5月2日、黄金週間の真っ只中に、長崎県福島町へいつものごとく調査のお手伝いへ行ってきました。
福島町は、長崎県松浦市なんですが、橋が佐賀県肥前町にかかっているので、ほとんど佐賀県な長崎県です(笑)
棚田百選にも選ばれているという「土谷棚田」です。
山の中の棚田と違って、海岸ぎりぎりまで田んぼがあって、ちょと不思議できれいな風景でした。
海岸はこんな感じ。照葉樹林の芽吹きと、椎の木の花の色で色とりどりの海岸林がとてもきれいでした。
ラッキーなことに、クサフグの産卵に出くわしました。すごい数のクサフグが集まっていて、感動しました。クサフグは毒があるということですが、こんな浅瀬に集団で、水もきれいなので鳥に狙われないのかな?と不思議な気もしました。
波に乗り遅れると、しばらく浜に転がっていて、強い波が寄せるのを待っています。
私が見ている限りでは、ちゃんと皆海へ戻っていきました。
海岸はやはりコンクリートで固められている場所が多くて、美しい自然の海岸線はあまり見れず残念でした。
島は、トベラの花が満開で、他にもオオデマリやセリ科の花などが咲き乱れていましたが、花に集まる虫が少ないと感じました。
ミツバチの減少がニュースになっているのも、何か同じ原因なのかな?と心配になっています。