cogito ergo sum

日々の雑感・料理レシピ・KinKi Kidsに関することなど…
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よむよむ。*グリルしたサーモンと黒胡麻&チーズのリゾットミントオイル風味*

2009-04-06 | Weblog
[レシピ] ブログ村キーワード

4月初めの月曜日。
今日入学式を迎えられた方も多いんでしょうね。
新しい人が入ってくる、
それは本人にとっても大きいことだし、迎える側としても、やっぱり新しいものと出会う、
新しい風、空気が入ってきて、また新しいものが生み出されてくる、
そういう特別なこと、
そんな小さな奇跡があちこちでたくさんおき始めているときなのだと思います。
なにはともあれ、おめでとうございます、と、
これからたくさんのものに出会って、世界に触れて、自分を生きてほしい、
これは自分自身にもですけれど、
エールを送りたいな、と思う今日です。

という今日はごろ合わせでは4と6で4(よ)6(む)、読むの日、
新聞を読む日、という記念日になっているのだそうです。
ということで、
私の新聞に関する話、思うところの話をちょっとしようかな、と思います。

新聞は今とても苦しい分野となってひさしく、
購読する人も減って、メディアとしてもテレビのニュース、ネットニュースに移行。。。
ということが言われていますが、
私はやっぱり新聞は新聞の意味がある、と思っていて。
確かに1日1度、ま、夕刊を入れて2度、という更新になるし、
ニュースをまとめて、記事にして、印刷して、配達して。。。
という行程を経ることになるので、確かに最新、スピードという面では、他のメディアに劣ってしまう。
だけど、そうして様々な人の手を経て、深い議論を含めて、繰り返し読むことのできる活字となって、人の手を介して届けられる。。。
自分が普段触れない世界もそこにはきちんと広がっていて、それに総合的にさらされることによって、見分が広がる、考える力がつく、
表現しきれない部分もありますが、少なくともこうしてあげた部分は新聞にしかない良さ、他では代替できないモノと言える点だと思います。
テレビのニュースは手軽だけど、聞き流してしまう、
臨場感やその効果にあまりにも強く感情が引っ張られ、自分の意見を冷静に形成しにくい、
理解できなかったポイントがあったときでも、つい調べないままになってしまうことも多い、
即時性の代わりにそういう点は落とし、
遠くのものを手に取るように、というダイナミクスに夢をかけたテレビの特性のために、直感に訴える、それ以上は考えない、
ニュースの娯楽化、
逆説的に生じるリアリティのないふわふわした感じ、
そういう問題点もはらんでいる、
それだけをニュースソースとしたとき、と考えたときには危険も多い、
そういうメディアだと思います。
ネットのニュースは関連することは簡単に調べられる、
いつでもチェックできる、字で読み、自分のペースで考えられる、
そしてもちろんの即時性、膨大な量、
その点は言うまでもなく、最高のメディア。
だけど、膨大すぎるが故に、手軽ゆえに、自分の関係する、興味のあるところにしか目を向けない、
偏った意見でも、つい口当たりの良いほうで…と流れてしまいがち、
ピンポイントでの知識は高いけれど、考えないことは考えない、
そういう危険性もある、
かなり自分で気をつけていても、やっぱり自分を振り返ってみても思うように、見たくないものは見ない、
興味のあることは深く深くたどる、
そういう傾向が否定できなくて。
ニュースというもの、世の中というものを考えるのには、これだけでは不足、ということも確かなように思います。
だから新聞にはそういうところを補うものであってほしい、
知らなかった世界へと目を開かせるきっかけを提供し、
見たくない世界も見せ、
新聞としての意見、そしてそれに対立する意見も積極的に掲載し、
誰でもが気軽に参加できる世の中の議論場、知の戦う場、じっくり読み考える場、
そういうものとして生き残ってほしい、
そういう新聞を読みたい、と思ったりします。
だから様々な意見を掲載するコーナー、
じっくり意見に耳を傾けられるようなまとまった読み物、
そういうものがもっと増えていってもいいんじゃないかな、と思います。
人の手を介するというその温度も残してほしいもののひとつですね。
新聞をとらない、という方も多い世の中だと思いますが、私はどうしても新聞は欲しい、
生き残ってほしいメディアだと思っています。
子ども用の新聞とかもとってもらってたなぁ。。。
懐かしい
新聞に書いてあることを理解する、
っていうのはなんかオトナ~~
という印象があって。
あこがれもありましたねぇ。
…変な子?!
そう思うと昔から好きなタイプの人間だったのかもしれませんが(笑)

新聞の苦境を伝える話題が近年本当に多くて、
その無理もないかと思えてしまう状況、それに心を痛めつつ、
こんな時だからこそさらに新聞には奮起してほしい、
より“濃い”新聞を届けてほしい、
そんなふうに思っています。

