1985年発売のジャノメ ロック782です。
突然動かなくなったという事で修理依頼をいただきました。
焼き付きや油切れで動かないのだろうと思いましたが、はずみ車が全く回らない訳じゃ無く、半回転くらいは抵抗なく軽く回りました。
「何かが引っかかっている?」
そんな感じでしたが、どこにも引っかかっているところは見つからず、やっぱり油切れかと・・・
分解して可動部分に注油しましたが中々改善してくれません。
よくよく見まわして、まだ注油していないところをようやく見つけました。
お客様に、「直りませんでした。」と届けなきゃならないかと思いましたが、そこに注油したら順調にミシンが回るように成りました。
ルーパーと針のタイミングが狂っていましたのでそれも調整して、きちんと縫えるように成りました。
全く動かない油切れは何台か修理しましたが、動くのに引っかかるような油切れは初めての経験でした。
直ったミシンをお客様にお届けできることにホッとしております。
壊れかけのミシンが、せしおさんの前に来ると形無しですね。急に良い子になったりして。(^^)V
それにしても、お客様を大切になさる姿勢は、ステキ!です。
どこに差せばいいのかまったく…(。-`ω´-)
直ってよかったです!
お客様第一は、某政党みたいに口ばっかりって訳に行きません(笑)