先日、県民の森の職員さんから、『ウラシマソウが咲いているよ』という電話をもらい見に行きました。
実物を見るのは初めてです。思い出深い花なんです。
子供の頃、図鑑をシリーズで買ってもらって方、多いと思います。
我が家でも兄が幼稚園に入る頃に揃えられていたように記憶しています。
今、思い返しても植物図鑑が好きで、よく開いていていました。
その中でも『ウラシマソウ』は、浦島太郎が釣り糸をたらしている姿からつけられたという名前に、興味がわいていたのです。
字が読めるようになると、ウラシマソウには毒があると書いてあり、父に教えてあげたんです。
その返答は、『このウラシマソウは、ヘビの口みたいな花から毒を飛ばし、目の前を通る動物を殺すんだよ』というもの。。。(^^;
その日から、出会ったことのないウラシマソウは元より、似ているマムシ草も、私にとっては恐怖の対象になり、育った牧場の防風林の林縁に大量に咲くマムシ草には、夢でうなされるほどでした(笑)
ようやく出会えた本物のウラシマソウ。嘘つき大魔王だった父(最近そんな嘘はつきませんが・・・)との思い出を、にが~く思い出したのでした。