叔父が亡くなりました。
73歳だったそうです。家族葬で、近い身内だけで送りました。
春の嵐。冷たい台風のような日の葬儀でした。
集まったいとこの子もそれぞれ成長して、背を抜かされたり、制服がしっくりと馴染んでいたり、当然その分、私たちは年を取っているんですね。時の流れを感じました。
時代を感じることがもう一つ。
骨壺が小さいのです。一見、子供の骨壺かと思うほど。
今は、納骨堂に納めることも多く、もともと全ての骨を持って帰れるわけではないからと、小さな骨壺に入れるようになったのだとか。
それでも、多くの骨を置いて帰ると言うのは、複雑な気持ちでした。
人の営みに合わせて風習は変わっていきます。
あたり前だったことが、めずらしいことになり、忘れられていきます。
風習の変化を感じるとき、ときどき、その方向へ変化していっていいのか?と思うことも。
『絆』という言葉が震災以降 大流行していますが、風習の変化は確実に絆を絶つ方へと向かっている気がします。
いろんなことを考えさせられた一日となりました。
写真はシロヤマブキです。
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