
せっかくやのに、残念やなあ。
しかたないので、途中で帰ることにした。
。
「せや!ええ案がある。」
とタクシーを止めた。
- つづく -
10月9日にシカゴマラソンが開催された。
それを知ったのは、
シカゴ在住の友人キャッシーからのメールからやった。
、
そのメールの紹介
I am thinking of you today because it's the Marathon.
The weather is perfect!
今日は、ジャッキーのこと思ってた。それはマラソンの日やから。
お天気は、最高!
。
こんなメールもらったら、めっちゃ嬉しい。
この友人がいたからジャッキー、シカゴマラソンを走ることができたんや。
。
ニュースでは、女子の部は福士加代子が3位に入ったとあった。
。
参加者3万人の内、日本人が30人で、
その中にジャッキーと渋井が入ってんねんから、
渋井のこと、友達のように思えてくる。
彼女はジャッキーのこと、全然知らんけど。
また、走りたいなあ。
あの血が逆流するぐらいの感動を経験したいなあ。
そんな日のために、
今日も練習した。
ほんとは、うまいビールを飲むために。
到着日の夜にシカゴブルースとアメリカンウィスキーを堪能するという、
夢のようなアメリカ初日の夜となった。
、
体内日本時間は忘れて、
やっと眠りに着いた。
。
アメリカ到着日の翌朝、
皆(親友のジーン、彼女、息子)と一緒に朝食を食べに行った。
。
典型的なアメリカンブレックファーストをお願いしたので、
オムレツのおいしいお店に行くことになった。
。
4人でその店に入って、それぞれ皆が注文する中、
ジャッキーはようわからんので、
「アメリカ人の一番メインのオムレツは何?」とジーンに聞いたら、
「それはデンバーオムレツやなあ」と。
。
「それもらいます」
せやけどデンバーオムレツって何?
。
ジーンに聞くと、
タマネギ、ピーマン、ハム、ベーコンが入ってて、昔からアメリカでは定番らしい。
。
「何でデンバーって言うのん?」って聞いたら、
「わかれへん。」と。
「何でか知らへんけど、昔からそう言われてんねん。」と。
おもろいなあ。
。
これこそ、アメリカに居ないとわかれへんことなんや。
ジーンが、
「シカゴホットドッグ(トマトケチャップを使わない)も、全米で有名やけど、その由来は何でかわかれへん。」と。
。
そんなアメリカの典型的な朝食をいただいた。
- つづく -