秋晴れの良い天気、久々の調査の手伝いに雲仙市へ出かけました。
あづま牧場から橘湾の眺めです。コスモスもちらほらと咲き始め、風が強くて早朝は寒いくらいでした。
カナクギノキが真っ赤な実をつけています。
冬になると赤い実をつける木は多いのですが、これほど鮮やかな色は初めてで、ほれぼれしました。
長崎の山は植林が多いのですが、あづま牧場の付近は土地が植林には向かなかったようで、天然林が残っていて散策に最高でした。
ダム工事中止の報道で賑わっていますが、『ダム湖畔の美しい自然』という言葉に、少し反論したくなりました。
ダム湖畔は全国各地にあり、決まってカエデの木やソメイヨシノが植えられて、自然に見せかけた大きな人工の庭に思えます。そこにしかない風景ではなくなってしまうと思うのです。天然林の美しさと種の多様性を実感すると、ダム湖畔が自然ではないなと感じるようになります。
同じ木なんですけど、少しそんなことを考えながら眺めてみると、また違った風景が見えるかもしれません。
自然林の写真、いい感じですね!
山は杉の植林ばかりで、それがあたりまえの風景になってしまっていますもんね~。
『ダム湖畔の美しい自然』へ反論をしたくなるお気持ち、解るような気がします。なんか、都合のいいように言ってるみたいに感じます。
ありがとうございまう。共感していただける人がいてうれしいです。
ここの自然林は、久々に気持ちのよい森でした。
照葉樹林は、真っ暗になりがちなのですが、この森は順繰りと世代交代をしていて、あちこちにぽっかり空いた空を目指して、若い木々が競争していて、スポットのように緑が現れますし・・・
残っていってほしい天然林です。
今度の日曜(9/27)は連荘となりますが、多布施川の秋の水辺の観察会です。
今回は子供も十数名集まり楽しい観察会が出来そうです。
この分野はあまりお得意じゃないので、今回、私の方がどんな観察会になるのか見えないところもあり少し不安です。
子供の人数が集まれば大方はうまくいくとは思いますが・・・。
このところ子供を集めるのに少し苦労する事が多かったので、
今回は私も子供たちと一緒に楽しく遊ばせて貰う事ができると楽しみにしています。
どんなにしっかりした造りでも、予想をこえる自然災害があることを知るべしで、人口減、農地減で本当に必要?と誰もが思う。
えっ?苦手な観察会があるのですか???
オールマイティーに見えますが!!!
27日は、県民の森の定例会議で参加できません。
あちらもこちらも、仕事山積みで、首が回らないです(・・、)
ネイチャー佐賀の観察会も、参加者が安定してきて、すごいですねぇ
皆様の頑張りの成果ですね。
このブログでよければ、イベントのお知らせをしますので、
『うさぎ、PRしろ!』と一言ください(笑)
なんだか、ダムの問題は、あまりにも長期になりすぎて、何が必要で、何が大切なのか。見えなくなっているように感じます。
住民の反対派も賛成派もかわいそうに見えてしまいます。
豊かな森も、生態系も、一度壊したら、絶対に元には戻せませんから、慎重な話し合いを望んでいます。
確かにダム湖の周囲は年月がたつにつれ、さも自然の山々のように、みえてきますね。そうじゃないことはよく見たらわかることだし、照葉樹の自然林が保水する雨水とまさに植えた樹ばかりの人工林の山肌からの濁流は同じものじゃないはずです。ダムに何年もの間に貯められたその水を放水するのですから、考えただけでゾッとしてしまいます。川下りしてもそんな水の中に沈したくないです。怖いです。
すいません。ついつい・・・
よく見ればわかることなんですけど、その見方がわからない人も多い現実がありますよね。
>そんな水の中に沈したくないです。怖いです。
実際に触れている人の声は、重要ですよね!
その怖さ、わかるような気がします。。。