毎日ね~、ひろげる習慣が失われるのは悲しすぎます。
考える習慣がなくなるのは悲しすぎます。

入学と一緒に、新聞デビューというお子さんも、
…増えていってくれたらなぁと思うのですが。。。
そんなちょっと背伸びが美しく映える世界、
世の中の活力も、底力も、
そういうところから生まれてくる、
んじゃないかなぁ。。。
とも思ったり。
新聞社のまわしもんではありませんが(笑)

時代の打開する力のなさ、
なんとなく~ですんでしまう生ぬるさ、
なにかを求めているのに空をつかむばかりの空虚感、閉塞感、
そこにはやっぱり考える力の不足、
悩みぬく力の不足があるような気がして。
そして、それが新聞の衰退、新聞離れにもあらわれているような…
それですべてが解決するとは言わないまでも、
このままいくと考えることを放棄してしまった人があふれて、この世の中はどうなるんだろう。。。
なんとなくこれでも生きられるや、
そんな人だらけになったら…
そう思うと恐ろしい、そんな社会には生きたくない、未来がない。

新聞にも変わってほしいし、受け取る側も変わらなきゃと思う。
この衰退もその転換期、チャンスになってほしい、
自分自身も反省しつつ、そう願っています。


今日のレシピです

・グリルしたサーモンと黒胡麻&チーズのリゾット ミントオイル風味 …①
・茄子とズッキーニ、サラミのカルパッチョ仕立て …②
・レンコンとセロリのオリーブ炒め …③


①の作り方



1 玉ねぎをみじん切りにする
2 1とそば米、米、押し麦を炒める
3 コンソメスープを注いで煮る
4 軽く芯が残るところで、生クリームを加え水分を飛ばす
5 塩こしょうで味を調え、黒胡麻を加えて混ぜる。熱いうちにたっぷりのパルミジャーノレッジャーノをおろしたものとバターを加えてリゾットを仕上げる
6 サーモンは塩をして、皮目からソテーする
7 5を皿に敷き、6の魚をのせてミントオイルを回しかける
8 胡椒を挽き、薄くスライスしたパルミジャーノレッジャーノ、サラダほうれん草のミニリーフを添えて出来上がり


②の作り方



1 茄子とズッキーニは薄切りにし、蒸す
2 サラミは薄くスライスする
3 バルサミコ酢を煮詰める
4 1、2を皿に並べ、刻んだナッツ、3、岩塩を散らす


③の作り方



1 レンコンは厚めにスライスする
2 セロリは葉も一緒に適当に刻む
3 みじん切りにしたニンニクと1、黒オリーブを炒める
4 塩で味を調え、2を入れてさっと炒め合わせる
5 器に盛って一味唐辛子をアクセントにふる


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マレーシアGP。

2009-04-06 | Weblog
1日あけまして…マレーシアGP感想レポです。
気温30℃、路面温度37℃、天候くもりでのスタート。
さすがにマレーシアはもうこの時期でもかなりな暑さですね(^_^;)
スタートではレッドブルのベッテルが前回のペナルティで10グリッド降格、ブラウンGPのバリチェロが5グリッド、それぞれ降格からのスタート。
PPは前回オーストラリアと同じ、ブラウンGPのバトン。
この快進撃はどこまで続くのでしょうね。。。
なんだかいまだに不思議な感覚がしますが、そろそろ下剋上、奇跡ではなく、
本物なのだということを証明、
でしょうか。
マレーシアといえば、やっぱりトヨタにも期待は高まりますよね。

そんなスタートでしたが、バトン、トヨタのトゥルーリはそろって出遅れ。
それに対してウイリアムズのニコとルノーのアロンソ、ライコネンがいいスタート。
アロンソのルノーはKERS搭載ですね。
今シーズンから搭載することに対しては多少疑問も感じますが、それはともかく、やっぱりアロンソはさすがな走り、
昨シーズンもそうでしたけど、苦しいなかでも、どんなに状況が変化しても、
変わらぬ底力というか、強いドライバー、確かな技術を感じますね。
どこにいても、こういうドライバーはやっぱり応援したくなる、改めてよさを感じるひとりだな、と今回も感じました。

でも、やっぱりマシンのビハインド、かなり燃料を積んでのスタート、
どうしても不利…
やっぱり出遅れていたブラウンGPの2台にかわされてしまいましたが、粘りもなかなかに見ごたえを感じました。

かわされてからはペースが上がらず、トップ集団とそれ以降との差がみるみる広がり…
まぁ、うしろはイライラしたでしょうね。
なんとかようやくライコネン、ウェーバーがアロンソをオーバーテイクしたけれど、かなりの差。
ギャップを保ったままの前方では急激にバトンがトゥルーリに迫って。
ここで上位勢ベッテルから次々とのピットイン。
バトンはここで逆転し、トップに躍り出ました。
なかなかうまいなぁ、と思ってみていましたが、ここのピットインで一番の驚きだったのは、やっぱりフェラーリの大ギャンブル。

豪雨の予報とぽちぽちと落ち始めた雨を受けて、いち早くライコネンをウエットタイヤに。
一気にウエット??

