週末、県民の森のボランティアメンバーで、西彼半島と崎戸町をめぐる研修旅行に出かけました。
ちょうど台風12号が接近中で、長崎は進路から外れていましたが、すごい風でした。
西彼半島は、遠藤周作の沈黙で舞台になった、キリシタンの歴史がのこる町で、ここには遠藤周作文学館もあります。
最初に訪れた城山展望台では、いろんな種類のきのこがたくさんありました。
中でも、いちばん目立ったのが、写真のきのこ、名前はわかりませんが、かわいいです!
西彼半島は、独特の植生があって、歴史でも自然でも、いろんなテーマで歩くことができます。
写真は雪の浦の熊野神社の石段です。
円形状に広がっている石段はめずらしいそうです。参道にはイスノキの巨木もあってよい雰囲気。
西彼半島は教会の方が有名なので、参加者も初めて訪れた人が多く、身近なところにもこんな良いものがたくさんあることを実感しました。
宿泊は崎戸町の突端。民宿海老簀(えびす)でした。
イセエビ漁解禁直後、イセエビの活き造りとお味噌汁には感動でした!
台風の影響で、屋外散策はいくつかあきらめることになり、残念でしたが、その分歴史に詳しいメンバーに、信長~徳川の時代の貿易とキリスト教に対する対応の移り変わり、それに翻弄された人々の歴史をじっくり聞くことができ、おもしろかったです。