週末は、佐賀県の嘉瀬川、六角川の河口へ調査に出かけました。
塩生植物の種類は少なかったのですが、貝やカニなどを観察してきました。
有明海は、干満の差が6mほどありますので、満潮時には海水が川をさかのぼり、ポロロッカが見られるとのこと。
ネイチャー佐賀のメンバーで、カヌーでポロロッカ体験をしようと計画が持ち上がっています。
シチメンソウの新芽です。諫早湾の最奥に大群生地が広がっていたのですが、干拓により絶滅してしまいました。
佐賀県では、そんな有明海の植物や生き物を保護する場所がたくさん作られています。
六角川の河口も、保護地区があります。
シオマネキは、近づいてから数分じっとしていると、隠れた穴の中からでてきます。
干潟ばかり気にしていたら、座っている横の石の間から顔を出していました。
他にもトビハゼやムツゴロウも観察してきました。
夏のように暑い日でしたので、遮るもののない干潟の観察は大変です。
六角川河口の本格的な調査は、すでに秋へ先送りになっています(笑)