これで、天候が素早く豪雨になっていれば結果も違ったのだと思いますが、そうはいかず、しばらくは本格化しない雨。。。
ひとりウエットタイヤのライコネンは当然のようにずるずると順位を落とし
まぁそれだけ勝負に出なければならない苦しい状態に、今のフェラーリがあるということでもあると思うのですが、
ちょっと残念でしたね。。。

バトン、ニコ、トゥルーリ、バリチェロというトップで後半へとさしかかったところで、徐々に降り始めた雨。
これはさすがに豪雨が来た??と私も思いましたが、
各チームもそう予測、だったのでしょうね。
各マシンそろってピットインでウエットへ。

ところが雨脚はなかなかそれ以上強くなる気配がない。
ただ一台最高のタイミングで浅溝のタイプ、インターミディエイトの雨用タイヤを装着していたトヨタのグロックは当たりでしたね~。
ここで伸ばしたところはとても大きかったと思います。

あまりの差の広がり方に耐えきれず追随のカタチで、もう一度ピットインして同じインターミディエイトタイプに履き替えるマシンも出ましたが、
その直後に雷は落ちるわ、まえは見えない、オンボード映像なんて真っ白ですけど??な勢いの大雨。
かなりあわただしくレースは動き続けて、各車一斉にウエットへ再び履き替え。

もう何回ピットインしたっけ??と言いたくなるようなあわただしい展開のなか、
唯一1度のピットインで済ませていたハイドフェルドはその利を得て、2番手に。
耐えた甲斐があったというか…当たりでしたね。

このままレースは続行されるも、雨の激しさは留まることを知らず、視界がまったくきかない状態に。
残り25周でセーフティカー導入。
残り24周のところで赤旗中断。

しばらく様子を見ていたものの天候状況の好転は見られず、このままレース終了宣言。
セーフティーカー前、31周終了時点の順位でレースが確定し、
終わってみればバトンが2戦連続のポール・トゥ・ウィンで通算3勝目。
ブラウンGPにとっては、F1世界選手権初年度1950年のアルファロメオ以来のデビュー以来2戦連続優勝ですって。
まさかまさか、のすごいことですよね。

以下はハイドフェルド2位、グロック3位で昨年のハンガリーGP以来自身2度目の表彰台。
トヨタは開幕から連続での表彰台ですね。
ま、もっと上を狙っていたかも…ですが。

規定周回の75%を満たしていないため、各ポイントは半分ということですが、なんかやっぱり中断、という終わりはすっきりしないですね
やな終わり方です。
中断間も、このままでは終われないという空気、このまま終わってくれたらラッキー、みたいな空気…
なんとも言えない各思惑がふわふわな気持ちの悪い感じが流れていて。
こういうのはやっぱり私は好きじゃない
天候に左右される、そのなかで、その不確定要素のなかで戦うというおもしろさ、
それももちろんあるのだけど、
やっぱり、あんまり荒れるレース自体も好きじゃないのかなぁ。。。
自分で分析すると(笑)
…デス。

この時期のマレーシアの夕方の豪雨、これは十分に予想される、
かなりの確率でこういった事態が考えられたことであり、
やっぱりヨーロッパのファンを考慮ということで、打ち出されたこの時間での開催自体にも疑問を感じてしまったり…
言っても仕方のないことですが、なんとなくこう。。。言いたいことを残すレースでもありました。

これは自分が悪いことでもあるけれど、
日本としては放送時間が深夜で、先に結果がニュースサイトで紹介されてしまったこと、
そのタイトルを見ると、ついネタばれ分かっていながらクリックして見てしまって、楽しさ半減
これもねぇ。。。
ちょっと何とかしてほしいポイントだったりはします
せめてポップアップには具体名、結果の分かるような書き方はしないでぇ~
…そうなっていれば、なんとか誘惑に勝てるかも、
結果を楽しみに取っておく選択も、私にもできるかもしれないので...(^▽^;)

ま、勝手なハナシですが、そんなことも思います。

赤旗中断で終了、
私は実際に見たのは初めて…のような気がします。
ガラリと変わる、大きな波乱連続の今季のF1。
こんなところもまた異例ずくめ、
良きか悪きかはまた別問題に、F1史上に残る一年になりそうな予感です。


素人の雑言ですが、今季も気ままにアップしていくつもりなので、楽しんで読んでいただけるとうれしいです。

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